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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
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手にしている招待状を改めてみる。 どうやって届いたかすら不明な胡散臭い招待状ではあったのだが。 それを冗談と一笑する事が出来ない不思議な魔力のようなものを感じた。 「――面白そうだ」 男は其れを手にすると退屈な日常からの旅立ちを決意した。 招待状に従い着いたのはそれほど大きくも無い島。 だが、其処には予想を超える多くの人や人とも思えない容姿の者達がいた。 しかも招待状に寄ればエントリーを行う必要があるとの事で。 「――難儀な話だな」 ふぅ、と溜息一つついてゆっくりと一歩を踏み出した。 むぎゅ 大切な一歩目の感触はまるでぬいぐるみを踏みつけたようで。 「――おや?」 やや間の抜けた声を一つあげて、男は足元を見る。 黒と黄色のぬいぐるみが間違い無く己の足の下でつぶれている。僅かに動いてる様にも見えるが。 なんにせよ足を避けようと思った矢先、視界の端にもう一つのぬいぐるみが現れた。 左半分の顔に見事な花を咲かせ、そこから伸びた根のようなものが蔓となり腕を形作っている。 どうみても普通のぬいぐるみとは違う、どうやって植物が育っているのか――男の興味がそそられた。 足元のぬいぐるみが何かをうなっていたかもしれないが男はそれには気づかない。 「まぁ、アナタ様もこの島の探索へやってきたのですの?」 「そう言われれば、イエスと答える事になるのだろうね」 「奇遇ですのね。」 花を咲かせたぬいぐるみは丁寧な口調で男へと話しかけてくる。 話すことに男の興味はますますそそられていく。勿論、そんなものを表情に出す愚行はせずに。 やはり足元から、うなるような声が聞こえてきた気がしたが男はそんなものは気にならなかった。 「ワタクシ達もやってきたのですけど、何分人がこう多くてはうまく行動出来ませんの。 今、アナタ様の足下に居る不細工なぬいぐるみのように踏まれたりしてエントリーの場所までたどり着くことができませんのよ。」 困ったような口調と共に、男の目の前にエントリー用紙が差し出される。 「一応、ワタクシの不細工な相方を踏んだということで、こちらを出してきていただけると、チャラということにいたしますわ。いかがかしら?」 「――それは素敵な提案だ。踏んだ事自体は私の不注意だからね。」 差し出されたエントリー用紙を両手で受け取れば、男は漸く黒いぬいぐるみから足をどけた。 くっきりと浮き出る足跡には敢えて一瞥もくれる事なく。 胡散臭いほどの笑顔をぬいぐるみ達へと向ける。 「では、お願いしますわね。」 「あぁ、これ以上踏まれないようにもう少し往来から離れて待っていなさい」 そう言って、再び人混みの中へと歩き出した。本来であれば自分が誰かに頼みたい所ではあったが いきなりあのような現実離れした存在が現れたとなれば、重い気持ちも晴れるというもので。 僅かに背後をうかがえば離れてしまった小さなぬいぐるみはなにをやっているかもよくわからない。 ふむ、と小さくうなればどうぞと呼ばれる。向き直ればすでに自分の番の受付になっていた。 「――ナンバー565と…31の代理もかねているがよろしいかね?」 はい、と受付が答えれば満足そうに瞳を細めた。 エントリー自体は難しい事も無く、ものの数分で終了した。 往来から離れた木陰で待っていたぬいぐるみ達の下へと近づけば気がついたぬいぐるみがこちらへ視線を向けてくる。 「お帰りなさいませ。エントリーしてくださったのですのね。」 「勿論。万事抜かりは無いよ」 済ませた書類をぬいぐるみに渡す。花の咲いたぬいぐるみはそれをすぐさま黒いぬいぐるみへ差し出す。 「確かにお受け取りしましたわ。ビスケット持ってて頂戴。」 「はいよ…。」 ビスケットと呼ばれた黒いぬいぐるみは返事は嫌そうではあったが、書類は丁寧に両手で受け取った。 そのやりとりを見ただけでも、人間のそれと変わらない感情表現が見て取れる。 精巧な機械人形ですら行えないやりとりを、布で出来たぬいぐるみが行っているというのは 男にとって信じがたい光景であり、興味をそそられる光景でもある。 しかし、だからと行ってこの場にずっといる訳にもいかない後ろ髪引かれる思いで男は口を開いた。 「…では、私は――」 「あら。ちょっとお待ちになってくださいな。」 言葉が途中で遮られる。訝しげに思うと同時にまさかという期待が芽生えた。 小さな足で、自分の前へと歩いてくるぬいぐるみをゆっくりと見据える。 「ここでワタクシ達が出会ったのはナニカの縁ですわ。そう思いませんこと?」 そういったぬいぐるみが僅かに笑みを浮かべているようにも見えて。釣られるように男の口元が緩む。 「ワタクシがお見受けしたところ、お供の方も見えませんわ。どうかしら、ワタクシ達と共に行くというのは…。」 「た、タルト?!お前…また俺に相談なく…!」 「あら、ワタクシちゃんと行き交う人々を見てましたわ。 その中でこの方と行きたいと思ったんですのよ。それとも、他に組みたい方でも居るのかしら?」 「………っ」 「ワタクシ達の同胞がこの遺跡に来たことがありますの。 状況は少し変わったようですけど、お一人より二人の方が良いと思いますのよ。」 「ふむ……」 二人、と言っていいかわからぬぬいぐるみのやりとりを見ながら小さくうなる。 足元でやりとりするその姿を見ながら、内心は既に決まっていた。 もとより1人で活動するつもりも無く、上手く行けばそこそこの冒険者とでも行こうかと。 その予定とは多少のズレが生じるかもしれないが、目の前の存在はそれ以上に興味をそそった。 楽は出来ないだろうがそれも一興か――僅かに口元を吊り上げれば、ぬいぐるみ達へと向き直る。 ボタンの瞳がじっと自分を見つめてくるのを感じながら、男は視線合わすようにゆっくりとしゃがんだ。 「私としても、君達のような存在に興味があるのも事実だ…迷惑でなければご一緒願おうか?」 答えはイエス。もとより、それ以外の答えなど用意してはいなかった。 「まぁ、嬉しいですわ。よろしくお願いしますわ。そうそう、ワタクシの名前はタルト。こっちは―」 「ビスケット…だ。よろしくな。一応。」 「これはこれは、名乗りが遅れて申し訳ない。私はグレン…長い道中になると思うがよろしく頼むよ?」 * * * * * 探索一日目 不思議な姿をするぬいぐるみと今後の探索を共にする事になった。 中身にはなにが詰まっているのか尋ねたが、どうやら綿らしい。 本当ならば切って中身を確認したいところだが、相手がぬいぐるみでは中々。 恐らくは魔法の力と言うものなのだろう。 タダ同然で手に入れた魔法の書なるものも少しずつ読み解いていかねばならない。 退屈な日々とはしばらく別れを告げられそうだ。 あと、驚く事に携帯電話が使えるようだ。 時々はバークレー君に連絡を取ってやるとしよう。 彼女はああ見えて寂しがりやだからな。
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【パーティメッセージ】![]()
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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マジックミサイル に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
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訓練により 魔力 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 魔力 が 14 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 敏捷 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 6 ) 訓練により 軽業 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 軽業 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 料理 を新たに修得しました!(生産CP - 10 ) B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
ドラゴンパピー(1744)の声が届いた:![]()
颪野(1717)の声が届いた:
ミリィ(1237)の声が届いた:
内藤(1032)の声が届いた:
レミリア(936)の声が届いた:
ミルワ(787)の声が届いた:
グレン(565)の声が届いた:
みる(419)の声が届いた:
みあ(295)の声が届いた:
やつは(285)の声が届いた:
ヤツハ(124)の声が届いた:
琵姫(19)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B1F F-25 / 平原
通常戦が発生!
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![]() | Data (第1回 第3回) |
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ENo.565 グレン=ウェルス |
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ENo.31 ビスケット&タルト ![]() ![]() |
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[PL] カミヤキサラ |
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