各種宣言を行なう >> |
探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「デュエル戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
「全員集まったか。」 真夜中の、とある部屋の中。 凛々しさを感じさせる女性の声が、静かに室内に響いた。 部屋の中央に有るテーブルを取り囲むようにして座る、6つの影。 その内の一つは、空のアルデヴァールが一国、グランスエリアの女王のものである。 「ゼルヴァ、カインは。」 「大丈夫、もうとっくにお休みですよ。」 「そうか。」 女王の左隣に座る男は、彼女の問いかけにそう答えた。 ゼルヴァという名のその男は、女王の近衛兵隊長だ。 「では、始めようか。」 「第32回・王子を矯正する為の定例会議、ですね。」 「うむ。」 二人は互いに頷き合うと、一度、其々の視線を前方へと戻す。 そして、直ぐに女王の口から言葉が発せられた。 「…ダクティス、現状はどうだ。」 「相変わらずです、芳しくありませんな。…特に変化なるものも見られません。」 「良い、報告してくれ。」 「分かりました。」 ダクティス=ミリオン。 藍色の長い髪と、冷たく切れ長の瞳を持つこの男は、グランスエリア軍の魔法兵隊長だ。 魔道の発展に乏しいグランスエリアにおいて、彼の存在は非常に貴重なものである。 「第30回定例会議で決定した『カイン王子矯正案・其の8』、 …つまり、先日行われた隣国エアズガルドのソニア王女との見合いの件についてですが、 約3時間の間にカイン王子が自らソニア王女に声を掛けたのは、僅か3回。 …相手側からの問いかけに答える形を含めても、会話時間は総計して12分弱。 残りは、ジュール王子との諍い他、陛下やレンド国王との対話に費やされています。 我々が見る限り、カイン王子とソニア王女の仲は一切進展していないもの、と…。」 「…正直な話、今回の見合いは全くの無駄だったというわけか。」 「その通りです、陛下。」 ふぅ、と渋い顔で溜息をついた女王に、ダクティスは臆する事無く、きっぱりと真実を告げる。 それをフォローするように、銀色の分厚い鎧に全身を堅く守られた、壮年の男が口を開いた。 女王の右隣に席を置くこの男、名をマルスと言う。 この中では最も長く王家に仕える古参の人物で、現在は騎馬兵隊長を務めている。 「…しかし、回を重ねれば徐々に親交も深まるだろう。 ただの一度の結果で作戦を変えるのは、少々早計ではないかと思うが…。」 「いや……俺は、陛下が殿下の傍に居る限り、殿下の成長は有り得ないと見るな。 精神的な親離れの為には、物理的にも距離を置くべきだと思う。」 「俺もシグの言う通りだと思います、陛下。 …この際、王子をエアズガルドに留学させてはどうでしょうか? 上手くすれば、王子の親離れ・ジュール王子との和解・ソニア王女との恋愛発展・その他成長等、 様々な利益が得られるやも…。」 マルスの言葉に否定の意見を述べた男が、シグ。 次いで、シグの意見に同調して頷いたのが、ゲルニオという名の男だった。 彼らもまた、精強と言われるグランスエリア軍を率いる、弓兵隊長と歩兵隊長である。 「いや、しかし…。」 「どうした、ダクティス。」 「我がグランスエリアと現在最も親交が深く、且つ、過去に最も因縁の有るエアズガルドに、 カイン王子を野放しにするのはどうかと…。」 ダクティスという男は、滅多に言葉を選ばない。 …公式な場以外での話だが。 不敬とも取れる発言に誰も意見しないのは、彼のそのような面を皆が理解しているからというのも有るのだが、 それ以上に、彼らは主従の関係であると同時に、気のおけない友人同士でもあるからなのだろう。 ダクティスは、言葉を続けた。 「御存じの通り、カイン王子はとんでもない事を頻繁に口走ります。 これは由々しき問題…万が一、エアズガルドとの国交を壊滅させるような発言をしたら…。」 「ほう、例えば?」 「そうですな、例えるならば…。 『エアズガルドには、母上以上に魅力的な女性がいなくて残念だな。』…とか、ですかな。 下手すると、其れ以上の事を口にする可能性も…。」 「………………。」 彼の言葉に、その場にいる全員が黙り込む。 反論する者はいない。 それが真実であり、容易に想像する事の出来る光景であったからだ。 『グランスエリアの第一王子は、無邪気で素直で可愛らしいが、病的マザコンのバカ王子』 ……まさか、本人の耳には入っていないだろうが、 これは、自国だけでなく他国でも実際に囁かれている噂である。 「……やはり、留学は無理ですかね…。特にエアズガルドは…。」 青い顔をして、残念そうに肩を落とすゲルニオ。 彼の言葉に女王も、ううむ、と低く唸った。 「…だが、カインを一度、この城から遠く離す事には私も賛成だ。 王子という立場にも臆する事無く付き合える、その様な者達がいる場所に行けば、きっと…。」 きっと、と。 姿の見えない、存在の不確かな「何か」に望みを託して女王は言った。 人はそれを逃避と呼ぶ。 「その為には、最低でもアルデヴァールの外に行かなければなりませんね…。」 「うむ。…長期の旅となるだろうが、最早、この案に望みを掛ける他無いだろう。」 「そうですな。」 二人の会話に、ダクティスも低い声で頷く。 しかし、それに反対する人物も、勿論ながら居るわけだ。 …マルスが、それだ。 彼は拳を握りながら、苦々しく言葉を紡ぐ。 「いいえ!自分は反対です、陛下。 王子様は、我がグランスエリアの唯一の王位継承者……その身に、万が一の事が有れば…!!」 「…その通りだ、マルス。」 女王は頷く。 「カインは私の大事な一人息子。そして、後のグランスエリアの王位を継ぐ者。 『万が一』などという事は、決して有ってはならんのだ。…故に。」 「故に?」 「お前達の誰かが、カインの供として付いて行くのだ。…全力であの子を守ってくれ、良いな。」 「…………。」 何故か、沈黙。 女王は念を押すように、もう一度尋ねた。 「…良いな?」 低い声だった。 女王の声色に、5人の臣下達は慌てて頷く。 …一応、本心から。 「も、勿論です、陛下!!………ですが、一体誰が…。 我々は、皆其々軍の隊長を務めています。 魔族との戦闘が我が国の外交手段の一つである以上、我々が抜けるという事は…。」 「分かっている。……だが、お前達にしか頼めないのだ。 ……誰が行くかは、お前達が決めるが良い。」 「はいはーーい!!俺が行っきまーっす!!」 素早い挙手と共に、気楽そうな声を挙げて自己主張をするゼルヴァ。 「却下!!」 即効でマルスの怒声が飛んだ。 「認めたくはないが、貴様は仮にも近衛兵隊長だろう、ゼルヴァ! 貴様が陛下の傍を離れてどうする!!」 「私は構わんぞ、マルス。…今の所、我が国は平和だ。 仮に敵が現れても、自分の身を守れるだけの力は十分に有るつもりだ。」 「いけません、陛下!! …第一、こやつに任せると、どんな余計な事を吹き込まれるか…! 王子様の為にも、こやつには、絶対に任せてはなりません!!」 「じゃあ、俺が行ってこよう。」 シグの低い声が、女王とマルスの会話に割り込む。 「却下!!」 勿論、マルスは即答だった。 「貴様も王子様に何を吹き込むか分からん!傍になど置いておけるものか!! …自分が行きます!陛下!!」 「えー、陛下ー、マルスは王子の甘やかしに一番貢献している張本人ですよー? マルスが付いて行くのはどうかと思いますね、俺は。」 「同じく、同じく。……王子が、ヘタレな上に柔軟な考え方の出来ない堅苦しい人間になっちまうな。」 「な…っ!」 速攻で却下を出された仕返しなのか、 「自分が行く」と言いだしたマルスに辛辣な評価を返す、ゼルヴァとシグ。 彼らのそんな様子に、ダクティスは「おっさんの皮を被ったガキ共が…」と思いつつも、 自らも意見を述べた。 「…マルス殿は立派な方だ、私は、その点では特に問題はないとは思うが…。」 「あぁ?『思うが』……何だよ?」 「ただ、マルス殿はもうお歳だ。無理はなさらない方が良いと思うぞ。」 書き忘れていたが、マルスの年齢は55歳である。 「ははーっ!だったら、おっさんも無理だな!50だもんな!無理すんなよ!!ジジイ!!」 「るっせぇな!てめぇだって36だろ!?立派なおっさんじゃねぇかよ!!バーッカ!!」 ダクティスの言葉を聞いて、ゲラゲラと品悪く笑いながら互いを罵り合うゼルヴァとシグ。 本人達は仲が悪いと主張しているが、見ている分には、とてもそうは思えない。 「………シグ殿…それは、陛下に対する侮辱と取っても良いのか?」 ふと、ダクティスがごく冷静に突っ込みを入れた。 ……そう、女王もゼルヴァと同様、御年36歳である。 ダクティスは言葉を選ばない。 勿論、遠慮もしない。 そんな彼の年齢は38だが、彼は自分の年齢に対して大して興味は無いようだ。 「………あ…」 「へ、陛下…。」 ダクティスを除く全員が、血の気の引いた顔で女王の顔色を伺う。 「私には何も聞こえんな。」 「現実逃避はいけませんな、陛下。」 どこまでもシビアな男である。 「…話を戻そう、カインの供についての話だが…私はゲルニオ(42)に任せたいと思う。」 「おお、ゲルニオ(42)ならば、自分も問題は有りません、陛下。」 「そうですな。ゲルニオ(42)殿ならば、特に欠点も有りますまい。」 「えー、俺が行きたかったんだけどなぁ…。 仕方ねぇな、カイン様は任せたぜ、ゲルニオ(42)!」 「殿下の御守を頼んだぞ、ゲルニオ(42)!」 「おい!お前ら(42)は余計だ!!」 女王の提案に、にこやかな笑みを浮かべながら頷き同意を示す面々。 これが人望というものなのだろう。 流石、これといった欠点の無い男、ゲルニオ。 これといった特徴も無い男、ゲルニオ。 くどい様だが、そんな彼の年齢は42歳である。 ―――かくして。 グランスエリアの第一王子・カインは、お供のゲルニオを引き連れて、旅に出る事になった。 名目は、取りあえず「嫁探し」。 うまく普通の恋愛に目覚めてくれれば、親離れも早いだろうという理由から出された、 女王の勅命である。
|
![]() | Message |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
【パーティメッセージ】
今日はメッセージを送っていません。
|
![]() | Main |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
エキサイト に技回数を 8 振り分けました!
おいしい草 を食べました。
武具に 凶悪なソレ を装備!
|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
訓練により 体格 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 体格 が 14 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 )
パンくず を買いました。(- 0 PS)
ウィル(644)の所持する パンくず を パンくず に合成しようとしましたが失敗しました。
ナタール姉弟(269)の所持する おいしい草 を料理し、 水増しされているものの所詮一人分の食事 をつくりました。 B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました!
B-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
|
![]() | 声が聞こえる・・・ |
ラナン(1625)の声が届いた:![]()
エド(1700)の声が届いた:
リゼ(1728)の声が届いた:
こゆり(1804)の声が届いた:
ミリー(1815)の声が届いた:
レイジ(1931)の声が届いた:
マリア(16)の声が届いた:
ガイ(37)の声が届いた:
ザッハ(42)の声が届いた:
アハト(55)の声が届いた:
テリス(58)の声が届いた:
キアンコウ(59)の声が届いた:
刻(64)の声が届いた:
零(118)の声が届いた:
シリル(131)の声が届いた:
オスロ(137)の声が届いた:
ピエロ(173)の声が届いた:
シェリル(187)の声が届いた:
こさめ(192)の声が届いた:
レイ(204)の声が届いた:
ナタール姉弟(269)の声が届いた:
デュノ(274)の声が届いた:
アリス(382)の声が届いた:
マコト(406)の声が届いた:
かれん(498)の声が届いた:
ハス(519)の声が届いた:
にら(531)の声が届いた:
フォール(614)の声が届いた:
リリィ(623)の声が届いた:
ティル(631)の声が届いた:
ウィル(644)の声が届いた:
どら&もっくん(714)の声が届いた:
ちなみん(715)の声が届いた:
クロイ(723)の声が届いた:
エティ(775)の声が届いた:
シグ(776)の声が届いた:
フェル(804)の声が届いた:
来世(832)の声が届いた:
カノン(837)の声が届いた:
雲雀(861)の声が届いた:
ルーファス(924)の声が届いた:
ルー(949)の声が届いた:
飛鳥(983)の声が届いた:
アリッサ(985)の声が届いた:
とうね(997)の声が届いた:
ジャス(1003)の声が届いた:
メフィ(1016)の声が届いた:
舞華さん(1019)の声が届いた:
ントゥラス(1033)の声が届いた:
おさる(1041)の声が届いた:
しっき(1284)の声が届いた:
たんじぇ(1449)の声が届いた:
フィル(1484)の声が届いた:
ゆ〜(1520)の声が届いた:
|
![]() | Next Duel |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
B1F C-19 / 砂地
【パーティのデュエル行動】* 王子(259) : ハーヌ(66)のパーティに練習試合を申し込む * ナタール姉弟(269) : ハーヌ(66)のパーティに練習試合を申し込む 王子(259)の設定が選択されました!
練習試合が発生!
|
![]()
「うぅ〜・・・こっち来ないでー!」 子供が歩行雑草に追われている。 子供は本を大事そうに抱えて太い木に隠れて震えている。 「・・・モッサァ?」 歩行雑草がこちらに気付いた。 「モッサァァァァァァァッ!!」 邪魔者と判断したらしく、こちらに向かって突撃してきた! (この戦闘に勝利できなかった場合、戦闘終了時にB-21に強制移動)
|
![]() | Next Battle |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
B1F C-19 / 砂地
イベント戦が発生!
|
![]() | Data (第1回 第3回) |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ENo.259 カイン |
各種宣言を行なう >> |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]()
ENo.269 ナタール姉弟 ![]() ![]() ![]() ENo.644 スティルウィル=テイル=リル |
![]()
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
![]()
![]()
![]()
![]() |
![]()
![]()
|
[PL] 豊 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |