|
各種宣言を行なう >> |
|
探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
 | Diary |
      
      |
|
『まるでこの世界は歴史のパッチワークだ』 それはある高名な考古学者が口にした、この世界に於いてはあまりにも有名な一文だ。 だがこれは彼がその半生を掛けて打ち込んだ研究をまとめた論文の序文、それの始まりの一文でしかない。ここまで来ると受験勉強のために歴史を暗記した学生がたまに憶えている程度の知名度となるが、その一文の後にはこう続く。 『この世界には数多くの謎がある。なぜ街によって開発度がこれほどまでに差が出ているのだろう？ なぜ街の周辺には未開発の荒野がいつまでも延々と広がっているのか？ なぜこれほど技術が発達しているのにもかかわらずアナログな技術が今も残っているのだろうか？ 私はついにその答えを得た。新たに発掘された遺失文明が記されたデータ、その根幹部分によりもたらされた新たなる事実を元に、ここにその全てを記そう。これは妄想ではなく過去に起きた事実でありそこから導き出される推論である』 その論文によると、すでにこの世界は何度か高度な文明を発達させ、その度にその文明自らによって滅ぼされたということだ。今まで発掘された遺失文明を扱ったデータの中には、いくつか滅びの記録も見つかっていた。だがその記録にどれも内容が食い違っており、考古学会には様々な仮説が流れいくつかのデータは性質の悪いイタズラだと主張する声もあった。だが真実はその記録は全ては本物であり、同時に起こった出来事を記したものではなく何度も繰り返された歴史であるという事が明らかになった。 だが、その事実はそれだけには留まらない。今まで判明してきた遺失文明の記録が、実は似たような技術発展を何度も繰り返してきた結果だという事も明らかになった。 恐らく一番最近の記録であろうデータによれば、それを記した人物によるささやかな警告が記されていた。だからなのだろうか、これほどまでに発展した機械文明と人間が持つ巧みの技術を融合させた混沌とした世界が生まれたのは。 そう、この世界はあらゆる可能性が背中合わせに存在する世界。 だが例えそれがどんな世界だろうと、人類は今日を強く生きていた。 ミィニィにとっての一日の始まりは、リュートがわざわざ枕元から遠ざけておいてある目覚まし時計のけたたましい電子音から始まる。まもなくその電子音に反応したこの部屋の主がベッドからもそもそと這い出し、その間に何もない空間へと身を投げ出して大きな音を立てるだろう。その音がミィニィの目覚めの合図となる。 もっとも、それはほんの２週間前の朝であった。 「リュートさーん、朝ですよー」 シャッという小気味いい音と共にカーテンが開かれ、小さな窓から強い朝日が部屋の中へと差し込んでくる。その陽光はちょうど狭いベッドの上で寝ている部屋の主の顔を咎めるように照らしていた。 眩しさのあまりに顔をしかめて呻いたリュートは少しの間抵抗を続けるが、すぐさまタオルを剥ぎ取られ起床を強要された。 「いい加減こういうのに慣れてください。あんな方法で身体起こしてたらいつかどこかに故障ができちゃいますよ」 その声と香ばしい朝食の匂いに誘われるように、ミィニィはゆっくりとボロボロのソファから身を起こす。音を立てたわけではないがすでにその時間にミィニィが起き上がることが日常の光景と化していたおかげか、ミドリはリュートの身体を揺すりながら首だけミィニィの方へと振り向いていた。 「おはようございます、ミィニィさん」 「……おはよう」 短くそう答えてから、ミィニィはいつものように朝食の香ばしい匂いを嗅ぎながら洗面所へと向かい顔を洗う。このあたりは今までのリュートとの暮らしと変わりはないが、この時間帯の違いといえば朝食を作っている音が聞こえていたという事だ。 すでにミドリは朝食の支度を終えてからリュートを起こしに向かっている。今までは項まで手際の良い朝を迎えた事はなかったと、ミィニィは冷たい水道水で顔を洗い流しながら思った。 ミドリがこのリュートの事務所に居候するようになってからすでに２週間が経過していた。 思えばミドリと出会ったのは、リュートの故郷に立ち寄った際偶然から巻き込まれた事件がきっかけとなった。そのときに記憶喪失だということを打ち明けられたが、どうやら生活に支障が出る範囲のものではなかったらしい。 この２週間新しく始まった日常はリュートにとっては新しいもので、当然今までと違う起こされ方にまだ身体が慣れていなかった。まだ身体の節々が睡眠の必要性を訴えているがそれを無理矢理押さえ込み、最近すっかり狭くなったと感じる食卓へと足を運んだ。それと同時に色々な家事を終えたミドリ、そして顔を洗い終わったミィニィも合流する。 食卓には、無駄なコゲなどひとつもなく整えられた目玉焼きと茶碗にしっかりと盛られた白いご飯、ちょうどいい焼き加減により香ばしい匂いを漂わせる焼き魚、その傍らにはプラスチックの安いコップに注がれた冷たい水という実に質素な、それでいて作った人間の手際の良さを実に良く表現した見事な朝食だった。 「うん、やっぱりミドリの作る料理は美味しいな」 「ああ。リュートが作るものよりはるかに美味しい」 「……事実なんだが、そうやってきっぱりと言われると色々むかつくものがあるな」 「２人とも、口に物を入れながら話さないでください」 そんな会話が食卓の上で交わされるようになったのも、ここ２週間前からのことだった。 「ごちそうさま」 一足早く朝食を平らげたミィニィは箸を置くと再び洗面所へと向かった。誰に言われたのかわからないが、ここ最近は食後の歯磨きを欠かさないようになっていた。 「ごちそうさまでした」 「うん、ごちそうさま。それでミドリ、ちょっと頼みたい事があるんだけど」 「はい？」 綺麗に平らげられた三人分の食器の片付けを手伝いながら、リュートはミドリに声を掛ける。 「色々と買出しに出てほしいんだ。食材とかもそうだけど、消耗品でちょっと必要なのが増えちゃってね」 「はい、わかりました」 居候だからこそ色々と手伝いをしたいというミドリは、こういう雑用を快く引き受けていた。リュートみたいに仕事に積極的に関わる事もできず、かといってミィニィのように超人的な戦闘力があるわけでもない。 そんなミドリがリュートの役に立ちたいと申し出たのが、家事全般と買出しなどの雑用だった。最初は少々気が咎めたものの、リュート自身色々と手が回らない部分もあったのでついつい甘えてしまうことになった。 「おーい、ミィニィ」 続いてリュートは、買出しの内容をさっさとメモしながら洗面所に引っ込んだミィニィへと声を掛ける。ちょうど歯磨きが終わったのか、すたすたと洗面所から出てきたミィニィは返事こそしないがしっかりと呼びかける声に反応してリュートの方へと視線を向けていた。 「ちょっとミドリの買出しについていってくれ。最近スリが多いって聞いたからな」 「わかった」 一言だけ短くそう答えると、ミィニィは壁に立てかけてあった愛用の巨大な鉄槌に手をかけそれを背中に背負う。そのとても簡易な動作はミィニィにとっての外出の準備であった。 本当にこいつも変わったな、とリュートは思う。 元々ミィニィとは、とある事件によって一方的に同行される事となった。最初の頃のミィニィは色々と融通が利かず、四六時中リュートの傍にくっつき文字通り『同行』していたのだ。 それが今では、住んでいる部屋こそリュートと同じ場所だが日中の行動はほとんど別行動である事が多い。一人で毎日の鍛錬へと出かけ、こういう用事を頼んでも快く引き受けてくれる。おかげでリュートも何の心配もなく自分の仕事に打ち込めることができた。 「今日はこれから客が来る予定なんだ。だからちょっと遊んできてもいいぞ」 「はい。なるべく夜遅くならないようにします」 食器を軽く洗い終え外行きの服に着替えたミドリはにっこりと微笑んでリュートから買出しの内容が書かれたメモを受け取った。 「それじゃあ行ってきます」 「ああ」 ぺこりと行儀良く頭を下げてドアを出て行くミドリに軽く挨拶を送る。 だがリュートの視線は、その傍らにいるミィニィの奇妙な変化に気付く。 いつもはちらりとこちらを一瞥するだけのミィニィは、今日に限ってこちらをじっと眺めている。それはいつもの視線ではなく、彼女らしくもないどこか不安げなまなざしであった。彼女と出会って結構経つが、こんな目をしたことは初めてのことだった。 「どうかしたのか？」 「……ううん、なんでもない」 やはりいつもと違う歯切れの悪い声で答えて、ミィニィは先に外へ出たミドリの後を追った。 その数分後。 インターフォンの割れ鐘を叩くような音が部屋中に響き渡った。 「お、来たか」 腕時計に目を落とす。ちょうど待ち合わせの時間ぴったりだ。 一度腰掛けたソファから腰を上げ、リュートは玄関口の先にいる人物を出迎えた。
|
| Message |
|
|
メッセージはありません。
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
|
| はん☆けん |
遙(412)からのメッセージ：  遙「ども、今期は脱衣の欠片もない清純派仕様の神音遙であります」
カノン(837)からのメッセージ：
|
遙「コミュは勢いで作ったのさね！ 今も後悔してないんであります！」
遙「でもまぁ、説明文は適当なんで、次回以降活動内容が変わるかもしれないのさね」
中の人「今期の脱衣コミュはここですよね！？ | Main |
|
|
ブロウ に技回数を 8 振り分けました！
現在の体調は いい感じ！
武具に 鉄槌・ピュアネクス を装備！
|
|
|
|
訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 3 ) 訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 4 ) 訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 5 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 1 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 2 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 3 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 4 ) 訓練により 体格 が 13 上昇しました！(能力CP - 8 )
パンくず を買いました。(- 0 PS) B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました！
B-22 に移動しました！
【合言葉＆場所チェック】
|
| 声が聞こえる・・・ |
クリープ(1631)の声が届いた： クリープ「今回初めてこの「偽島」に参加させて頂きました。 皆さん、宜しくお願いしますね（深々」
えっちー(1659)の声が届いた：
彩樹(9)の声が届いた：
ガル(14)の声が届いた：
よみ(17)の声が届いた：
ルナール(74)の声が届いた：
白蓮(77)の声が届いた：
ティル坊(78)の声が届いた：
比和(95)の声が届いた：
リル(162)の声が届いた：
紅(213)の声が届いた：
セレナイト(253)の声が届いた：
侍悟郎(255)の声が届いた：
フォン(287)の声が届いた：
片瀬(347)の声が届いた：
咲(354)の声が届いた：
マスク女(403)の声が届いた：
風夜(427)の声が届いた：
ごときさん(431)の声が届いた：
ギュス様(544)の声が届いた：
藤花(626)の声が届いた：
ヒサメ(790)の声が届いた：
ロゼ(1000)の声が届いた：
食楽(1001)の声が届いた：
ユリウス(1048)の声が届いた：
たろいも(1105)の声が届いた：
DIE梧(1118)の声が届いた：
クラウ(1546)の声が届いた：
|
| Next Battle |
|
|
B1F D-20 / 砂地
通常戦が発生！
|
毒蠍 | Data (第1回 第3回) |
|
| ENo.71 ミィニィ＝シルケーリンク |
［HomePage］ 各種宣言を行なう >> |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ENo.521 ザ・グレート・ビューテフル・ハルシフォム
ENo.780 メーデー＝メーデー・ニャールラトホテプ |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
[2] No.412| [PL] セシル |
|
|