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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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ここは、とある宿屋の一室。 ここに男たちがいる。 男たちといっても、見えるのは男一人である。 ただ、目を凝らすと男の周りにもやのようなものがうごめいているだけだ。 男は若く、齢二十歳前後、やや長い、ぼさぼさの白髪。 眼鏡をかけ、机に向かって何かを一心不乱に書いている様子を見ると、学生であろうか。 その割りに筋肉はついていて、何かのスポーツでもやっているのかもしれない。 部屋の呼び鈴がなる。 男はさっと椅子から立ち上がり、一瞬緊張した面持ちでドアを見据える。 その後、後方の霧の中にちらりと目配せをし、ドアの近くに置かれた手斧を確認したうえで、ようやくドアの前に立った。 「はい、なんでしょう?」 「コクターン様ですね、手紙が届いています」 「手紙?僕に?」 「はぁ、そうなっていますが…差出人は書いてありませんね」 いよいよ怪しくなってきたな、と思いながら、コクターンと呼ばれた男は慎重にドアを開ける。 目の前では人のよさそうな、60歳前後の老主人が、手紙を差し出していた。 一瞬でその後方、廊下の闇に目を凝らし、また聞き耳を立てたり気配を読んだりと試みたが、どうやら本当に何もいないらしい。 「ありがとうございます」 「では、ごゆっくり」 ドアを閉め、足音が遠ざかっていくことを確認しながら、鍵をかけて机に戻る。 椅子を引き寄せて座りながら、独り言。 「どうやら、罠というわけではなかったようですね。また見つかったのかと思いましたが」 すると、後方のもやの中から声が聞こえた。 「…そのようだな。それにしても手紙ひとつでおびえなければならないとは。全く、リウロよ、お主が変装が下手なのが問題なのだ」 「そんなことはないと思うんですけどね。ちゃんと服着替えましたよ」 「それは変装ではなくて着替えだ」 「まあまあ、いいでしょう、無事だったんですから。それにしても、ここに宿泊し始めたのは昨日から、しかも偽名を使っているのに僕宛に手紙なんて、やっぱり見つかってるんですかね」 「そう考えるのが妥当だろう。自首しろという勧告状かもしれんな。お主にラブレターを送る相手もいないだろう」 「失礼な、こう見えても、そこそこもてていたんですよ」 「そうか、それは何よりだ。それより、手紙を読まなくていいのか」 「そうですね、読んでみましょう」 明かりにかざし、改めて手紙を眺める。 封筒に入れられて、『3号室 コクターン様』とだけ書かれているところを見ると、主人に直接手渡したのだろう。 どんな人物だったか聞けばよかったな、とリウロは思ったが、すぐにどうせそれで相手は特定できないだろうということに気づいた。 そのほかにはいたって普通の封筒だ。 はさみを取り出し、封を開けると、分厚くて見慣れない紙で出来た、茶色い封筒が入っていた。 封筒の中に封筒なんて、どういうことだろう、と開けようとして、その宛名が『リウロ・リギンス様』となっていることに気づいた。 「これは…完全にばれているみたいですね」 そうつぶやき、中の手紙を取り出す。 ”これは日々退屈を感じている諸君への招待状。それは不思議な島の遺跡。島を出れば遺跡で手にした財宝は消える、しかし七つの宝玉があれば消えない、宝玉は遺跡の中。島はエルタの地より真南の方向、素直に信じる者だけが手にできる財宝―――胡散臭いですかなっ?ククッ・・・疑えば出遅れますよ、パーティーはもう始まっているのです。” 「幻竜、僕はこれまで生きてきて、こんなに胡散臭いものっていうのをみたことがありませんよ」 「私もだ」 「あなたはたかだか2年でしょう」 「知識はお主以上だ」 「いずれにしても、こんな罠に誰がひっかかるのでしょうか。はぁ、しかもやり方が回りくどい。架空の島とか設定まで作って、ふざけているんでしょうか」 「……」 「…?どうしました?そんな真剣な顔をして」 気づくと、霧のようなものの中から、トカゲ…いや、小さな竜が顔を出し、リウロの肩口から手紙を覗き込んでいた。 「これは、この世界の手紙ではないな…」 「…え?どういうことですか?」 「こんな紙はこの世界には存在しないし、この手紙から感じる魔力もこの世界のものではない」 「…ということは…どういうことですか?」 「つまり、罠などではなく、別の世界に本当にこんな島があって、どこかの誰かが招待状を送りつけた可能性もある、ということだ」 「可能性、ですか…」 沈黙が流れる。 二人(一人と一匹だが、便宜上そう記す)とも何かを考えている様子だったが、しばらくしてようやくリウロが口を開いた。 「行ってみましょうか、この島。罠である確率も高いですが、あなたの言葉を信じるならば、逃げ出すにはもってこいでしょう。何せ違う世界ときているんですから。それに、僕の知る限り違う世界に行くなんて技術は聞いたことがありません。そんな罠ならばむしろ体験してみたいものです。その世界でいろいろと研究になるようなものがあるかもしれませんし」 「ちょうど同じようなことを考えていたところだ。少しの間に思考が私に似てきたようだな」 「冗談を、あなたが僕に似たんでしょう。問題はどうやってこの違う世界と思われる島に行くか、ですね」 「裏面にも何か書いてあるようだが?」 「本当だ…なになに、 ”これは、前回手紙を受け取れなかった方に再送付している手紙です。興味がある方は、下の魔方陣に念じてください。” と書いてありますね。」 「なるほど、そこに書いてある魔方陣で転送されるというわけだ。何があってもいいように、準備はしておいたほうがいいな」 「まあ、準備といってもあなたを狩りに行ったときの一式は持っていますし、武器を持って、ノートをまとめたら特にないでしょう」 … 「では、いきますよ」 リウロが念じると、一瞬周りが明るくなり、そして闇に包まれた。 闇の中でやはり罠だったのだろうか、と思い始めた時。 再び光が差し込み、眩しさに瞑った目を開くと、そこはすでに、偽島False Islandであった。 to be continued... の予定
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Message |
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【パーティメッセージ】 リウロ(568)「あ、宿の代金、払い忘れましたね…これで僕も前科者でしょうか」
幻竜(568)「すでに世界中から追われる犯罪者が今更何を」
リウロ(568)「誰のせいでこうなったと思ってるんですか」
幻竜(568)「お主が選んだ道だろう」
リウロ(568)「そういえばそうでしたね。ところで…この遺跡は不思議すぎて戸惑いますね。どこかにこの島を知っている人でもいないものでしょうか」
幻竜(568)「人ならむしろそこら中にいるが…2000人程」
リウロ(568)「あ、あの人たちとかに聞いてみましょう。あの猫とかなんか知ってそうですし。」
ディアン(483)からのメッセージ:
くー(559)からのメッセージ:
くー「くー…は、ね。条痕空っていう、の。……よろしく、ね?」
すろすた☆(1621)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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Main |
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萌えろ に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
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訓練により 体格 が 11 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 体格 が 12 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 3 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 4 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 5 ) 付加 を訓練するにはCPが足りませんでした。 斧 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
おいしい草 を買いました。(- 0 PS) B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました!
B-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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Next Duel |
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B1F B-18 / 平原
【パーティのデュエル行動】* ひさ(409) : 誰かに練習試合を申し込む * リウロ(568) : 誰かに練習試合を申し込む リウロ(568)の行動が選択されました!
ランダム選別による練習試合が発生!
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Next Battle |
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B1F B-18 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第1回 第3回) |
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ENo.568 リウロ・リギンス |
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ENo.409 緋紗 ENo.559 条痕 空 |
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[PL] もぐ |
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