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探索6日目 基本行動の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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まこと、料理は奥が深い。私は上海風かたいパンを食べながらそう思った。 ただのパンくずを固めただけだが、これでも充分に美味い。もう一工夫すれば、もっと美味しく出来るだろう。 −−工夫が大事、か。 **************** 「今日もこれだけか・・・」 少年は自分の膳を見てため息をついた。大きな机には彼の食事がぽつんと置かれていた。 赤い漆で塗られた見事な器がいくつも並んでいる。しかし、そこには−− 「こっちの椀には水だけ、この皿には生の魚、そして米、か・・・」 彼はため息をついた。毎食組み合わせは違うものの、生の肉か魚、水と米だけが置かれているのだ。 −−ここ一週間、マトモな食事にありつけてない。もしかすると、これは−− 彼が暗い想像をしたその時だった。 「どうしたの、忠仁?」 彼に声をかけた人物がいる。年の頃は十五、六であろうか。長い髪を頭の上で纏めた上方をした、大きな目がかわいらしい少女だ。 どこか猫のような雰囲気を漂わせている。少女は少年の皿を覗き込むとくすくすと笑った。 「そっか、また”生食”が出てきてるのね。」 「笑うなよ、鈴鈴。」 少年は唇を尖らせて言った。機嫌を損ねた事を表現したいのだろうが、甘えたいようにしか見えない。 鈴鈴は烈老子の姪だった。武術道場とはいえ、様々な仕事がある。何がしか女手必要なことには代わり無い。 彼女はその仕事を一手に引き受けていた。要領がいいのだろう、鈴鈴はその仕事を大した苦にする様子もなく行っていた。 忠仁とはいい友人−−というよりも、兄妹のような関係だった。他に年齢の近いものがいない聖かもしれなかったが。 彼が二つ年上という事もあり、「お兄ちゃん」と呼ばれている。 「先生は僕が要らないのかな・・・この食事は”出てけ”っていう、遠まわしの表れなのかも。」 「お兄ちゃん、それは考えすぎだよ。」 半ば諦めたような忠仁の声に鈴鈴が笑いながら答えた。 「先生は誰よりもお兄ちゃんのことを考えているよ?私、先生が老酒のんで酔っ払いながら言ってるのを聞いたもん。 ”忠仁はいずれ誰よりも強くなるだろう。そう、このワシさえも越えて・・・”って。 きっと、これにも何か意味があるんだよ。」 遠くで鈴鈴を呼ぶ声が聞こえる。彼女は「頑張ってね!」の言葉と共に食堂から消えた。 少年は生魚が置いてある膳を前にして腕組みをすると目を瞑った。 −−烈老子は僕に何を期待しているのだろう。 一週間前。彼は”気”を−−ほんの少しだが−−操る事が出来るようになっていた。 「師匠、これですね?」 忠仁は自分の掌にある小さく光る球を見せながら言った。師匠と呼ばれた男は深く頷く。 「そう、それだ。その感覚を忘れるな。・・・ワシが予想したよりも些か進みは遅いが、お前もここまで来たか。 では、忠仁。次なる試練の前に、貴様には皆とは分かれて食事をしてもらうことにする。」 「は?どういうことですか?」 「一言でわからんか、この馬鹿弟子が!」 烈老子は忠仁を怒鳴りつける。彼は何が何だかわからないが、とにかく平伏することにした。 この何年かで、こういう時に逆らうとろくな事にならない事を学んでいるからだ。 「申し訳ありませんでした!私が未熟でした!」 「うむ、判れば良い。では、そういう事でな。」 烈はそのままどこかへ行ってしまった。そうして、忠仁は一人で”食事”をすることになったのだ。 −−まさかその時は生魚だけだとは思いもしなかった。厨房さえ使えればどうとでもなるのだがな。 忠仁は思った。師匠から”一人で食事をする期間、厨房の利用、焚き火の利用を禁止する”という文を受け取っていたのだ。 だから彼は仕方なく米をかじり、水を啜り、生魚や生肉の食べられる部分だけを選んで塩をつけて食べていたのだった。 だが−− −−もしかすると、これも修行の一つなのかもしれない。 彼は唐突に気が付いた。考えてみれば、この”生の食卓”が始まったのは気が操れるようになってからだ。 それに関係があるのだとしたら−− 忠仁はその思い付きを実行に移してみることにした。そうだ、厨房がなくても良いじゃないか。 彼は椀から水を掬うと右手を握りこみ、全体をほどよく湿らせた。その右手に、皿に盛られた米を移し変える。 そうしてから左手を上から被せ、拳一つ分ほどの空間を作った。 彼は目を目を閉じた。手首から先全体に熱を送り込むことを思い浮かべ、意識を両手の掌に集中する。 たちまち組み合わせた掌から水蒸気が上がる。そのあまりの熱さに彼は思わずうめき声を上げる。 −−我慢するんだ、耐えられないほどじゃない! 果たして十分後、その掌には炊き上がったご飯があった。 「見事なりッ!」 どこからともなく烈の声が響いた。 **************** −−あのまま諦めていたら、私の今日はなかった。鈴鈴にはいくら感謝してもしきれないな。 ・・・彼女は元気にしているだろうか。再び会える日が来るのだろうか。 −−いや、会うのだ。必ずこの島を出て、村の仇を討ったその後で。 私は立ち上がって空を眺めた。彼女もこの同じ空を見ているのだろうか、そんな事を考えながら。 to be continued...
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Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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Main |
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蒸しパンくず を食べました。 上海「蒸しただけのパンくずなど食えるかッッッッッ・・・い、意外に美味い・・・」 現在の体調は いい感じ! 大丈夫!いつも通りだね☆ |
Special Event! |
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なんかなんて妄想でした・・・
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武具に シャンハイクロー を装備! 防具に シャンハイショルダーガード を装備! 自由に シャンハイナックル(旧式) を装備!
【第30回更新からの闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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B1F J-19 / 平原
通常戦開始!
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野犬「グルルルルルル・・・ッ」 上海の加速LV0 上海のSPDが上昇! 上海の活力LV0 上海のMHPが71上昇!HPが71増加! |
非接触フェイズ
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行動者なし! |
戦闘フェイズ TURN 1
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[HP]1490/1490 [SP]139/139 上海の行動!
野犬に217のダメージ! 上海は野犬を魅了した!(1) [HP]531/748 [SP]95/95 魅了[1] 野犬の行動!
噛みつき!!2 上海に155のダメージ! [深度減少] 魅了[1→0] |
戦闘フェイズ TURN 2
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[HP]1335/1490 [SP]139/139 上海の行動!
ストレートパンチ!! 野犬に251のダメージ! 上海の追加行動!
野犬に222のダメージ! [HP]58/748 [SP]90/95 野犬の行動!
タックル!!1 上海に158のダメージ! |
戦闘フェイズ TURN 3
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[HP]1177/1490 [SP]129/139 上海の行動!
上海「ハアッ!!」 シャンハイストレート! クリティカル! 野犬に355のダメージ! [HP]-297/748 [SP]85/95 野犬の行動!
噛みつき!!2 上海に182のダメージ! 野犬の追加行動!
タックル!!1 上海に165のダメージ! 天恵により野犬に追加HP230が与えられた!! 野犬が倒れた!
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戦 闘 終 了 !!
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戦闘に勝利した! PSを 60 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! 上海(2034)は おにく20 を入手! エリア内を探索・・・ 上海(2034)は 韮 を見つけました! 上海(2034)の 格闘 の熟練LVが増加!( 7 → 8 ) |
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訓練により 体格 が 16 上昇しました!(能力CP - 12 ) 訓練により 体格 が 17 上昇しました!(能力CP - 14 ) 訓練により 体格 が 18 上昇しました!(能力CP - 16 ) 訓練により 体格 が 19 上昇しました!(能力CP - 18 ) 訓練により 敏捷 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 敏捷 が 14 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 器用 が 15 上昇しました!(能力CP - 11 ) 訓練により 器用 が 16 上昇しました!(能力CP - 12 )
J-20 に移動しました! |
森を抜けると、そこに1人のアルミ缶が仁王立ちしている。 「ハーッハッハッ!!ついに来たか若造どもよッ!!」 男らしい声が木霊する。 「さて。知っている者は知っていると思うが・・・・・・この先は既にベルクレアという国の軍隊で制圧されているッ!平和に過ごせるのはここまで、ということだ。覚悟があるなら先に進むがいい。」 鋭い眼光を向けられる。 「・・・・・・まぁ、最初の相手くらい務まらんとこの先やっていけんがねッ!覚悟の有無を考えることなかれッ!全力を尽くすのみだよキミィィッ!!」 大きな笑い声と共に、アルミ缶はその場を去っていった。
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【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
くろ(208)の声が届いた: くろ「みんなも漫画肉食おうぜ漫画肉!!!」
でぃー(105)の声が届いた:
かささぎ(1604)の声が届いた:
ミリィ(1237)の声が届いた:
亀(948)の声が届いた:
クー(820)の声が届いた:
ミルワ(787)の声が届いた:
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Next Battle |
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B1F M-21 / 砂地
通常戦が発生!
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Data (第20回 第22回) |
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ENo.2034 上海マン |
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* 単独行動中 * |
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[PL] シャンハイ万歳 |
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