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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
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「虎さん、行こう、ってどこへ?」 わたしは戸惑っていた。 アトリエの中、急に自分の絵から現れたその虎に。 「決まっているじゃないか、君の描いた、その物語だよ。」 「ごらん!」 虎はわたしに、ひとつの招待状を差し出した。 わたしが受け取ると招待状は月の光にぴかぴかと輝き、ひとつの光の渦をつくる。 ころりころりと光が転がり、窓辺は昼間の真っ白い光に包まれたように、明るくなる。 白い薔薇が歌う、香りにのせて、その招待状の言葉を。 『これは、日々退屈を感じている諸君への、招待状』 確かにそう、歌った。語るように、時々跳ねるように、歌った。 なるほど確かに、わたしへの招待状である。 「ほら行こう、キア。島が君を呼んでいる。」 虎は海に飛び込む魚のように、光の渦へ飛び込んだ。 ぱしゃんと光が波を立て、こっちへおいでとわたしを誘う。 わたしは元々、好奇心のつよい方だから、こんな光景を見て何も思わずに居られようか? でも少しだけ不安になって、もう一度わたしの月をみた。 わたしの月はまん丸いやさしい顔で、お行きなさいとわたしに言った。 わたしは画材をひっつかみ、画板に描いた絵と、真っ白の画用紙をたっぷり挟み込んだ。 息をのんで、わたしは渦に飛び込んだ。 ふかいミルク色の霧の中を、上も下も東も西もわからずに、ただ漂うような感覚だった。 (すこし、心地良いのかもしれない) (でもこれって、どうしたらいいのかしら) (このままこれを通って、生まれる前に戻っていたら?) (…本当に不思議、物語の世界ってこんな風なのかしら) 終わりの見えない、真っ白い世界。 特別怖いものはないけれど、なんだか不安になってくる。 「ねえ、虎さん!居るんでしょう!わたし、どうすればいいの?」 白の中を、わたしの声はふわりふわりと、また、かくかくと、泳いでいった。 「絵をごらん、君を導いてくれるよ。」 虎さんはいつの間にか、わたしの肩に乗っていた。 体重はまったく感じなくて、柔らかい毛が少しくすぐったい。 わたしは画板にはさんだ絵を覗き込む。 青い空に、白い雲。草原の中に、ぽつりぽつりとある森や山。 周りの白に、色がのっていく。地面が、空が、草が、人が、描かれてゆく。 わたしが描いた絵そのままに、景色は、空間は、生まれていた。 「さすがだね、キアロスクーロと呼ばれるのも、まったく不思議じゃない。」 「…?どういう意味?」 「君のおばあさんによく似ているという意味だよ。」 「そうかしら、わたし、まだまだよ。」 「さ、お喋りはこのくらいにして、命を吹き込もう。」 虎さんは動かない雲の浮く空をみて、前足を翳した。 ぽつ、となにかが頬に落ちた。また、ぽつ、ぽつ、と、降り注ぐ。 「…雨?」 「そう、雨。私たちをこの物語のひとつにしてくれる。」 虎さんの言うことは、少しだけ難しい。 不思議すぎて、突拍子があまりなくて、わたしは理解に困る。 わたしが考え事をしているうちに、周りは鮮明になっていく。 草花の呼吸がはじまり、雲は流れ出し、時が動き出す。 人々のお喋りや足音、そう、わたしたちは島のひとつになっていた。 わたしはしばらく呆気にとられて、ぽかんとしていた。 自称詩人のひとが話しかけてきたらしいけれど、全く聞いていなかった。 「虎さん、わたし、月と話している間に、眠ってしまったのかしら。」 「いいや、君は起きている。だってこうやって、ここにいるんだもの。」 「難しいわ、物語ってこんなものなの?」 「難しくなんかないさ。すぐに慣れる。私もはじめはそうだった。」 地図を広げながら、ぼんやりとあたりを見回す。 いろんなひと。いろんなけもの。どうやらなんでもありらしい。 確か月も言っていたわ、その島にはいろんなものが生きている、って。 「そういえば虎さん、なんで虎さんはわたしを知っているの?」 「簡単なことさ。私が知っているから、知っている。」 もちろん君のおばあさんもね、と付け加えた。 「でもわたし、虎さんに会ったのは初めてよ。虎さんのこと、何も知らないわ。」 「そうだね、私はブラン。みてのとおり、ただの虎だよ。」 「…そうは見えないわ、不思議な虎さんだわ。」 「君だって。あのキアロスクーロのお孫さんだものね。」 「わたしはおばあさまみたいに、すごい魔法は使えないわ。」 「いいや、君だって魔法使いさ。そのうち分かるよ!」 わたしはよくわからない不思議なことが一気に起きたから、とても混乱したまま。 虎さん、ブランは草の匂いを嗅いだりして、御機嫌そうに草原を歩いている。 混乱をしていても、わたしはなんだかとてもわくわくしていた。 わたしの好奇心は、小さな子供よりも旺盛だから。
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【パーティメッセージ】![]()
今日はメッセージを送っていません。
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マジックミサイル に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
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訓練により 魔力 が 12 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 器用 が 12 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 3 ) 幻術 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
パンくず を買いました。(- 0 PS)
おいしい草 を料理し、 はっぱのソテー をつくりました。 B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました!
B-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
もちぴよ(1408)の声が届いた:![]()
フィス(1021)の声が届いた:
毒男(1008)の声が届いた:
アンジェリカ(989)の声が届いた:
シェラ(851)の声が届いた:
シラン(841)の声が届いた:
しー(742)の声が届いた:
ウィル(728)の声が届いた:
つづら(659)の声が届いた:
ヒル(618)の声が届いた:
カノエルとカリュサ(512)の声が届いた:
ふわさくら(282)の声が届いた:
イリス(228)の声が届いた:
ファイ(187)の声が届いた:
ライアス(2136)の声が届いた:
れいん(2129)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B1F B-20 / 平原
通常戦が発生!
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![]() | Data (第1回 第3回) |
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ENo.1133 キアロスクーロ |
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* 単独行動中 * ![]() |
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[PL] 猫京 |
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