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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
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「だ〜かーらーっ!」 人々がひしめきあうこの小さな島の港に、イライラした調子の女の子の叫び声が響きわたります。 『冒険者受付』に並んでいる旅人たちは、またか、といったように顔をしかめました。 その先頭で、係の兵士たちと、見た目10歳前後であろう金髪の女の子が丁々発止言い争いを続けています。 「何度も申していますでしょうっ? わたくしの名前がメリー、でこの3人が…」 「…ぼくが、ルー…」 隣に立っていた小さな男の子が、女の子ににらまれて消え入りそうな声でつぶやくと、 女の子たちの後ろに立っていた、こちらも同世代くらいの少年2人もしぶしぶといった調子で、 「……クラ…」 「…レット」 「そうっ。だから4人合わせて『メリル・クラレット』ですのっ」 誇らしげに胸をそらす女の子には目もくれず、島の冒険者受付係の兵士2人は、招待状に書かれた 『メリル・クラレット』の名に視線を落とすと、うんざりしたような調子でどちらからともなく 目配せをし合いました。 「……あのね、お嬢ちゃん。しかし…」 「『しかし』も『カカシ』もございませんわ! …ああ、もう! あなた方じゃお話になりません、責任者の方はいらっしゃいますかしらっ」 あくまでも強い口調と態度を崩さない女の子に、兵士の一人がさすがにカチンときた顔で 何かを言い返そうとしたそのとき、 「まあ、いいじゃないか」 後ろからヒゲの偉そうな兵士が、4人の子供たちの前に進み出てきました。 「隊長…」 今にもつかみかかりそうな部下を視線と軽く挙げた片手でいなめると、 「しかし君たち、『覚悟』はあるんだろうね」 ヒゲの隊長は子供たちをジロリと強い視線で一瞥しました。 「この遺跡はまだ未探査だから、中にどんな罠がしかけてあるか誰もわからない。おまけに島には 危険な生物がいっぱい生息している。周りを見てごらん? みんな熟練の冒険者たちばかりだ。 その冒険者の中にも、他の冒険者の手に入れた財宝を奪うのが楽しみ、という人間もいる。 一歩入れば最後、怪我ではすまないどころか、死んでしまう可能性だって大いにあるんだよ。 …それでも、遺跡に入りたいのかね」 「当然ですわっ」 間をおかずとっさにそう答えた女の子ですが、さすがにその顔は紙のように青ざめています。 ヒゲの隊長はそんな子供たちの瞳を一人一人見定めるように覗き込んでいくと、 やがてふう、と小さくため息をついて 「手続きをしてやりなさい」 と部下の兵士に命令を下しました。 「やりぃっ」 「ただし」 思わず歓声を上げた後ろの少年の一人が、はっ、と口を押さえるのを 見てみぬふりをして、ヒゲの隊長は先ほどまでの怖い口調がウソのように柔和な笑みを浮かべました。 「招待者氏名の変更手続きをとってもらうよ。この名前じゃまぎらわしくていかんからな」 *** 「でも、危なかったなぁ…どうなるかと思ったぜ」 受付から離れ、ちょっとした宿場町のようなにぎわいを見せる露天商をひやかしながら 子供たち4人は、遺跡へと続いていく道を歩いていました。 ちぢれ毛を紐状に編みこんだ変わった髪形の少年がそうつぶやくように言うと、先ほどの女の子が 「ええ、ほんと。 ティムが『やりぃ』なんて声あげたときはどうなるかと思った」 とすかさずやり返します。彼女の口調は先ほど使っていたお嬢様然としたものではなく、 どこにでもいるような普通の女の子の喋り方に戻っていました。 「や、そうじゃなくてさぁ…そうだけど…俺の『レット』はともかく、シジマの『クラ』ってよ…」 ティム、と呼ばれたその少年が、チラリと視線を飛ばした先には、先ほど彼といっしょに 女の子の後ろに控えていた、褐色の肌に短く銀髪を刈り込んだ体格のいい少年の姿がありました。 しかし、シジマと呼ばれたその少年は、露天に並べられた様々な品物の物色に夢中で 彼らの話などほとんど聞いていない風でした。 「そうだよ、リーリル」 代わりに、4人の中でも一番小さく見える大きな本を抱えた黒髪の男の子が女の子に声をかけます。 「なんで『メリル・クラレット』を4人の名前に分割しようと思ったのさ」 「なんで、って…当たり前でしょう? そうでもしないと4人一緒に入れないじゃない。 それにノエルが、受付は私に任せる、っていうから…」 男の子…ノエルは小さく首をふると 「たぶん、リーリルが『メリル・クラレット』だってことにすれば、ぼくらはその付き添い、みたいな 感じで入れたんじゃないかな。他にも2、3人が1枚の招待状で入ってるところもあるみたいだし」 「なっ」 女の子の顔がみるみる赤く染まっていきます。 「それを早くいいなさいよ! あー! 私、なんて…」 頬を両手でおさえ、しおしおと小さくなるリーリルに生暖かい視線を向けていた ノエルの顔に急にふとさびしげな影が落ちました。 「『シスター・メリル』…『アインス』も…今頃どうしてるかなぁ」 「な、何だよ急に」 ティムがはっと振り返るのを他所に、ノエルはさびしげにつぶやきを繰り返します。 「神父さま(グランパ)やお母様(グランマ)も…ぼくたちが急にいなくなって心配してないかなあ…」 「心配……してないわけねえだろ」 ややあって答えたティムの口調も少しさびしげでしたが、すぐに元気を取り戻したように 「でも大丈夫だ。ちゃんと置き手紙だってして来たし、このもらった日記帳で毎日手紙書いて送ればさ! もちろん行き先は適当にはぐらかしてあるし、だいいちここの招待状だって… ノエルは知ってるだろ? シスターの部屋のくずかごから出てきたやつだ。 まさか俺たちがこんなとこにいるなんて、思ってもいねーだろーさ」 明るい口調で言うと、ニヤリ、と笑ってノエルの肩を叩きました。 「それに、あのヒゲの兵隊が何か言ってたけど…大丈夫、俺とシジマがいれば最強だって! さっさと 『例のもの』見つけて帰ろうぜ、俺たちの家へ」 「うん…そうだね」 顔をあげたノエルの顔にも少し明るい色が戻っていました。 「よし、そうと決まればさっそく行くぞ! ほら、リーリル、シジマ! 歌おうぜ!」 シジマは露天の物色をやめ、彼らの後ろを歩いていましたが、その声を聞くと肩にかつぐようにしていた 棒を無言のままばっと右から左へ振りました。棒に巻かれていた布がほどけ、風にたなびきます。 それは、教会の印が描かれた旗印でした。 そのシジマより少し遅れて、まだ頬に手をあてながらぶつぶつ呟いていたリーリルも、 教会の旗がはためくのを見て、ちょっと、とか待ちなさいよ、とか言いながら小走りで追いついてきました。 やがて、遺跡外の澄み渡った青空の下に4人の子供たちの元気な歌声が響きはじめます。 薔薇の花 さきてはちりぬ 聖きおさなご やがてあおがん 太陽だけがそれを遠く高くの空から見守っていました。 ====== 新暦196年5月2節1の日 親愛なるグランパ、グランマ、おまけに 新緑のころいかがおすごしですか。 さて、おれたちはちょっとピクニックにでかけてきます。 数日もどらなくても大丈夫です。心配しないでください。 男にはやらなきゃないときがある。 あとアインス姉にはないしょにしておいてください。 ティム ======
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ロジュ(628)からのメッセージ:![]()
今日はメッセージを送っていません。
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スラスト に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
武具に 十字軍旗 を装備!
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訓練により 体格 が 10 上昇しました!(能力CP - 6 ) 訓練により 器用 が 10 上昇しました!(能力CP - 6 ) 訓練により 天恵 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 格闘 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
パンくず を買いました。(- 0 PS)
落ちてた薬 を 落ちてた薬 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました! B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
シャルロッタ(1642)の声が届いた:![]()
チュー吉(1747)の声が届いた:
あなぐま(1884)の声が届いた:
ヤツハカ(34)の声が届いた:
ティナちゃん(65)の声が届いた:
ヒュペ(119)の声が届いた:
月華(455)の声が届いた:
platne(490)の声が届いた:
勇(722)の声が届いた:
ロホ(745)の声が届いた:
ジル(749)の声が届いた:
きょうたん(1034)の声が届いた:
スズ(1296)の声が届いた:
めぅか(1356)の声が届いた:
アイヴォリー(1390)の声が届いた:
ユーリィー(1442)の声が届いた:
リン(1560)の声が届いた:
とと(1602)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B1F F-24 / 平原
通常戦が発生!
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![]() | Data (第1回 第3回) |
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ENo.460 ジャン・バティスト少年十字軍 |
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* 単独行動中 * |
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[PL] 聖歌隊の中の人 |
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