|
各種宣言を行なう >> |
|
探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
 | Diary |
      
      |
|
少女が目を覚ますと、暖かい溶液に包まれていた。 周囲を見回せば歪んだ景色が飛び込んでくる。 円筒形よりは球形に近いガラスの容器の中に、少女の姿はあった。 大きささえ無視すれば、その形状は誰でも知っている物だ。 巨大なフラスコ。その中で漂う少女は、まさしく伝承の中のホムンクルスそのものだ。 物珍しそうにきょろきょろと辺りを見回していた少女だが、景色を眺めるのにも飽きたのか、伸ばした手がガラスに触れる。 すると、音を立ててフラスコを満たしていた溶液が音を立てて流れ出した。 空気に触れた少女の肌が震える。やがて全ての溶液が流れ尽き、前面のガラスが扉のように開いた。 出ろ、ということなのだろうか。否、出るのならば勝手に出ろ、ということなのだろう。 一瞬のためらいの後に、少女は自らの足で外の世界への一歩を踏み出した。 周囲は異様な光景だった。 乱雑に本が積み上げられ、武具や装飾品などが雑多に投げ出されている。 研究室。それも、科学ではなく魔術の分野だ。 よく見れば周囲にあるのは曰く付きの品ばかりだ。 投げ付ければ炎の玉へと変わる髪飾り。怨みの籠もった真紅の長剣。 その中で、少女の目を引いたのは拳大の黒い石だった。 不揃いな断面を数多く持ち、紅い線のようなものが幾筋も走った、黒珠。 精巧な宝石箱の中に、数本の支柱のようなもので複雑に配置されている。 見つめるだけで世界が不安定になっていくような、奇妙な石だ。 じい、と見つめ、少女が手を伸ばした瞬間。 突如渦巻いた魔力が形を取り、少女の眼前に舞い降りた。 「我を喚んだのは貴様か」 現れたのは、異形の男。黒き大きな翼を湛え、燃える様な三つ目で睨む様に笑う様に少女を眺める。 「紛い物で我を喚ぶか。姿の割りに素質はあるようだ」 にい、と唇を吊るす様に男は笑う。否、嗤う。 「貴様、名はなんと言う？」 男の言葉に、少女は首をかしげ答える。 「名前は無いよ。私は何にもなれていないから」 少女は笑顔だ。まるで、他に浮かべる感情を知らないかのように。 「名が無いと。ははッ！ 僥倖僥倖！ ならば我が貴様に名を与えてやろう」 「私に名前を？ どうして？」 「知れた事。喚び出された魔人は願いを叶えるが慣わしよ。それとも貴様、名よりも求めるものがあるか？」 「私は何でもないから、望みなんてものも無いよ。だから、私は何かになりたいな」 「良いだろう。汝が名は……ナハトだ。この辺りの言語で、夜を意味する言葉だったな？」 男の言葉と共に、少女の中で渦を巻いていた魔力が形を得て男へと繋がる。 名付けの儀式。名付け親とも呼ばれるように、名を付けることは即ち上位の因縁を繋ぐという事だ。 名は体を表す。体は名に縛られる。悪魔に名を教えてはならない。魂を奪われるから。 かくして、ここに契約は完了した。 「ナハト……私はナハト」 「気に入ったようだな。ははッ！」 気のせいか。男の姿がより確実さを増している。否、気のせいなどでは有り得ない。 繋がった因縁、パスを通り、ナハトから男へ魔力が流れているのだ。 不完全な召喚故に、男は魔力を欲していた。砂漠で見つけたオアシスのように、ナハトの持つ潤沢な魔力は甘露にも匹敵するだろう。 「ところで、貴方はだあれ？」 「我か。我は這い寄る混沌。ニャルラトホテプなり」 「に、にゃる……？」 「ふむ。人の身で我が名を呼ぶ事は困難か。ナイアーラトテップでもニャルラトテップでも、好きに呼ぶといい」 「じゃあナイ君だね！」 ナハトとニャルラトホテプを結ぶパス。そこから流れる魔力が、その瞬間に逆転した。 渦巻く魔力。火花すら散らしながら、ニャルラトホテプの周囲を巡っていく。 一際大きな閃光の後に、現れたのは――。 「な、な、な、なンじャこりゃァーッ！？」 名は体を表す。体は名に縛られる。 ……かくして、ここに契約は完了した。 そこにいたのは、小さな蝙蝠の姿をした、ニャルラトホテプの化身だった。 「自力での放出は不可能でも、繋がれたパスを通して魔術を発現する事は出来るのね。新しい発見だわ」 「……？ えっと、どういう事なの？ お姉様」 「貴方が魔力を放出できない体質だ、ということは判っているわね？」 「うん。だからナハトは失敗作だったんだよ」 優雅に紅茶をすする魔女と少女。 「……おいおいおいおい。ンな軽く話すような内容じゃねェだろうが！」 「そんな事を言われても、事実に変わりはないもの」 「どうしてナイ君が怒ってるの？」 「呆れてるンだよ！」 「騒がしいわね。お茶の時間は優雅に過ごすものよ」 さらに一口。穏やかな香りが周囲に広がる。 「とりあえず。この子の余命はあと一月くらいよ」 「だァから！ ンな軽く言うもんじゃねェつッてんだろうが！」 「だから落ち着きなさい。そこで現れたのが貴方。まさに僥倖といったところね」 「よく分からないんだよ、お姉様？」 「貴方の体質は魔力の放出が出来なくて、溜まった魔力が限界を超えて命に至る。分かるわね？」 「風船を膨らましすぎたらバン！ だよね」 「いい例えね。なら、その空気を適度に抜いてやればいい。そこで、貴方の出番というわけね」 「つーかよ、なンで我がンな事に付き合わなきゃなんねェんだよ」 「あら、貴方にとっても悪い取引じゃないと思うけれど」 「ほゥ？ 言ってみやがれ」 「不完全な召喚の上に、契約によって縛られた貴方じゃ……契約者を失えば下手したら消滅してしまうんじゃないかしら？」 「……ハッ、我を脅そうってか。この無貌の神を」 「一蓮托生。いいじゃない。それに、退屈はさせないわよ？」 魔女が取り出したのは、一通の手紙。 偽りの島からの招待状。 「ああ、離れていると魔力を込め難いわね……無貌の神を名乗るなら、姿を変えるくらい簡単よね？」 「そりゃァ出来るがよ」 「剣、槍……違うわね。けど魔石もそのまま過ぎて……ああ、そうね。杖。杖がいいわ」 「おィ我の話を聞きやがれって」 「ちょっとやってみてくれないかしら？ ほら、早く」 「いやだからだなァ……あーもう、これでいいのか！？」 トラペゾヘドロンを核に、ぐにゃりと姿を杖に変える。 「グート。悪くないわ」 はい、と杖を少女に手渡す魔女。 「わわ、凄いんだよナイ君！」 軽く振り回しただけで、周囲に魔力が渦巻く。 「決まりね。ナハト、貴方はこれから魔女の姓と《黒杖の魔女》を名乗りなさい」 「……え、え？」 「《黒杖の魔女》ナハト＝フォン＝ロッテンブルク。今日から、それが貴方の名よ」 「私が、魔女？ お姉様と同じ、魔女でいいの？」 「貴方が嫌だというのなら、無理に名乗る必要は無いけれど」 「嫌じゃない！ 嫌じゃないもん！」 「そう。良かったわ」 「……おィ、我の事忘れてんじゃねェだろうなァ？」 「えへへ……やったね、ナイ君！」 「話聞けッつってんだろうがてめェら！」 かくして。 若き魔女と邪神の欠片は島を訪れる。 ――待ち受ける災厄を、今はまだ知らないままに。
|
| Message |
|
|
すろすた☆(1621)からのメッセージ： くっくっく・・・ これまた素敵なお嬢ちゃん・・ こんにちわぁ、はじめましてだねぇ！ ・・くっく！ そう警戒しなくてもいい・・ ここに居るのは別に、キミの敵というわけではないのだからね！ くっく・・ ただちょっと、お話がしたいだけなのさ・・・」
今日はメッセージを送っていません。
|
| 宿縁六花 |
ナハト(35)からのメッセージ：  ナハト「なんだか大変なことになっちゃったけど、怪我も少なくて良かったんだよー」
アズ(42)からのメッセージ：
|
ナハト「これからよろしくね、皆様方！」
アズ「まだ遺跡の中のほうが暖かそうだな」 | NANDEMO許可！ |
タグ(911)からのメッセージ：  タグ【ic1】「お初さん！前期のコミュニティに引き続いて、新装ＮＡＮＤＥＭＯ許可！が出来たぞ！皆よろしくな！」
うめ＆わん太(49)からのメッセージ：
エイテン(244)からのメッセージ：
スィン(584)からのメッセージ：
クロ(616)からのメッセージ：
姉御(1549)からのメッセージ：
|
うめ「何でも許可？」
エイテン「”なんでも許可”って寛大な心で有名なコミュニティがこの辺にあるって聞いたんだけどよ……此処で良いのか？」
エクト「こんにちは、私はエクトという者です。」
スィン「その従者のスィンだ。みなさん、よろしく頼みます。」
クロ「……おじゃましまーす……（こそこそきょろきょろ）」
姉御「見切りで飛び込んでみるぜ。皆？よろしくな！（ ´ー｀）ｙ―┛~~」 | レンタル宣言 |
ミル(913)からのメッセージ：  ミル「さて、物好きは何人いるカナ？コミュニティはアタシが引き継いだンでよろしくネ。」
アズ(42)からのメッセージ：
うめ＆わん太(49)からのメッセージ：
町屋(478)からのメッセージ：
ヒル(618)からのメッセージ：
すずな(932)からのメッセージ：
|
ミル「忘れないうちにダイス…［1d10：7］ダヨ。
ミル「…アンマリ多すぎない方が良いのも本心ダケド。ドウカナ？」
「やぁ。お邪魔するねぇ。ここが垂れ耳ちゃんの遊び場だってねぇ。
ヒル「なんかど偉い人数のコミュができるって聞いたんだが、ここでいいのかね？」 | Main |
|
|
すばる(39)からの生産行動を許可しました。
グリームビート に技回数を 8 振り分けました！
おいしい草 を食べました。
|
|
|
|
訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 3 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 4 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 5 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 6 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 1 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 2 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 3 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 4 ) 魔術 を新たに修得しました！(戦闘CP - 10 )
技 シークレットエッジ を初修得しました！
技No.31 生きることの喜び を訓練しました。
おいしい草 を買いました。(- 0 PS)
すばる(39)に、 おいしい草 を料理してもらい、 どくだみ茶 を受け取りました。 B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました！
B-22 に移動しました！
【合言葉＆場所チェック】
|
| 声が聞こえる・・・ |
癒し系モヒカン野郎(2079)の声が届いた： 癒し系モヒカン野郎「ヒャッハーー！傷口は消毒だぁ！！」
る〜(2069)の声が届いた：
カネクレー(2015)の声が届いた：
マリン(2002)の声が届いた：
ヴィー(1996)の声が届いた：
角田(仲間募集中)(1854)の声が届いた：
テン(1832)の声が届いた：
ヨリ(1731)の声が届いた：
太郎(1692)の声が届いた：
もちぴよ(1408)の声が届いた：
藤花(1388)の声が届いた：
三ちゃん(1349)の声が届いた：
ゴーテ(1311)の声が届いた：
きょうたん(1260)の声が届いた：
フレイド(1193)の声が届いた：
PL“アリス”(1166)の声が届いた：
アルメ様(1153)の声が届いた：
ちゃとらん(1144)の声が届いた：
ナルガ(1076)の声が届いた：
スライム(1030)の声が届いた：
パフィオ(1029)の声が届いた：
毒男(1008)の声が届いた：
Ｇ子(920)の声が届いた：
壁(885)の声が届いた：
シェラ(851)の声が届いた：
シラン(841)の声が届いた：
クリス(782)の声が届いた：
アンリ(750)の声が届いた：
ユフィ(745)の声が届いた：
ミャオ(743)の声が届いた：
ウィル(728)の声が届いた：
リズ(701)の声が届いた：
イヨ(658)の声が届いた：
ルータヤ(638)の声が届いた：
セリン(563)の声が届いた：
シンクレア(562)の声が届いた：
オセ(515)の声が届いた：
カノエルとカリュサ(512)の声が届いた：
ティティアナ(500)の声が届いた：
【闇女王】ルーラ(487)の声が届いた：
すず(441)の声が届いた：
ぽちお(438)の声が届いた：
チャル(436)の声が届いた：
あかり(382)の声が届いた：
風森るしあ(370)の声が届いた：
げてものさん(369)の声が届いた：
ライカ(337)の声が届いた：
ねこ(335)の声が届いた：
くずは(284)の声が届いた：
ふわさくら(282)の声が届いた：
イリス(228)の声が届いた：
たぬき(219)の声が届いた：
ファイ(187)の声が届いた：
セラ(148)の声が届いた：
ユズハ(141)の声が届いた：
なでこ(109)の声が届いた：
ミア(98)の声が届いた：
ユイ(94)の声が届いた：
まゆみ(75)の声が届いた：
メリル(52)の声が届いた：
ウィナ(14)の声が届いた：
ソーマ(2151)の声が届いた：
ライアス(2136)の声が届いた：
れいん(2129)の声が届いた：
メイ(2111)の声が届いた：
さくら(2103)の声が届いた：
|
| Next Duel |
|
|
B1F C-19 / 平原
【パーティのデュエル行動】* セス(983) ： なゆた(490)のパーティに練習試合を申し込む セス(983)の行動が選択されました！
練習試合が発生！
|
| Next Battle |
|
|
B1F C-19 / 平原
通常戦が発生！
|
野犬 | Data (第1回 第3回) |
|
| ENo.35 ナハト＝フォン＝ロッテンブルク |
［HomePage］ 各種宣言を行なう >> |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ENo.983 セシリア・リンフォス
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
[7] No.911
[8] No.913| [PL] Heptis |
|
|