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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
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「まぁ、これが島ですの?」 小さな足が二つ、島へ降り立った。 「極、普通に見えるな。」 続く足も、先に降り立った物よりは大きめだが、人とは違う小さな足。 それはそうだ。ぬいぐるみなのだから。 一体は、左の顔から腕に掛け植物になっているぬいぐるみ。 一体は、黒と黄色の色が目に入るつり目のぬいぐるみだった。 島には遺跡があり、その中を探索するための招待状が届いた。 パーティーだと言う、とても胡散臭い手紙。 「皆さん、ダイレクトメールだとは思わなかったみたいですのね。とても混んでますわ。」 遠目から見るとよく分かった。人、人、人。人の波だ。この島にある遺跡を探索するにはエントリーしなければならない。 その手続きへ向かう人でごった返している。 「じゃあ、この中を掻き分けて書類を出してきなさないな。」 「はぁ!?いや、こんな中行ったら絶対踏まれるじゃねぇか!?」 「そうですわ。ワタクシ、踏まれるのはまっぴらですの。」 「オレだって踏まれるのはまっぴr」 黒いぬいぐるみのその言葉は急にとぎれる。ぎゅっと上からやってきた硬い感触。 そう、踏まれたのだ。 「――おや?」 踏んだ男は言った。ぬいぐるみ達より遙かに背の高い男性。―というか、大体の人はぬいぐるみ達よりも背が高いのだが。 こげ茶の髪と翡翠の瞳。顔の右側には縦に大きな傷跡が残っている。軍服の上に白衣という少々不思議な格好をした男は、 僅かにずれた眼鏡を治しながら、足元へと視線を動かした。 「う…ぐ、ふ、踏まれて…r」 「まぁ、アナタ様もこの島の探索へやってきたのですの?」 「そう言われれば、イエスと答える事になるだろうね」 「奇遇ですのね。」 「ちょ…踏んだままだか…ら…っ」 「ワタクシ達もやってきたのですけど、何分人がこう多くてはうまく行動出来ませんの。 今、アナタ様の足下に居る不細工なぬいぐるみのように踏まれたりしてエントリーの場所までたどり着くことができませんのよ。」 そう言うとぬいぐるみは植物の蔓を思わせるような手に持ったエントリーの紙を、男へ差し出した。 「一応、ワタクシの不細工な相方を踏んだということで、こちらを出してきていただけると、チャラということにいたしますわ。いかがかしら?」 「――それは素敵な提案だ。踏んだ事自体は私の不注意だからね。」 そう言うと、男はゆっくりと足を黒いぬいぐるみからどけた。くっきりと白い足跡が黒いぬいぐるみの背中についている。 「では、お願いしますわね。」 「あぁ、これ以上踏まれないようにもう少し往来から離れて待っていなさい」 胡散臭いほどににっこりと男は笑みを向けて人混みの中へと消える。 「タルト!お前なぁ!」 タルト―と呼ばれた花のぬいぐるみは、涼しい顔をしている。 「あら、ビスケット。良いじゃないですの?これから二人で人混みの中で踏まれるかもしれないことを考えたら、 アナタが踏まれた一回きりで済んだのですもの。感謝してほしいですわ。」 ビスケット―と呼ばれた黒いぬいぐるみは納得いかなさそうな顔をしていたが、高飛車にまくし立てるタルトの言葉にそれ以上は何も言えなくなってしまった。 少し考えてから、人混みの中に消えた男のもう見えない背を追うように視線をやった。 「あの男のあぁいう目は苦手だ…。」 「あら、ワタクシは嫌いじゃありませんわ。純粋に澄んだ子供の目より、歴史を感じますわ。」 「…………。」 ビスケットは尖った耳を少し動かし、考えるようにごった返す人々を見ていた。 「お帰りなさいませ。エントリーしてくださったのですのね。」 「勿論。万事抜かりは無いよ」 男は済ませた書類をぬいぐるみに渡した。 「確かにお受け取りしましたわ。ビスケット持ってて頂戴。」 「はいよ…。」 返事は嫌そうではあったが、書類は丁寧に両手で受け取った。 「…では、私は――」 「あら。ちょっとお待ちになってくださいな。」 別れを告げ立ち去ろうとする男の前に、タルトは小さな足で前に回る。 「ここでワタクシ達が出会ったのはナニカの縁ですわ。そう思いませんこと?」 ぬいぐるみの表情がとても変わるわけではない。ただちょっとだけ口の端をあげているように見える。言うならば笑顔だろうか。 「ワタクシがお見受けしたところ、お供の方も見えませんわ。どうかしら、ワタクシ達と共に行くというのは…。」 「た、タルト?!お前…また俺に相談なく…!」 「あら、ワタクシちゃんと行き交う人々を見てましたわ。その中でこの方と行きたいと思ったんですのよ。それとも、他に組みたい方でも居るのかしら?」 「………っ」 「ワタクシ達の同胞がこの遺跡に来たことがありますの。状況は少し変わったようですけど、お一人より二人の方が良いと思いますのよ。」 「ふむ……」 ぽつりと呟き男はぬいぐるみ達をじっと見据えている。 僅かに眉間に皺を寄せ、考え込んでいるようにも見えた。 男が考えている間、ビスケットはタルトへ駆け寄る。 「ホントに本気なのか?」 「ワタクシ、自分が思ったことが通らないと気に入りませんの。知ってますでしょ?」 「……あぁ、嫌になるぐらい知ってるよ。」 「でしたら、案もないのに否定するのはよろしくないわ。納得出来る方を連れてらして。」 再び、男に向き直る。今度はビスケットも一緒に男の前に立つ。 男は不意にゆっくりしゃがみこんできた。勿論ビスケット達に視線を合わせる為に。 「私としても、君達のような存在に興味があるのも事実だ…迷惑でなければご一緒願おうか?」 答えはイエス。 「まぁ、嬉しいですわ。よろしくお願いしますわ。そうそう、ワタクシの名前はタルト。こっちは―」 「ビスケット…だ。よろしくな。一応。」 「これはこれは、名乗りが遅れて申し訳ない。私はグレン…長い道中になると思うがよろしく頼むよ?」 「楽しい旅になりそうですわ。ね、ビスケット。」 「……俺は平穏な旅が良い。」 「あら、平穏な旅なんて、求めてませんのよ。」 「……そうだったな。お前は。」 ビスケの日記 今日、主の旅していたというあの島へやってきた。 何の変哲もない島ではあるが、参加者をざっと見ると何の変哲もあるっていうか、結構不思議なヤツも多いっていうか。 俺達が言える立場じゃねぇけどな。 タルトはさっそくやる気満々だ。俺は文句を言いながらもきっとタルトについていくだろう。 …暴走しすぎないようにだけは、見てやりたいと思うけど。 それにしても、一緒に行動するようになったヤツ。歳のせいなのか、それとももっと別のことなのか。目とかは苦手だな…。 タルトはあぁいう目ぇしたヤツ大好きだからなぁ。 とりあえず、今日は遺跡外からの移動だから、まぁ、迷惑にならんようについていくか。 タルトの日記 やっと島に来ることが出来ましたわ。ザッハとマシュが帰ってきてから何日も経たないウチに来ることが出来ましたの。 やっぱり、こことワタクシ達の住んでいる世界との時間軸はあっていませんわね。早くなったり遅くなったりのようですの。 それはともかく、参加者を見ているだけでも、ワタクシに宿った花々が咲きたがるようですわ。感性を刺激されることはいいことですのよ。 ビスケは相変わらずですわね。早いところもうちょっと、自分からいろいろと積極的に動くようになってほしいですわ。 まぁ、この島での生活はしばらく続くでしょうから何かしら得るものはあるでしょう。 そうそう、これは大事ですわ。今日から共に遺跡の中に潜ることになった方が出来ましたの。頼もしいですわ。 歴史の浅い方より、歴史の深そうな方の方がワタクシ好きですわ。 とにかく、この先で何と出会えるか楽しみですの。
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夜一(238)からのメッセージ:![]()
マコト(521)からのメッセージ:
グレン(565)からのメッセージ:
クロ(616)からのメッセージ:
すろすた☆(1621)からのメッセージ:
今日はメッセージを送っていません。
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![]() | 洗濯日和。 |
ビスケ(31)からのメッセージ: ![]()
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エキサイト に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
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訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 6 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 訓練により 体格 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 体格 が 14 上昇しました!(能力CP - 9 ) 魅惑 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
技 ヴァニッシュ を初修得しました!
パンくず を買いました。(- 0 PS) B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
ドラゴンパピー(1744)の声が届いた:![]()
颪野(1717)の声が届いた:
ミリィ(1237)の声が届いた:
内藤(1032)の声が届いた:
レミリア(936)の声が届いた:
ミルワ(787)の声が届いた:
グレン(565)の声が届いた:
みる(419)の声が届いた:
みあ(295)の声が届いた:
やつは(285)の声が届いた:
ヤツハ(124)の声が届いた:
琵姫(19)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B1F F-25 / 平原
通常戦が発生!
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![]() | Data (第1回 第3回) |
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ENo.31 ビスケット&タルト |
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ENo.565 グレン=ウェルス ![]() ![]() |
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[PL] ぎぃ。 |
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