アスカ「ああ、そうそう。…ほいこれ。（アレンに何かを手渡す）」

アレン「………。……なんですか、この書類の束。」

アスカ「PowerPolitics…これが“権力政権”って意味は勿論話したな？　そして、これは国際政治…まあつまり、国家間の政治によく用いられるものだ、と。」

アレン「…。ちょっと待って下さいアスカさん？　なんか今、すっごく嫌な予感がしたんですけ…」

アスカ「（アレンの言葉は無視して）国際政治に用いられる政策を理解するためには、まず現存する国家のありようってもんを理解しなきゃだろう！　な！（いい笑顔）」

アレン「うーわー…。言っている事は正論ですけどまさかこんなところでやるつもりですか……。ここがどこか分かってます？　無人島の一角ですよ？　僕らの地元なんか知らない人達ばっかり集まってるところなんですよ？」

アスカ「そんなん知らん。（さらっ）あー、どうせならここ、地元のありようってもんを語る場所でもいいんじゃねえの？　どうせ穴埋め的な意味で作ったコミュだ、あるならあるで役立たせるが一番！」

アレン「そんな無茶な…。しかも“役立つ”って、アスカさんの役に立つって意味以外に何がありますか」

アスカ「それが当然。それで当然。（にっこり）　はい、というわけで明日は私の地元！　アイゼリア地域について勉強だ！　それ見てしっかり予習してこーい！！」

アレン「ああもう………。（頭抱え）」