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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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今までで一番、遺跡外に人が多い日なんじゃないだろうか。 めるは人混みの中で溜息を吐く。 簡単に「今まで」と言っていいのかどうかは、解らない。 朝の光に目が覚めるように覚醒した時には、2本の足で立っていたのだ。 まるで誰かに弄られたかのように整頓された頭の中はやたらとスッキリしていて、 疑問より先に理解と納得が強制される。 そういった感覚は、以前にも経験があった。 それまで卵の中に居たはずなのに、ふと目覚めると2本の足で大地を踏んでいた。 何故、身体があるのか。ここはどこなのか。何をすればいいのか。 そんな疑問を抱くこともなく、「双子」の2人はお互いを自分の片割れであると認識し 2人で遺跡へと歩き出したのだ。 あの時と同じ、強制理解。 今わかるのは、身体の前借りのチャンスは続いているということ。 以前と違うところは、知識と記憶が残っていること。 そして、時間と空間とが乱された――嵐。 めるは若干眉根を寄せながら、自分が今「理解している事」を指折り数えた。 引っ張り出せば出てくる整頓された頭が、気持ち悪い。 身体を貰いたてのまっさらな時にはこんな違和感には気付かなかったのに。 メルセデス=シュトレーゼマン、通称「める」 エルンスト=シュトレーゼマン、通称「える」 一つの卵の中で寄り添っていた 二つの命 「あー、キモチ悪っ。すっごく便利だけどキモッ」 めるはわきわきと手を動かしながら、悪態をついた。 こういう時に自分達が、生まれ落ちた完全な生命で無いことに気付かされる。 どことなく作り物めいた、用意された知識。 「もちろん、ホンモノは――獲りに行くんだけど」 用意されたコレは、「手に入れた好機」なのだ。活かすも殺すも自分次第…自分達次第。 疑問は持たなくていい。嫌悪しなくていい。 ただ、進む。 持ち前の性格、もしくは用意された思考回路かは置いておいても、導き出された 明確な答は、めるの好む単純明快なものだった。 わきわきした指をきゅっと握る。獲りに行く、ともう一度呟けば、さらに頭の中が 雲が晴れるようにスッキリとした。そして湧き出てくるのは。 新しい日々に対する、意気込み。 「っとすると、とりあえず食料とー。作戦会議とー。これからの行き先を…」 振り向いためるの視線の先には 寄り添い生きるべき双子の片割れは居なかった。 「…………」 一瞬思考が停止したが、対策は万全だ。 なにしろ、遺跡外で2人ははぐれやすいという経験だけは残っていたから。 買い物やら荷物整理やらで繋いだ手を離せば、人混みに押されてあっという間に 離れ離れになる可能性があることは前もって確認してあった。 フフ、とめるはニヒルに口元をゆがめた。 織り込み済みというのはちょっとばかし嬉しい。 例え2人がはぐれても、えるは以前のあうあうと動揺するだけのえるではない。 留守番だってちゃんと出来るし、進んでめるより先を歩くことも出来るのだ。 「準備が整った時に、もしもはぐれていたら、魔法陣で遺跡内に入っとく。と」 私たちも成長したもんよねー、と鼻歌でも歌いそうな機嫌の良さで、めるは手早く 買い物を済ませて魔法陣へと向かった。 … …… ……… 「来ないわね」 魔法陣「始まりの左足」にて、めるはしばらくぼーっとしていた。 「えるのことだから、胡散臭い露天商にうっかり騙されたりしてるのかしら」 心配というよりも予想といった感じでめるは呟く。 傍らの魔法陣からは、探索者達が次々に姿を現し、そして各々の 進むべき方向へと散っていく。しかしその中に、緑のベレーのえるは居ない。 「…………」 また少し時間が流れ、人が流れた。 退屈してきためるは魔法陣を眺めるのをやめ、自分の周辺を観察し始めていた。 今自分が居る魔法陣。 近くには静かに水を湛える水辺に、浜のようになっている砂地。 青々とした緑が広がる草原……そしてその向こうにそびえる壁。 (あればっかりは乗り越えられない高さよね) 遺跡の端だろうか、二枚の大壁が直角に合わさる隅も見えた。 (あっちは行き止まり、と) 頭に壁の形を記憶したその瞬間。 その遠景、隅っこの壁近くに見覚えのある人影を見かけた。 人影、ならぬハレハレ影。 遠目なのでよくわからないが、かなりのスピードで壁際を直進している。 そのままだと。 直角の壁に。 「……える、ストーップ」 声が届くわけがない距離で叫ぶほど熱くなれないめるは、遠い眼差しのまま 一人で淡々と呟いた。
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Message |
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【パーティメッセージ】
める(858)「…あー。もしかしなくても、はぐれてるわね?」
リコ「グラスレイという人からなのだけど……
リコ「……あなたたちは他人に優しい双子ね。
雑用だった人(1554)からのメッセージ:
雑用だった人「まぁその代わり、やる事がなくなっちゃったんだけど。今は適当に冒険者とかやってるよ」
雑用だった人「見た感じ、2人とも元気そうだな。今度こそ念願が叶うといいな!」
雑用だった人「もし良ければ、また相手してくれないか?ここに戻ってきた時には、屋敷の人間は誰一人としていなくなってた…つまり暇なんだ」
今日はメッセージを送っていません。
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Main |
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ブロウ に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
武具に 殻割 を装備!
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訓練により 体格 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 体格 が 14 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 器用 が 10 上昇しました!(能力CP - 6 ) 気象 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
パンくず を買いました。(- 0 PS)
おいしい草 を料理し、 懐かしの青草ペースト をつくりました。 える(859)に対して料理を試みましたが生産行動が許可されていませんでした。 B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
C-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
フェイ(1725)の声が届いた: フェイ「ねむいぞおおおお」
グランカイザー(185)の声が届いた:
ドクター(241)の声が届いた:
ハ(1167)の声が届いた:
歩行雑草(1612)の声が届いた:
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Next Battle |
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B1F B-25 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第1回 第3回) |
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ENo.858 メルセデス=シュトレーゼマン |
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ENo.859 エルンスト=シュトレーゼマン |
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[PL] 和良 |
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