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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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序 ゴーン…ゴーン… 鐘が鳴っている―― ゴーン…ゴーン… 青く晴れた日。 いつもな轣A雲ひとつ無い蒼穹の下、ボクは大好きだった歌集『恋愛詩人』を読みふけっていたかもしれない。 鐘の音と共に飛び立つ白い鳩たちが優雅に教会の丸屋根で弧を描くのを眺めながら。 ゴーン…ゴーン… でも、それは…二度と来ない揺籃の日々だった。 皆に愛された美しい姉が永遠に失われた時――ボクが棲んでいた日差しの心地よい鳥篭も破壊され、ボクは自分の羽で飛び立つ事を余儀なくされたのだ。 『姉さま…』 聴きなれた鐘の音が、今は悲しい調べにしか聞こえない―― SIDE-A ============================ 姉が死んだ…。 あまり親しいわけではなかった姉だったが、修道院から、 あの牢獄で朽ちていくはずだった自分を救ってくれた恩人だった。 雨が降っていた。 姉と最期の別れを交わすため大勢の人たちが館を訪れていた。 空も姉の死を悼んでいるのだろうか。 でもわたしは… わたしは世界中から見捨てられたような気がしていて… 姉の死を哀しむより己の境遇を嘆いていたのだ。 わたしのことを姉と同じように見てくれている人が一体どれだけいるのか、と―― 今日、初めての使命を拝命する。 ただ鍛え、己を高める日々は終わったのだ。 私は、本当の騎士になる、きっと。 ============================== SIDE-B 「まだなのか…」 儀式が行われている筈のオーデュールの薔薇館の前でその男は立ち尽くしていた。 男は初老とも呼べる年齢だったが、その強い意志を感じさせる眼光と整えられた眉がそれを感じさせない。 教会組織でも高位の者しか所持することを許されていない紅衣を纏い、上等な絹の外套を肩から架けていた。金糸の刺繍で覆われたコレもまた彼の地位を証明する物の様だ。 「もう儀式が始まって二刻だぞ…!!」 目の前の薔薇の蔦の伸びた色あせた赤い扉が、まるで断崖のように彼と彼の愛するものを隔てていた。 「まだ儀式は終わっていりませぬ、聖務殿。今踏み込めば準備に準備を重ねてきた儀式は台無しになるばかりか…ご子息の生命にも関わりますぞ…耐えなされ…ご子息を信じるのです」 聖務と呼ばれた男は苛立たしげに、その手に握った鞘に収められたままの剣を地面に突き立てた。 彼に注進した小柄な老僧の言う事が正しいのかどうか、彼は判断しあぐねていた。 「何故そのように断言できる…文献によれば継承の儀は一瞬だとの事。認められれば良し、不適格者は……すぐ結果が出るものだそうではないか!」 しかし老僧は聖務枢機卿が纏う紅き衣をじっと見つめながらその言葉が耳に入っていないかのように続ける。 「風が止んでおります……気付かれましたか…?」 「何を言っておる…先ほどからこの薔薇館全体を揺らすほどの強風が……なっ!? いつの間にッ」 風が止んでいた。 継承の儀が始まってすぐに荒れ狂い始めた風は、先ほどまで木々を揺らし、真っ直ぐ立っていることすら苦痛だったというのに。 そういえば自分が剣を地面に突き立て杖代わりにしていたのは強風に耐える為だった…男は思い返す。 (アレは息子が継承の間まで無事たどり着き、儀式を始めた証だったはずなのに…今それが止んだ…?) 今は不気味なほどの沈黙があたりを支配している。 男は老僧を目で問いただした。うなずいた老僧は再び口を開く。 「誰も風が止んだことに気付かれませなんだ様子。それもそのはず、薔薇館は未だ激しく振動を続けております。拙僧も気付いたのはつい先ほど……弟子に確認させましたところ既に風が収まって暫く経っていました。」 男の周りに万が一に備え警護についていた兵達も口々にこの異常事態を口に上らせる。 石造りの薔薇館のみが無風の中で振動を続けている様は、巨大な怪物が館の中で暴れている様子を想起させるに充分で、重苦しい沈黙があたりを支配する。 「既に二刻……しかしご子息はご健在であります。さもなくばとっくにこの揺れは収まり扉が開いておりましょう……しかし大詰めという事には変わりない。風が止んだはその兆しかと」 男は再び扉を見つめた。紅く塗られた古びた扉には茨が伸び紅い花を咲かせている。 この扉が開かれたのは実に70年ぶりの事だった。 その奥へ入ったものは、殆どが生きて戻ってこれなかったからだ。 (生きて還って来い……お前は私のただ一人の子なのだぞ……) ============================== SIDE-A ゴーン…ゴーン… 鐘が鳴っている―― ボクは今、この儀式の間で跪き…私が仕える主でもある敬愛する父の言葉を待っていた。 一族のみが入ることを許されるオーデュールの薔薇館。 蔦の絡まる罅割れた扉が開け放たれたのはあの惨劇以来、三年ぶりだ。 此処は薄暗く、天井の明り取りの窓から仄かに漏れる細い光だけが足元を照らしている。 光の筋に舞う埃を眺めていた私は長い沈黙に耐え切れず顔を上げた。 天窓から射す陽光を受け、影となりぼやける父の顔に僅かでも我が子を思う慈しみの心が無いかと探る浅ましい希望――それは直ぐに失望へと取って代わったが、あらかじめ予想された事だったのでボクの心の表層を微かに泡立てただけで終わる。 ボクを見下ろす父の表情は厳格で、少しの隙も甘えも無くこの荘厳な儀式の間に相応しいものだったから。 分かっているのだ。出来損ないの“わたし”では― ボクでは姉さまの代わりには為れないから。 『汝、聖剣の鞘なる迷い子よ――汝の名をそなたの主に聞かせるがよい』 一見巌のように揺ぎ無い父。 しかし私には、そのしわがれた声の内に秘めた押さえ切れない慟哭がもれ聞こえた様に思う。 ……ボクが死んでも、こんな風に哀しんでくれるのだろうか。 『鞘となる者、その名は…?』 鞘、か。 ボクは鞘に過ぎない、お前の代わりの剣の持ち手など幾らでもいる、そう聞こえるのは被害妄想が過ぎるだろうか? ボクは予め決められた文句をつっかえない様に祈りながら口に出し始めた。 「我が名はGiorgio――竜を殺すもの」 「生地カッパドキア、リッダ、グルジア、そしてキングダムを守護する者」 「大地で働くもの、なにより巧みに剣を振るわん。その《真名》は…」 『よい』 強い、否定。 「え――?」 ボクは戸惑う。 意思を持つといわれるこの剣は、資格あるものにしか力を貸さない。 剣に選ばれるかは己の真名を捧げる事で判定できる筈。 真名が無ければ契約は不完全にしか執行されず、この儀式自体失敗と変わらなくなるかもしれないのに… 『《真名》はよいのだ――』 「しかし――」 『ジョルジュよ』 「…はい」 父の強い命令にそれ以上理由を問う事出来なかった。 …ボクは皆に愛されたあの人ではなく、代用品に過ぎないのだから。そんな思いもあった。 『ジョルジュよ…そなたが《光輝溢るる剣の鞘なる者》だという事は度重なる検邪聖省の判定でも証明されている事だ…喜ぶべき事に我が家系にはその資格があった…』 言葉とは裏腹に、喜びなど感じられぬまま父は続けた。 『後は剣が決める事、そなたが失敗すれば世界の命運を決定づける探索行に重大な遅延が生じる事となる――わが高貴なる青き血を汚す事まかりならんぞ…』 「はっ!」 『では受け取るがよい。これがこれより生涯そなたと共に聖なる剣である。その銘は――』 私の名はジョルジュ。 まだ一人前には程遠い騎士。聖剣の持ち手。探索者。 これより一族の使命を果たす為、遠い異国の地に旅立つもの。 二度と帰れぬかも知れぬ旅を前でも、父上、あなたはボクを見てはくれないのか… 『その銘はアスカロン――汝を導き、汝を守護する』 ============================== SIDE-B 私は力の限りその柄を掴んでいた。気を抜けば魂が吹き飛ばされそうなほどの存在が私の手の内にある。 何かがそこから私の精神を弄っている感覚に怖気が奔るが歯を食いしばって耐えた。 ギリッ 唇が切れ、血があふれ出す。 剣からあふれ出す光の本流に視界はとうに白一色に染められ何も見る事が出来ない。 しかし私が夢を見ているのでも無ければ、私は今、薔薇館の奥深く、聖剣の間で恐ろしき魔剣に手をかけている筈だ。 どのくらいの間こうしているかはかなり前に分からなくなってしまった。 ただ溢れる光を吹き荒れる風の中、立っているだけで精一杯だった。 -ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私の名前はジョルジュ。この聖剣を受け継ぎ、守る血脈に生まれた、騎士だ。 教都から派遣された聖僧たちの探索が三度にわたり失敗したと報告を受けた教皇様は遂に神聖具開封の許可を出した。 緩慢に滅びつつあるこの世界を救うため、この探索行は失敗するわけには行かないのだ。 私の家に伝わる神聖具・聖剣アスカロンは竜殺しの剣と呼ばれている。 竜とは蜥蜴の化け物の事ではなく、この世界を縛り、時には整える常識という名の鎖の事だ。(と私は解釈している) 聖剣アスカロンは常識を砕き、世界の壁を切り裂く超常の存在なのだという。 しかしその力の強大さ故に幾多の悲劇も生み、この薔薇館に封印されるに至った。 それゆえ聖剣アスカロンは魔剣であると主張する識者の一団も存在する。 聖剣の間――時の止まったかのような沈黙が支配するこの石室。 そこに抜き身のままで台座に突き立てられた剣。 しかし大人しくしていたのはその時までだった。私が剣を引き抜こうと手をかけた瞬間、この試練は始まったのだ――。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー それはいきなりだった。 あたり一際輝く光が覆い、一瞬視界がふさがれる。 そして…その光の中で私は確かに見た。一人の女の子が私のすぐそば……剣の柄の上に腰掛けているのを。 黄金の髪と蒼い瞳の女の子。 瞳はいたずらっぽくきらきら輝いていて何処と無く得意そうで… 彼女はボクに人差し指を突きつけてこう言った。 『わたしはアスカロン。貴方と契約した高貴なる剣。納得して崇拝しなさい?』 二つの物語が一つになるのはもう少し先のようだった。
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Message |
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スオ(211)からのメッセージ: oO(なーんか檸檬やで見た気がする、ジョルジュ…っていってたっけ?)
スオ「うーん…人違いだったらわるいな、ジョルジュ?えっと、檸檬やでは世話になった!同じ島に来たってのも縁があるってことで、またこの島でも世話になるかもしれないから、よろしくな!(人違いだったら恥ずかしいので逃げ出した)」
遙(412)からのメッセージ:
遙「てなワケで、メッセを送れなかった心残りがあったんで戻ってきたんであります!」
遙「あと、アナタたちの物語を最後まで見守るのも、アタシが戻ってきた要因のひとつでもありますナ」
遙「物語は再び最初から紡がれる……でも、ソレは以前とは違う物語」
遙「今度はきっと、アナタたち全てに幸せな最後が訪れると、アタシは信じちょるのさね」
遙「あーあと、今期からアナタたちを『アスカさん』と『ジョルジュさん』って呼ばせてもらうのさね」
遙「なんか昨期は勢いでたんやらきゅんやらお呼びしましたが、やっぱり他の方々と呼び方が違うのもアレでありますから」
遙「ソコんトコよろしくであります!」
藤花(626)からのメッセージ:
藤花「剣の直系はヒーローがあるし、上位も悪いわけがないと思うから、強いよね、きっと。」
藤花「そして、本当に二人が主役な感じになってるね……。」
アイヴォリー(1390)からのメッセージ:
今日はメッセージを送っていません。
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精霊研究会 |
フレア(6)からのメッセージ: フレア「最初から入ってくるコアな人ってどれくらいいるんでしょうねぇ(’’」
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くま時空 |
メリル(22)からのメッセージ: メリル「ほえ……えっと、先にコミュだけ立てちゃったけど、今のところクマは居ないのかな」
メリル「これからどうなるかとか考えてないし、皆みたいに凄いことはできないけど……とりあえず、いきなり来てくれた皆にありがとう、だよー」
マキナ(625)からのメッセージ:
マキナ「・・・だ、そうじゃ。」
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闇の種族の遊び場 |
ティナちゃん(65)からのメッセージ: ティナちゃん「又作っちゃった♪ 又ここで誰かと遊べるかなぁ、わくっわくっ」
ティナちゃん「ごしっごしっ さっさっ(部屋の掃除してみんなを待っている)」
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再更新でも泣かないっ! |
エレニア(67)からのメッセージ: エレニア「今期もこのコミュニティは再更新で一喜一憂するコミュニティになっております。」
エレニア「思いのたけをぶちまけてくださいませ。」
エレニア「ま、栗鼠様が再更新少なめと仰っているので、再更新が来ない事を嘆くのがメインになりそうなのかな?」
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はん☆けん |
遙(412)からのメッセージ: 遙「ども、今期は脱衣の欠片もない清純派仕様の神音遙であります」
遙「コミュは勢いで作ったのさね! 今も後悔してないんであります!」
遙「でもまぁ、説明文は適当なんで、次回以降活動内容が変わるかもしれないのさね」
遙「ソコんトコさえ気になさらなければ、お好きにコミュに入ってくださいませ」
カノン(837)からのメッセージ:
中の人「……答えは聞かないけど(爆)。」
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剣を持つもの |
ジョルジュ(564)からのメッセージ: アスカロン「またまた建ててみたけど、誰か来るかしらね…?」
ジョルジュ「あまり期待できないと思うけどね…」
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IVORY.Net |
ジョルジュ(564)からのメッセージ: ジョルジュ「初めましての人もまた会ったという人もいますが、ボクはオーランドの騎士ジョルジュ、聖剣アスカロンの持ち手です。皆の盾になれるよう頑張ります。」
アスカロン「わたしはアスカロン、このぼーやの持つ剣よ。何で剣が喋るのかとか、人の姿を取れるのかとか野暮なことは聞かないで。そういうものだからしょうがないのよ。まぁ新しい仲間に、乾杯ってところかしら」
アスカロン「まだこのコミュに誰も参加してない可能性のほうが高いけど…w」
アイヴォリー(1390)からのメッセージ:
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Main |
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<貴腐人>(1426)からの生産行動を許可しました。 アイヴォリー(1390)からの生産行動を許可しました。
スラッシュ に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
武具に 魔剣アスカロン・ガーディアンモ〜ド☆ を装備!
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訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 体格 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 体格 が 14 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 器用 が 10 上昇しました!(能力CP - 6 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 )
パンくず を買いました。(- 0 PS)
アイヴォリー(1390)に、 おいしい草 を パンくず に合成し、 どうしようもない物体 に変化させてもらいました!
<貴腐人>(1426)に、 パンくず を料理してもらい、 今度は大丈夫 を受け取りました。 B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
D-09&ドリル姫(1675)の声が届いた: D-09&ドリル姫「侵略開始じゃ!」
アルマ(1762)の声が届いた:
慧(1783)の声が届いた:
クォ(1803)の声が届いた:
時をかける三尉(1850)の声が届いた:
アル(1854)の声が届いた:
F・H(1897)の声が届いた:
エルク(52)の声が届いた:
シオン(85)の声が届いた:
ミー(144)の声が届いた:
石津(222)の声が届いた:
ファニィ(237)の声が届いた:
矜持(296)の声が届いた:
レン(562)の声が届いた:
ジョルジュ(564)の声が届いた:
マキナ(625)の声が届いた:
サイ(650)の声が届いた:
アッシュ(713)の声が届いた:
美月(732)の声が届いた:
雅(766)の声が届いた:
稲月(785)の声が届いた:
アン(799)の声が届いた:
ラフィー(1021)の声が届いた:
フォル(1098)の声が届いた:
セスナ(1160)の声が届いた:
みる(1206)の声が届いた:
めぅか(1356)の声が届いた:
アイヴォリー(1390)の声が届いた:
おしず(1456)の声が届いた:
ウーシェちゃん(1515)の声が届いた:
ヒューマ(1574)の声が届いた:
メル(1595)の声が届いた:
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Next Duel |
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B1F G-23 / 砂地
【パーティのデュエル行動】* ジョルジュ(564) : 誰かに練習試合を申し込む ジョルジュ(564)の設定が選択されました!
ランダム選別による練習試合が発生!
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Next Battle |
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B1F G-23 / 砂地
通常戦が発生!
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Data (第1回 第3回) |
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ENo.564 “聖ジョージの剣”-Askalon- |
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* 単独行動中 * |
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[PL] クカミン |
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