レナーテ(385)からのメッセージ:
マリア「無駄な出費は避けたいものですね。安全運転大事! 実験機器を壊したら……始末書や減給で済めば良いですけど……。 いや、保険とかかけてはいるのでしょうが>璃珀さん」
レナーテ「既に五年ほど前から『維持費が勿体無いから一部は外部委託してしまえ』と言われていてな……。 緊急時に自前で検査できる能力を確保しておくのは重要だと思うのだが>ミィ殿」
レナーテ「当市の浄水場は、同規模の施設の中でも機器が充実している方らしい。 今年度はその操作方法について本格的に学べるかと思っていたら異動になってな……残念だ」
マリア「さて、このたび私は児童福祉に異動になりました。 完全な不可抗力で支出が1000万円単位で増えて財政に「どういうつもりだ!」と怒られ 「1000万円とか誤差範囲ですよー?」と説明する羽目になったり トップクラスの予算を誇りながら保育園の電気料が数千円増えて右往左往したり そんなかんじのとてもたのしいしょくばです」
マリア「私の初仕事は、出先機関のコピー代が払えないため予算の流用をかけるというものでした。 コピー代がいくらだったかって?……90円ですよ。 おかしいですよね。私の受け持ち予算は8億円あるのに。 そんなかんじのとてもたのしい(ry」
マリア「……おっと、すみません。つい愚痴を言ってしまいました。 今回はそんな児童福祉の現場から、保育所運営費についてのお話です」
マリア「市は市内の私立認可保育所に、利用している児童の人数に応じてお金を支払っています。 その金額は、保育所の定員、所長の設置の有無、、職員の経験年数、延長保育や病児・病後児の受け入れの有無、寒冷地かどうか、場所が都市部かどうか、等々の要因で決まります。 ちなみに、基本的に定員が多いほど児童一人あたりの保育単価は下がります。 あ、『単価』とか言うな!とお叱りを受けそうですが、法律用語なのでどうにもなりません」
マリア「さて、それら全てを考慮して結局一人あたりいくらくらいになるでしょう。 当市のA保育所(定員60人、所長設置、延長保育有)を例に取ると、乳児が一月あたり175,140円。 そして1〜2歳児が107,320円、3歳児が56,700円、4歳以上が49,990円です」
マリア「巨額の予算が必要になる訳も、1000万円単位の補正が誤差なのも、予算規模は凄いのにちょっとした出費で右往左往する理由も、これでおわかりでしょう。 乳児が一人、四月から保育所に入れば200万円出費が増えます。五人入れば1000万円。 そんな出費が突発的に発生する可能性があるので、それに備えるため他の部分は圧迫されるという訳です」
マリア「まあ、最終的に運営費は県や国も補助してくれるのですけどね。 運営費から保育料を引いた額の50%を国、25%を県、残り25%を市が負担します」
マリア「今回はここまで。 ところで、乳児と1歳児の支給額の違いに驚いた人も多いのではないでしょうか? 次回はそれにより生じる問題についての話をしましょう」
ミィ&仁義(222)からのメッセージ:
ミィ&仁義「名前の由来一つとっても面白いもんですねぃ。「さび助」は確かにかわいらしい。」
ミィ&仁義「専門職じゃあないですが、ちょっとした小ネタ。ラックスマンというオーディオメーカーはどんなに古い機械でも、維持でも直してこようとします。 ヤイリギターなんかは永久保障をつけていたりしますねぃ。簡単に保障や修理を打ち切るメーカーが多い中、貴重なところです。」
調(1554)からのメッセージ:
調「現代の技術も捨てたもんじゃないんだぞー、と胸を張って言える様になりたいなぁ」
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