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探索14日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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「そういえば私聞きたいことがあったんです」 とある疑問を解決すべく私はオハンに向かって声をかける。 [ン?ナンダ?] 「あなたの声って何でそんなにこう……機械音っぽいんですか?」 そう。ずっと不思議に思っていたのですがオハンの声は普通の音声とは違い、少しくぐもった感じなんですよね。 「正直、聞きづらいんですけど」 [イヤ、俺モ何トカシタインダガ……] オハンはうーん、と唸り声を上げる。 [昔ハモウチョット自分デモ聞キ取リヤスイ感ジダッタンダガ、原因ハ……ホレ、アノ婆サン覚エテルカ?] 私は一人の老婆を思い出しました。 随分前に立ち寄った世界で出会った偏屈な老人。 召喚術において、その世界では右に出る者はいないとまで言われた方でしたが、色々とトラブルメイカーだったようで。 私もそのトラブルの一つに巻き込まれてしまいました。 何とか解決し、そのときにお詫びと言って譲り受けたのがオハンだったわけです。 いきなり喋りだした時は随分驚いたものです。 オハンの問いに頷くと昔を思い出すように語り始めました。 [アノ婆サン、何カト便利トカ言ッテナ。俺ヲ家ノドアノブニ引ッ掛ケタママ、云十年放置シヤガッテ] 云十年……。 一応オハンクラスのマジックアイテムはS級くらいのレアリティーはあると思うんですが。 本人は叫ぶだけで実害はないのでよく持っていかれなかったですね……。 [最初ノ頃ハソリャア張リ切ッテタワケナンダガ、後半デばてタノト、長イ間雨風ニ晒サレタノモ原因デ何時ノ間ニカコンナ声ニナッテタ] なんというかあのお婆さん、ホントに一筋縄ではいかないですね。 「どうにか直らないものですかね」 [ト言ワレテモナァ……] 二人して悩みます。 あ、そうだ! 「いい案を思いつきました!」 [ホウ] 「叩いてみましょう!」 …………。 訪れる沈黙。 [……ハァ?] しばらくしてオハンが心底解らない、といった声を上げます。 「ほら、衝撃によって戻るかもしれないじゃないですか」 [ナンダソノ変ナ理屈。ソモソモソンナノデ戻ルワケナイダロ] 馬鹿にしたような……というか完全に馬鹿にした声にむっとする私。 「何事もチャレンジすることが大事なんですって」 そう言いながら私は手首からオハンをはずします。 [チョット待テ!早マルナ!軽率ナ行動ハ悲劇ヲ呼ブッテ!] 相当焦ってるみたいですね。もし実体があればものすごく暴れてるかもしれません。 でも、声は上がれど、抑止力は皆無。 私を馬鹿にしたことを後悔させてあげましょう。 「大丈夫ですって。そんな強くやりませんし」 [ヤメロッテ!でりけーとナンダゾ!?] どの口がそんなことを言いますか。 私は傍にあった机の角で軽く叩いてみることにします。 かつん、という軽い音とオハンの小さな悲鳴が宿の一室に響きます。 「どうですか?」 ちょっと気分も晴れたので私はオハンに聞いてみます。 [痛テぇダロうが!全然軽クなカッタし……ん?] 抗議の声を上げるオハンの声が、 「たまにクリアに聞こえますね」 その事態に一番興奮したのはオハンでした。 [チョ!おイ!これはイケるんジャないカ?] やっぱり自分でも気にはしてたんですね。 [嬢ちゃン!もう一回!さっキヨり強メデやっテクレ!] 何か酷く興奮してるようですが……。 ちょっと気分が萎えた私がいます。 私が戸惑ってると、 [早く!早ク!] 急かしてきます。 うう、なんだか恐怖心が……。 私はおどおどしながらもう一度机の角に持っていきます。 「じゃあ……いきます、よ?」 先ほどより少し力を込めて、というか怖さで力が抜けなかったというほうが正しいですが、角に腕輪をぶつけます。 先ほどより甲高い音が室内に響きます。 後、オハンが聞いてるだけで痛いのがわかる声を殺す呻き声も。 「……ど、どうですか?」 さすがに強すぎましたか、と心配になって声をかけます。 [痛イ。maじde遺体] オハンの声に部屋の温度がちょっと下がったのがわかりました。 あれ……?これは……。 [なんdaこりゃア!?余計ヒdoくナッテruう!?] 完全に悪化。もう聞き取りづらくて仕方ない状態に……。 [娘チャン!何tokaしてクre!] な、なんとかって……。 焦る私。 聞き取り辛い抗議を上げるオハン。 私はその中で一つの可能性に至ります。 衝撃には衝撃を。 「そうです!もう一度叩いたら直るかも!」 [何demo良いカラどうニカしてkuれ!] パニック状態になってるオハンの了承も得ました。 私は急いでオハンを机の角にぶつけます。 ぱきっ。 すごく乾いた良い音が室内に短く響きます。 「……えっ?」 予想外の音に唖然とする私。 沈黙する室内。 血の気が引く音ってこんなに大きく聞こえるものなんですね。 「って!そうじゃなくてオハン!?」 現実逃避しかけた意識を無理やり生還させ、手の中にある腕輪を見ます。 どうか予想と違いますように! そこにはぶつけた場所から割れて内側に入り込み、もう腕に巻くどころか、これが腕輪だと認識されることもない物体に……。 予想通りの現実がそこにはありました。 「オ、オハン……?」 恐る恐る声をかけます。 しかしそれに答えるモノは誰もいません。 「ど……どうしよう」 何をするべきなんでしょうか。 修理? 治癒魔法? 供養? 証拠隠滅? ……証拠隠滅。 甘美な言葉。 それに縋ればどんなに心が救われるでしょう。 しかし、今まで一緒に旅してきたパートナーとそんな形で別れてしまって良いんでしょうか? よくない。 よくはないんです。 でも……。 「証拠……隠滅」 知ってる人は私だけ。 目撃者はいない。 なら黙って処分すれば何も問題ない。 誰かが語りかけて――。 [ナンツー不謹慎ナ事呟イテルカ!] 部屋に響く怒声。 聞き慣れたそれ。 「オハン!大丈夫ですか!?死んでないですかっ!?」 必死になって壊れた腕輪に話しかけます。 [オ、落チ着ケ!ソモソモ俺ハ精神体ダカラ腕輪ガ壊レタクライジャ消滅ハシネェヨ!] 精神体。 その言葉にきょとんとします。 私の様子を見てオハンが説明を始めます。 [元々俺ハ肉体ヲ捨テテルンダ。ツマリ何カノ『枠』ニハ囚ワレネェンダ] 「じゃあ何で腕輪なんかに……?」 オハンの説明によると、 精神体のままだと認識(目に見えないなど)しにくい。 加えて精神体は世界からの認識力がないと希薄になり、消滅することもあるそうです。 それを避けるため魔力を消費して存在を繋ぎ止めるらしいのですが、それは本来の力の何割かを現存のために使う事により、能力ダウンに繋がる。 その無駄な消費を避け、100%の力を出すにはモノに入り込み、それを自分と認識させることが手っ取り早い、 とのこと。 [スグ反応デキナカッタノハ軽ク意識ガ飛ンデテナ] 「はぁ……驚かさないでくださいよぅ」 [力一杯殴ラレタラ気絶シテモオカシクナイダロ] 「ごめんなさい……」 パニックになってて加減できなかったのは私ですからね。 素直に謝るしかできないわけです。 「腕輪……壊れちゃいましたね」 [マァシャーネェサ。マタ別ノ依代ガ見ツカルマデハ壊レタソレニ居座ルカ] 「あと、結局戻ってますね」 気づけばオハンの声は今までどおりの少しくぐもった感じに戻ってます。 [ソレモ仕方ナイナ。ホレ、個性ダト思エバイイダロ] 酷い目にあったのはオハンのはずなんですけど、何故かオハンが私の失態を励まそうとしていることに気づき、心の中で小さく笑います。 前回の事といい、結構性格は良いんですよね。 「やっぱりちょっと聞きづらいですね」 [ソレハ仕様ダト思エバイイ] 私の軽口にもいつもどおりの返答。 さすがは旅のパートナーと言うべきでしょうか。 「じゃあ代わりになりそうなもの探しに行きましょうか」 せめてもの償いと思い、私は外へ行く準備を始めます。 [ごーじゃすナ感ジノヤツデ頼ム] 「値段によりますねー」 今度はちゃんと表に笑みを出し、私は壊れた腕輪を手に外へと出かけるのでした。
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Message |
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泣き虫魔剣士トーネ(2068)からのメッセージ: 泣き虫魔剣士トーネ「ふぅ……良かったぁ」
泣き虫魔剣士トーネ「何か変なこと言っちゃったのかと不安になっちゃいました」
泣き虫魔剣士トーネ「(やっぱり素敵なお兄さんと付き合ってたりするのかな……)」
(何かを期待するような眼差し)
封真(2230)からのメッセージ:
封真「そういや、今回は遺跡外でまたお会いできるんだな
封真「ま、いつか行動を同じにする時がきたら
今日はメッセージを送っていません。
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Main |
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レーレ(40)からの生産行動を許可しました。 ショルト(272)からの生産行動を許可しました。 封真(2230)からの生産行動を許可しました。
マジックミサイル に技回数を 1 振り分けました!
現在の体調は いい感じ!
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訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 4 ) 訓練により 魅力 が 11 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 魅力 が 12 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 魅力 が 12 上昇しました!(能力CP - 11 ) 訓練により 魔力 が 25 上昇しました!(能力CP - 30 ) 訓練により 魅力 が 13 上昇しました!(能力CP - 12 ) 訓練により 魅力 が 14 上昇しました!(能力CP - 13 ) 訓練により 魅力 が 14 上昇しました!(能力CP - 15 )
フィリア(213)から 雪霜の追複曲 を受け取りました。
パンくず を買いました。(- 0 PS)
ショルト(272)に、 普通の保存食 を 骨 に合成し、 プニプニ枝 に変化させてもらいました!
レーレ(40)に、 プニプニ枝 から 邪祓之巫女鈴『華響』 という 防具 を作製してもらいました。(- 130 PS)
封真(2230)に、 白石 を消費して 邪祓之巫女鈴『華響』 に効果付加し、 祝福LV1 を付加してもらいました。 B1F F-20 魔法陣〔シリウス浮ぶ河〕 に移動しました!
F-19 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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Next Battle |
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B1F J-19 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第22回 第24回) |
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ENo.2298 雛神 このみ |
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* 単独行動中 * |
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[PL] 雛椿 |
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