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探索24日目 基本行動の宣言を確認しました。
「生産行動」の宣言を確認しました。 |
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まさに――絶体絶命。 動きを封じられ、敵の位置も掴めず、敵の刃は完全に僕を切り裂ける態勢を整えている。まさに王手詰み。 膝をつき顔を伏せる僕に、勝利を確信した哄笑が降り掛かる。 ふと、わずかに首を後ろに曲げると……まるでそこだけ周囲から切り取られたかのように、優雅に立ち尽くす仮面の淑女。 そのヴェールに覆われた仮面が、その時表情を変えた――いや、その優雅さを崩して大きく身じろぎした。 「――――――――!!」 仮面の下から、まさしく絹を裂くような甲高い悲鳴――絶叫とも言うべき声が鳴り響いた。 決して近い場所にいない僕の鼓膜さえずきりと痛むほどの音量。僕を捉えたはずの“人形使い”さえも、その一撃を振り下ろすのを中断せざるを得ないほどのものだった。 「ち、何事だこの邪魔者め――」 「……――」 “人形使い”の声が僕の影の中から訝しげに響く。 と、その気配がわずかにたじろいだ。 『笑面』が、よろめきつつもその指先を僕の足元へ――つまりは、そこに潜んでいるであろう“人形使い”へ――向けたのだ。 その仮面の表情は、心なしか怒りに震えているようにも見え―― 「……やってくれましたわね、マリウス=ヨハン」 “人形使い”の名前を、ゆっくりと読み上げるように呼び掛けた『笑面』。 明らかに、その声には敵意が……もっと言うなら殺意が、滲み出ていた。 「勝手なそちらのご都合で、人を裏切り者呼ばわり…… そのくせやっていることは、貴方こそ「裏切り」に相違ありませんわ! 『殺面』への「この仕打ち」、遠くにいるからわたくしにわからない、と思われては心外ですわね――」 わずかに“人形使い”の気配が動揺するのが、僕にも伝わってきた。 よく判らないが、どうやら先程の「悲鳴」は、『殺面』――主教異端派の闇組織《断罪の双面》を統べる男――に何らかの異常事態が起きたことを示すようだ。そして、その原因が今ここで対峙している“人形使い”にある、とも。 「……ふん、そんなことはどうでもいい。 今ここで“紅”の首を取り、お前も始末してしまえば何も問題はないからな。 皆、このボクの軍門に下るがいいさ……!」 改めてその殺気が膨れ上がる。 どうやら、先に僕を始末すると決めたらしい……万事休すか。 しかしその時――僕の目が、視線の先にある仮面の淑女のかすかな動きを捉えていた。 僕の足元を指差していたはずの指弾の先が、今は僕自身を指していることを。 そして、その指が、ゆっくりと向きを変え――『笑面』自身の背中に、すいと向けられた―― 「……!!」 もはや一刻の猶予もない。 一縷の望み、わずかな閃きと運命の気まぐれに賭ける。 何より僕の「直感」が、それが最善の策だと告げていた。 足を封じられて振り回すことさえままならぬ腰の剣と広刃短剣には見向きもせず、背中に差していた短刀を一挙動で抜き放ち――僕は、自分自身の背中目掛けて逆手にそれを突き立てた! 「――“紅蓮発火”(Vermilion-Ignition)ッ!!」 すでに袖口から抜き出していた火薬が、切っ先の逆側に仕込んだ溝によって生まれる火花に着火し…… 僕の背中が、轟音と共に爆裂した。 「グ、グアアァァァァァッ!!?」 爆発と共に足の戒めも焼き飛び、衝撃で吹き飛んだ僕は、しかし素早く転がって体勢を立て直した――膝立ちになった僕のその視界に入ったのは、さすがに目を疑うような代物だった。 ぐええ、と爆発の衝撃に悶える「それ」は……まるで出来の悪い手作りのマリオネットの骨組みだけをそのまま人間大にしたかのような、漆黒の金属人形だった。 手足も胴体も細長い骨組みで、関節はこれも束ねた細い糸が繋ぎ……その首の上でもがく表情、それを浮かべる頭だけが変にリアリティのある人間っぽいもので、あまりのアンバランスに気味が悪くなる。 自在に操れる糸と腹話術のような技を使ってあたかも「影に潜む」ように見せかけ、本体は僕自身の背後にくっついていたというわけか。わかればどうということのない手口だが、正直『笑面』の見せたヒントがなければ危うかった。 「東方には、人の背中にしがみついて動きを封じる魔物がいると聞くが…… 君も人間をやめてそういう魔物の一員になったか。嘆かわしいことだな」 「……ク、クク。……くだらんね! ボクは伝説になるのだ……凡百の人間ごときと比べられるのがそもそも不愉快だッ!」 ぐらぐらとその身をよろめかせながらも、再び黒い刃を僕目掛け差し向けようとするが……そのいくつかは力無く地に落ちる。 特殊な調合によって指向性の発火・爆発を起こせる特別製の仕込み火薬が、“人形使い”の生命線でもある「操り人形」用の糸をも相当数断ち切ったのだろう。刃だけとはいえ、あれだけの数で僕を囲んでいたのだから当然ではある。 僕は手の短刀――ここぞという時には必ず力になってくれる、船乗り用のナイフ――を背中に戻し、改めて腰の剣を抜き放った。 先日僕の手の中に蘇った、宝剣クレス・ズィルガ……ルガーノ神父によって調達してもらった一級品の刃が、ぎらりと銀の光を照り返す。 「君はもう十分に伝説となったろう。君に殺された人々の数を思えば、足りぬはずがない。 ――終わりにしたまえ。幕を引くときだ、“人形使い”マリウス」 があぁ、と唸り声のような絶叫とともに数条の黒い刃が僕に襲いかかる。 だが、その時僕の身はすでに3歩先へ「ずれて」いた。 新たな刃が向けられるまでのわずかな時間に、僕は瞑目し、柄にもない祈りを唱え…… 一歩、踏み込んだ。 ――其は穢れなり 蒼き海よ其を洗え 紅き光よ其を照らせ ――そして許し給え! 「――“紅の審判”(Climson-Justify)!!」 2歩目を踏み終えた、僕の背後で…… 糸の切れた操り人形のように、黒き傀儡の主がゆっくりと地に崩れ落ちた。 ぱち、ぱち、ぱち。 「お見事ですわ、ジャスティさま。 さすがは一騎当千の武装商船を率いるお方」 振り返った僕の視線の先で、仮面の淑女が楽しそうに白手袋に包まれた手を打ち合わせる。 僕は、しかし注意深く新たな気配のないことを確かめつつ、ゆっくりと息を吐いた。 「……これも「予定通り」、とはまさか言わないだろうね。 確かに助かったが、とはいえ先程の口振りでは遅かれ早かれ……という感じだったし」 「とんでもありませんわ! わたくしが予定していたのは、ジャスティさまとの会談と“人形使い”の襲撃は別々にするように、との打ち合わせだけ。 約束を破ったのも、裏切ったのも、すべて向こうからのことですわ」 まぁ心外、と言わんばかりにぷりぷりと怒った口調で説明する『笑面』。 そこには相変わらず敵意はなく、僕もやや警戒を解いた。 「それは失礼。 ……ともあれ、邪魔者はとりあえず失せたわけだが。さすがに今から気分を切り換えて……というわけにもね。 続きはまた後日――そういうことでいいかな?」 「そうですわね、構いませんわ。 今だと、こちらがお詫びしなくてはいけない立場になりかねませんものね」 残念そうに、しかしくすりと微笑みつつ『笑面』が言った。 「それにしても……ジャスティさま、背中のお怪我は大丈夫ですかしら? あの爆発、大層派手に見えましたけれど。 “人形使い”があれほどのダメージを負うたくらいですもの」 「あぁ、心配には及ばない……気にしていただいてありがとう。 一か八かとはいえ、自分で自分にトドメを刺すほど間抜けではないさ。 では、またいずれ」 実は火傷こそ免れているもののかなりの熱傷を自覚しているが、それはおくびにも出さず僕はにこやかにそう言った。 そして、くるりと踵を返してその場を離れる。 心配なのは――ルビィラに悟られないように治療を済ませておかないといけない、という事くらいだ。 それ以外は……さほどの事は、ない。 すべて――計画通り。 遅ればせながら、爆発を聞きつけていくらかの野次馬が集まってきた。 しかし、そこには僕も『笑面』もおらず――わずかに焦げた地面の他は、何も残っていなかった。 倒され力尽きたはずの“人形使い”の抜け殻も、また―― 何、ひとつ。
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![]() | Message |
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【パーティメッセージ】
レキ(259)からのメッセージ:
ギュス様(833)からのルージュの伝言:
カカオ(1370)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | なかのひとがいる |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | りすじお応援してるよ! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | (左手薬指に指輪が嵌っている) |
ルビー(190)からのメッセージ: ![]()
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![]() | Main |
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愛称を自分色に染めました! お気に入り/コミュニティ枠を 1 増やしました!
ブレィヴェリス に技回数を 3 振り分けました!
スパイスたっぷり煮込みじっくり海鮮カレー を食べました。
武具に “虚月”クレス・ズィルガ を装備!
【大乱戦参加メンバー】
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訓練により 敏捷 が 21 上昇しました!(能力CP - 21 ) 訓練により 天恵 が 9 上昇しました!(能力CP - 6 ) 訓練により 天恵 が 9 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 天恵 が 10 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 剣 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 16 ) 訓練により 剣 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 17 )
技 ダブルエッジ を修得しました!
贅沢な保存食 を買いました。(- 300 PS)
レキ(259)の所持する 普通の保存食 を 普通の保存食 に合成し、 プニプニ枝 に変化させました! おいしい草 を 気持ち悪い薬品 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました!
ルビー(190)に、 贅沢な保存食 を料理してもらい、 藤花ちゃん印のカレーとデザート抹茶アイス を受け取りました。
レキ(259)の所持する 翌檜 を消費して ツェルベルスの瞳 Ver.ガレキの鐵鎚 に効果付加し、 命中LV3 の付加に成功しました。 B2F Y-25 魔法陣〔傍観者〕 に移動しました!
X-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
破戒者セナ(1275)の声が届いた:![]()
棺桶(1115)の声が届いた:
メビュースちゃん(1091)の声が届いた:
文芸少女YUKI.N>(992)の声が届いた:
あまいい(977)の声が届いた:
アスカ(900)の声が届いた:
ロウヒ(662)の声が届いた:
バンガンロー(605)の声が届いた:
こおり(555)の声が届いた:
くろ(384)の声が届いた:
ノイバー(245)の声が届いた:
アリシア(236)の声が届いた:
キノコ(180)の声が届いた:
ナシュア(117)の声が届いた:
ミス・ゴロンボ(63)の声が届いた:
『自制』の紅葉(12)の声が届いた:
三佐(1474)の声が届いた:
愛の伝道師イカルド(1473)の声が届いた:
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![]() | Next Duel |
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【パーティのデュエル行動】 * ジャスティ(369) : 誰かに練習試合を申し込む ジャスティ(369)の設定が選択されました!
ランダム選別による練習試合が発生!
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壁に寄り掛かるように全身が黄色の人(?)が座っている。 手にはとても綺麗な水晶の鍵を握っている。 腹部には横書きで「サレミレ」と読める字が書いてある。 「・・・・・・・・・。」 瞳を閉じていて、微動たりしない。だが息はしているようだ。
一歩近づく。 すると突然瞳が開き、ムクッと起き上がる。 「・・・おはよう。」 右側の壁からすぅー・・・っと赤色のアルミルが現れる。 (この戦闘に勝利できなかった場合、戦闘終了時にW-23に強制移動)
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![]() | Next Battle |
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イベント戦が発生!
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![]() | Data (第23回 第25回) |
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ENo.369 ジャスティ=リハウンド |
各種宣言を行なう >> |
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ENo.190 ルビィラ=リハウンド ![]() ![]() ![]() ENo.259 レキサンドラ・ルガーノ |
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[PL] 七星 昴 |
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