フェルオノ「ん、ネイはなンか勘違いしてるみてーだなァ。
オレサマの躰はオレサマのモンだぜ？
マナ生物の躰を生贄に扉を開いて――」

エリサ「――フェル、余計なコトは言わなくていいの。
ま、そういうことだから微妙に在り方は違うんじゃないかしら〜？」

エリサ「近い云々で言えば、レオンは合成獣に近いでしょうね〜。
ベースはマナ生物だけど、もうイロイロ混ざってるし、それとは別にアタシの血が混ざってるし〜。
基本的な扱いは合成獣と同じで問題ないと思ってるケド。」

レオン「そこのヒトはともかく、マスターに我慢できなくなるということは、ありませんよ。
そう言ってもらえるのは嬉しいですが、僕は出来ることなら全員一緒が、いいです。」

フェルオノ「ついでにオレサマの邪魔をしても同じーッ！
で、ナニ？こっちになんかお宝があんの？
まあ連中はぶちのめしてやったし、しばらくは邪魔者なんていねーンじゃねーの？」

エリサ「ニンゲン、ねえ・・・。
アテにならないって言うか、そういえばウチの面々にまともなニンゲンっていないわよね〜。
いたらいたで、可哀想な気もするケド。」

ネイ(55)からのメッセージ：
ガロ「やっぱり天然か…わざとじゃねぇぶん逆に厄介だな。
　　　ま、レオンももう少しすりゃ自分がなに言ってるかわかるんじゃねぇか？」

サン「冗談で言ってるのかしら、それとも、本気で言ってるのかしら。
　　　まぁ、どちらにしろ、そのうち味合わせてあげるわ………嫌というほど、ね」

ネイ「そうですね…私も習慣になっているので急に呼び方を変えるのは難しいですね。
　　　しかしまぁ、本人が呼び捨ての方が良いというならその方が親切かもしれません」

ネイ「宝玉については結局なにもわかりませんでしたが、まだ残っているのでしょうか。
　　　もし以前と同じものだとしたら、強力なマナが発生するはずなのでご注意を」

ガロ「しかしまた増えたか。わざわざ連れてくなんて意外と趣味悪ぃんだな。
　　　フェルの野郎といい、姉ちゃんも嬢ちゃんも男運はなさそうだな…」