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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
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空が茜に染まる頃、一台のバスがゴトゴトと音を立てて田舎道を走っていた。 過疎の地ともなれば、この時間に利用する客は皆無に等しく、 ――かと言って通勤時間にも全ての席が埋まらないほどの乗車率でしかない――その座席の大半は、 経年変化によって薄ぼけた深緑色を、ひとときの茜色に染めていく。 この土地のこの時間帯のバスは誰にも乗車されることがなく、 運転手は、ただ決められた運行を行うだけ。そんな日々が続いていた。 その侘しいまでの車内風景が様変わりしたのは、今年の春。 バスの後部、三つある座席に三つの小さな少女たちの姿があった。 山間から少し離れた場所にある、私立の中学校の制服を着た三人の少女たち。 最後尾の三人座りの座席は、今では少女達の登下校時の指定席となっていた。 ??「でもさ、明日からまた暫く会えなくなっちゃうんだね。残念だなー」 進行方向左側に座した少女が詰まらなさそうに足をフラフラさせると、 反対側、進行方向右側の少女がうんうんと首を縦に振った。 ??「うんうん。折角わたしたち三人、仲良しになれたのにね……」 ??「たまにでも会えたら良いのにさ。そこんとこ、いったいどーなのよ、仔淡?」 仔淡「あ、えっと……」 二人の少女に左右から見つめられ、中央に座っていた少女――巽 仔淡(たつみ こたん)は、 如何答えたら良いかと考えあぐねた。 仔淡「だ、大丈夫だよ。数日間家を開けるだけで、すぐ帰ってくるつもりだし……」 ??「またそんなこと言ってー。前だって、それで一週間近くガッコ来なかったでしょー!?」 仔淡「ク、クレハちゃん。落ち着いて、落ち着いてっ」 クレハ「これが落ち着いていられますかってのっ!」 仔淡の静止も聞かず、クレハと呼ばれた少女は仔淡にビシッと人差し指を突き立てる。 クレハ・A・皇(すべらぎ)。この春から学校に通う事になった仔淡の、今はまだ数少ない友人の一人である。 明るく物怖じしない性格で、何かと仔淡ともう一人の世話を焼きたがる子だ。 ちなみに、前に一週間ほど学校を休んだのは、今回の件と異なり単に体調を崩しただけだったが。 クレハ「まったく……ダメダメね。仔淡ってば、なぁんにも分かってないんだからさ!」 仔淡「わ…分かってないって、何が?」 クレハ「あたしたちがいてあげないと、仔淡は一万二千年前からダメダメで、一億二千万年後もずぅっとダメダメってコト!」 仔淡「そんな、すごく酷い言われよう……」 クレハ「ほら、ちーちゃんもなんか言ってやりなさいよー」 ??「ま、まぁまぁ、くーちゃんもそんなに言わないで……」 ますますヒートアップするクレハを宥めたのは、反対側に座っていた少女。名を、神雨 茅華(かみう ちか)という。 仔淡が世話になる火崎(ほざき)の家の者とは、浅からぬ間柄の家系に育った少女である。 仔淡に似ておっとりした性格だが、以外にしっかり者で、勝気なクレハと内気な仔淡の調整役を買って出る事が多い。 茅華「……それはそれとして、今夜はどうしよう?仔淡ちゃん、時間はあるの?」 仔淡「うん。今日は一日お友達と遊んでいいってお姉ちゃんも言ってくれたから、大丈夫だよ」 クレハ「よーし、それじゃあちーちゃん、仔淡家(ち)に着いたら、早速準備始めるわよ?」 茅華「はーい。あんまり遅くならないうちにパーティ、始めたいもんねー」 仔淡「クレハちゃん、茅華ちゃん……。……本当にありがとう」 クレハ「まぁたこの子は……。水くさいコト、言わないの。ねぇ?」 茅華「うん。だから、仔淡ちゃんも一緒に楽しもう?ねっ?」 仔淡「……うん」 ・・・・・・。 前回の偽りの島の遺跡探索から、約半年の月日が経過していた。 冬が駆け抜けるように過ぎ去っての新年度、仔淡は予てからの念願だった中学校に通うことになった。 彼女の住む世界において、半妖をはじめとした人間外の種族はさほど珍しいものではなく、 一月を待つまでもなく、仔淡は新しい学校生活へと溶け込んでいった。 最初は身の回りのあらゆる事柄に不慣れだった仔淡に目をつけたのが、世話焼きのクレハとしっかり者の茅華だった。 クレハは持ち前の積極性で、仔淡の心が身構える前に、彼女の友人の半径内に一足飛びで踏み込んできた。 茅華は子供らしい純粋さで仔淡の本質に気付き、互いの家の確執を飛び越えて仔淡を気にかけるようになった。 今では二人に対して敬語を使うことも無く、ごく普通の友達のように振舞うようになっていった。 そうして生まれた二人の新しい友人との真新しい友情を育むなかで、極度の集団恐怖症を克服しつつあった仔淡。 そんな彼女のもとに、一通の手紙が届いたのは数日前の出来事。 それは紛れもなく、嘗ての島の招待主からの新しい招待状であった。 そして今夜は、仔淡が再び遺跡へと赴く日。 二人には、「家庭の都合で暫く外国へ行かなければいけなくなった」と話をはぐらかしている。 呵責の念こそあったが、自身の抱いた決意を考えるととても真意は伝えられないと判断した。 話を聞いた茅華とクレハは、仔淡の穏かではない内心に薄々気付きながらも、 自分達が引きとめたところで仔淡の意志が変わらないことも理解していた二人は、 今は何も聞かず、自分達の精一杯の言葉と共に、仔淡を送り出してあげようと考えていたのだった。 ・・・・・・。 楽しい時間はあっという間に過ぎ、三人は仔淡の部屋で眠りについた。 そして深夜になったころ。 仔淡「……」 ゆっくりを瞼を開いた仔淡は、音を立てないように布団から抜け出した。 そして二人を起こさないように気を使いながら、仔淡は自室を後にした。 ――カチコチと、静かに時計が刻む音だけが室内に響く。 あらかじめ居間に置いておいた服を着て荷物を背負う。 ――カチコチ。 玄関から靴を取り、そのまま縁側に向かう。 ――カチコチ……。 暫くは聞くことの無いだろう時計の音を背に、仔淡は靴を庭に下ろし足を通す。 靴紐を結んで立ち上がる。顔を上げると、月明かりが辺りを照らしていた。 その庭の一角に、木を背もたれにして立つ人物がいた。 火崎 晴香(ほざき はるか)。仔淡の姉貴分にして、魔術や呪術から人生など諸々の師匠である。 晴香は仔淡が庭に下りてきたのを確認すると、ゆっくりと仔淡に近づいてきた。 晴香「別にセティのやつに押し付け返したって構わないのよ、今からでも」 仔淡「……お姉ちゃん」 晴香「まぁ、あんたの人生なんだから好きに生きたらいいと思うわ、けど――」 仔淡「大丈夫」 晴香の言葉をさえぎって、仔淡が穏かな笑顔を浮かべる。 仔淡「分かってるよ、お姉ちゃん。わたしだって、お馬鹿さんじゃないんだから」 晴香「……ふぅ、手間ばっかりかかる子のくせに、妙な悟り具合だけは一人前よね」 仔淡「あはは……。いつもお世話になってます……。でも……」 苦笑いののち、その表情が引き締まる。 仔淡「それでもわたしは、あの子をあのままにしておくなんて出来ないから、だから……行きます」 晴香「……辛い旅になるわよ。仮につけ入る隙があったとしても、その前に仔淡自身が潰れないとも限らない」 仔淡「覚悟の上……なんて、言っちゃいけないんだよね」 晴香「生憎だけどね。あんたに何かあったら、兄さんの貰い手に困るのよ」 仔淡「わーっ!わーっ!な、な、なにを言い出すんですかーっ!?」 一頻り赤面した後、ため息を吐いて再び笑顔を浮かべる仔淡。 仔淡「その日のために、私も今日までたくさん訓練してきた。それはお姉ちゃんが一番知ってるはずだよ?」 晴香「正直途中で音を上げると思ってたけどね。“あれ”ともう一度同化しようだなんて、ホントどうかしてるわ」 仔淡「でも、無理じゃないと分かっただけでも、無駄ではなかったと思います。思っています……」 話をしている間にもドンドン時間は過ぎ、やがて仔淡の足元が淡く輝きだす。 転送の時間が、刻一刻と近づいてきていた。 晴香「……時間ね。まあ、またそっちにも顔を出すけど、とりあえずあてにはしないで頑張りさい?」 仔淡「うん。……あ、クレハちゃんと茅華ちゃんによろしくね」 晴香「心配しなくても、ちゃんと伝えておくわ」 仔淡「それじゃあ、いってきます」 晴香「“おみやげ”、期待してるわよ」 仔淡「……はいっ」 強さを増す光。その中央で仔淡が手を振ると、晴香も手を振り返す。 そして、光が収束したあとには、仔淡の姿は光の中へと消えていたのだった。 晴香「さて……」 振り仰いだ先に見えたのは三日月。 晴香「今度は、どうなることかしらね……」 やがて満ちる月を眺めながら、晴香は暫しその場で目を閉じるのだった。
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![]() | Message |
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【パーティメッセージ】
レアス(294)からのメッセージ:
美月(732)からのメッセージ:
セピア&かえで(1359)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | 昼寝部 |
仔淡(1757)からのメッセージ: ![]()
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![]() | Main |
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素敵さん(1805)からの生産行動を許可しました。 黒山羊(1879)からの生産行動を許可しました。 ピヨッタ(1929)からの生産行動を許可しました。 じゃねっと(1819)からの生産行動を許可しました。 みるく(1938)からの生産行動を許可しました。
チャーム に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
武具に “昏い眠り” を装備!
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訓練により 魅力 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 魅力 が 14 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 気象 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 気象 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 気象 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 3 )
パンくず を買いました。(- 0 PS)
みるく(1938)に、 おいしい草 を料理してもらい、 緑茶 を受け取りました。 B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました!
B-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | Next Duel |
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B1F B-20 / 平原
【パーティのデュエル行動】* 仔淡(1757) : 黒山羊(1879)のパーティに練習試合を申し込む 仔淡(1757)の設定が選択されました!
練習試合が発生!
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「うぅ〜・・・こっち来ないでー!」 子供が歩行雑草に追われている。 子供は本を大事そうに抱えて太い木に隠れて震えている。 「・・・モッサァ?」 歩行雑草がこちらに気付いた。 「モッサァァァァァァァッ!!」 邪魔者と判断したらしく、こちらに向かって突撃してきた! (この戦闘に勝利できなかった場合、戦闘終了時にB-21に強制移動)
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![]() | Next Battle |
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B1F B-20 / 平原
イベント戦が発生!
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![]() | Data (第1回 第3回) |
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ENo.1757 巽 仔淡 |
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ENo.1819 Jeannette=Einasche ![]() ![]() ![]() ENo.1938 ミルクレープ=ルナーティア |
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[PL] Aunacat |
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