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探索18日目 基本行動の宣言を確認しました。
「生産行動」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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「――それで、これから見る映画。掻い摘んで言えばとどのつまり、どんなあらすじなの?」 ――まだ、上映まで時間あるし。とりあえず、腹ごしらえにしましょ。 バスから降りて早々、そんなエルフリーデの提案もあり、利範とエルフリーデは少しは止めながらも、適当に近くのハンバーガーショップを見つけ、そこで昼食を済ませることにした。 そうして、トレイに乗せられた一番安いハンバーガーと、大量の氷を投入されガンガンに冷やされたドリンクを前に、二人はそんな会話を交わしていたのだった。 「はあ……何でも、タイトルは\x87\x80斜陽の光\x87≠チて言うのらしいですけど」 「それは、知ってるけど……第一、タイトルなんてチケット見れば解かるじゃない」 「それもそうか」 「それもそうよ」 「えーと……それじゃあ、とりあえず話にだけ聞いてる障り程度なんですけど。」 「ふんふん」 「何でも、時代設定は産業革命時代で、主人公は富豪の御曹司で、純愛物らしいです。」 「何か情報が散発的だけど……聞いた限り、渋そうね。 そう言うのってやっぱり、トシの好みに合ったりするの?」 「いや……こう言うのは、何か正直、ちょっと……ツボって訳じゃあ。」 「そう?」 利範は、食べかけのハンバーガーを片手に僅かに眉尻を下げ、茶を濁す。口に、ケチャップがついていた。 そんな彼を尻目にストローを軽く口に咥え、アイスレモンティーを口に含みつつ、エルフリーデは温和に微笑む。 「ええ、まあ……基本的に、日本だったら桃山から明治までが守備範囲なんで。 西洋物なら、ナポレオンまでですかね……」 「…………私はそういうの、良く解からないけど。 でも、このチケットの雰囲気じゃあ、あんまり派手そうなのは期待できそうに無いわねぇ」 「んー……そうですね」 夕日を背に、何やらヒロインらしき女性の肩を抱いている主人公らしき男の図が、チケットには描かれていた。そんな寂しい構図を埋めるように、がらんとした夕日の空を配役らしき人間達の顔が埋め尽くしている。 利範の個人的な感想をいえば、酷く生真面目と言うか、地味っぽい映画に見えた。 ……まあ、彼としては別に、生真面目なのも地味なのもさして減点対象ではないのだが。 ただ、エルフリーデの場合は―― 利範は、右手のハンバーグをかじりつき、丁寧に咀嚼しながら 先日――とは言っても、随分前の話になるだろう。 エルフリーデの実姉が、二人で仲良くソファーを陣取り、二人ともに両膝を抱え、食い入るようにしてDVDの映像を流す、テレビ画面に見入っている場面に出くわした時の事を思い出した。 確か、あの日は姉が世界の終わりに出くわしたような顔をして帰ってきたかと思ったら、何やらエルフリーデをとっ捕まえて半ば無理やり、自前の映画を数本連続で一緒に見ていたのだっけか……。 その、見ていた映画のジャンルと言うのが日本製アニメ、特撮からハードボイルド系やサイコホラー系まで幅広く――が、唯一の共通点と言えるのが、その映画の全てが平和とは縁の遠い、血生臭さと硝煙の臭いで満ち溢れている物だったことだ。 テレビから発生する大音量の音響効果は凄まじく、数時間続いた映画上映会が終わる頃には、自室で静かに小説を読んでいたかった自分は、疲労困憊の態だった事を利範は覚えていた。 何せ、爆音、断末魔はまだ良い方だった……。 ――はあ 利範は鮮明に蘇った、余り後味の良く無い思い出を頭を振って消し払い 額に手を当てると小さく溜息を吐いた。 「トシ、どうかした?」 「あ――いや」 追憶ですっかり意識を投げ出していた利範だったが、不意に聞こえたエルフリーデの言葉で我に返った。 「何でもないです」 「そう?……変な事、考えてなかった?」 「……いえ」 そもそも、彼女の言う「変な事」が何なのか、微妙に想像し難いが、そこは敢えて問わずに利範は苦笑乍に返事をした。 そこで、利範は始めて気がついた。 よくよく見れば、エルフリーデのトレイは、何も手が付けられていなかった。 先ほどから、ずっとドリンクを飲んでいるばかりで――確か、もうオーダーが届いて、十数分は軽く経過している。 ……食欲が無いのだろうか? 「――それよりエルフィ。食べないんですか?」 不安混じりに、利範は未だ未開封のハンバーガーを指差した。 エルフリーデは、一瞬その指先が何を指しているのかわからない様子だったが、その指が指している物に思い当たると、苦笑混じりに首を傾ける。 「何、食べたいの?」 「いや、そう言う訳じゃなく――」 利範は、若干苛立った風の口調になったしまったことを、言ってから後悔した。 ……何も、責め立てるつもりでは無かったのだが。単に、不安だっただけだと言うのに。 「……解かってるわよ」 やはり、言い方がきつ過ぎたのか……エルフリーデは、どこか「うんざり」とでもいいたげに頭を振って、疲れた表情を浮かべていた。 「大丈夫。単にここのが口に合わないだけだから。」 ……店の中で、そう言うのを口に出すのをどうかと思いますけど…… ――ああっ、ほら、今店員さんが睨んだっ! 小心者は、脇の心配事に高鳴る心臓を何とか抑え、唾を飲み込む。 「でも……口に合わないも何も、まだエルフィ、一口も――」 「トシは、心配しすぎ。私が大丈夫だって言ってるんだから」 そう言うエルフリーデの口調は、どこか有無を言わせぬような強引さが見て取れた。 利範は、そんな彼女の態度を不審に思いつつも、新たな不安がその言葉で、現れたのを感じた。 心配しすぎ――その言葉が、今更ながらに利範には重かった。 嫌われまいと、してきた事が裏目に出たのか。それ以上に、ただ単純に大事だから。 そんな理由で彼女にしてやっていた事も、全ては余計なお世話だったと言うのだろうか。 もしかすると、私は―― 「……私は、ただ……」 そんな不安に耐え切れず漏れた言葉も、やはりそんな不安に押し留められ、それ以上は喉を上がらない。 指でちょいと突けば、今にも泣き出してしまいそうな心境の利範だった。 「――エルフィ、時々……無理しすぎるところ、あるじゃないですか」 嗚咽混じりなのが情けなく、なまじ口の中にまだ食べかけの物が入っているのが尚更情けなく。 そんな情けなさが涙を誘い、またそれも情けなく。 情けなさだけの男の、本当に情けない姿がそこにはあった。 「べ、別に責めてる訳じゃ……ないんだけど……」 そんな利範の姿に、罪悪感を感じてかエルフリーデの言葉も、尻すぼみの物へとなってしまっていた。 窓際の席。ガラス越しに見える空のどんより曇った空が、悪い意味で舞台の演出に一役買っているとも言えた。 二人の、沈黙が続く。 ――今日は、二人とも黙る日だと、内心で溜息混じりにエルフリーデは思った。 どれほどか、その膠着のままに時間が流れ、徐に腕時計へ目を移したエルフリーデは、次の瞬間目の色が変わった。 「――あ」 冷や汗が一筋、額を伝うのを感じた。 完全に忘れていた。自分達が、ここまで何をしにきたのか。 「――あぁぁぁぁっっ?!」 半ば絶叫気味に叫び、エルフリーデは勢い良く席を飛び上がった。 店員や、他の客の視線が幾つも刺さったのが感じられたが、この際気にしている暇は無い。 エルフリーデは、目の前で顔を真っ赤にしている利範の腕を強引に掴み無理やり引っ張って店の外へと連れ出す。 「ちょ、ちょ……え、エルフィッ?!」 どこか鼻声混じりのそれに、利範らしさを感じながらもエルフリーデはぐいぐいと利範を外へと引っ張る。 「な、何です、いきなり!」 「トシこそ何言ってるのよ!映画、あと少しで始まる!」 ぴきり。利範の動きが一瞬、石のように固まり、 そして、次の瞬間には弾かれたように懐の懐中時計へと目をやる。 「……あ――あぁぁぁああっ?!」 そうして、利範も先ほどのエルフリーデと同じような叫び声を上げ、 自分の荷物を急いで纏めると、エルフリーデも驚くほどの速さで店の勘定を済ませ 今度は逆に彼女を引っ張るような形で、走り出したのだった。
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Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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Main |
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のんびり休憩しました! HPが 245 回復! SPが 19 回復!
パンくず を食べました。
武具に ChAG−ATS09FV/KAEN を装備!
【大乱戦参加メンバー】
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通常戦開始!
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アルグ「……来たか。」 源五郎「降伏するなら、今のうちだぞ?」 利範「いざ……勝負!!」
狼「肉食いてぇーッ!」
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非接触フェイズ
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狼の攻撃! 狼「にくにくにくぅーッ!」 ウォークライ!!1 狼の次の物理攻撃のダメージが強化! 狼が次に受ける物理攻撃のダメージが増加! 源五郎の攻撃! 源五郎「魔力を、いただく」 パワートランス!! 狼からMATを奪取! 狼からMHITを奪取! 毒蛾からMATを奪取! 毒蛾からMHITを奪取! 大烏からMATを奪取! 大烏からMHITを奪取! アルグは祝福されている! アルグの攻撃! チャーム!! クリティカル! 狼に162のダメージ! 狼に魅了を追加! クリティカル! 狼に104のダメージ! 狼に魅了を追加! |
戦闘フェイズ TURN 1
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駄無型解説君Ver0.31「だむー∈(・ω・)∋」
アルグの平穏LV1 |
戦闘フェイズ TURN 2
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駄無型解説君Ver0.31「むー∈(・ω・)∋」
アルグの平穏LV1 |
戦闘フェイズ TURN 3
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駄無型解説君Ver0.31「壁|ω・)∋」
駄無型解説君Ver0.31「∈(・//ω・)∋」
アルグの平穏LV1 |
戦闘フェイズ TURN 4
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駄無型解説君Ver0.31「∈(・/д/ω・)∋」
源五郎の治癒LV1 |
戦闘フェイズ TURN 5
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駄無型解説君Ver0.31「∈(・/д∈(・ω・)∋だむー/ω・)∋」
源五郎の治癒LV1 |
戦闘フェイズ TURN 6
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アルグの平穏LV1 アルグのSPが9増加! アルグの攻撃! 毒蛾は攻撃を回避! アルグの追加行動! 毒蛾は攻撃を回避! 源五郎の治癒LV1 源五郎のHPが65増加! 源五郎の治癒LV1 源五郎のHPが65増加! 源五郎の攻撃! 毒蛾に222のダメージ! 源五郎の追加行動! 毒蛾は攻撃を回避! 源五郎「……ふむ」 毒蛾の攻撃! アルグ「たいしたこと無いな……。」 アルグは攻撃を回避! 毒蛾の追加行動! 毒鱗粉!!1 利範は麻痺に抵抗! 利範に混乱を追加! 源五郎は麻痺に抵抗! 源五郎は混乱に抵抗! アルグに麻痺を追加! アルグは混乱に抵抗! 利範の治癒LV1 利範のHPが65増加! 利範は混乱によりSPに15のダメージ! 利範の攻撃! 毒蛾に210のダメージ! (利範の混乱の効果が消失) |
戦闘フェイズ TURN 7
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毒蛾の攻撃! 毒鱗粉!!1 アルグは麻痺に抵抗! アルグに混乱を追加! 源五郎は麻痺に抵抗! 源五郎に混乱を追加! 利範は麻痺に抵抗! 利範に混乱を追加! 源五郎の治癒LV1 源五郎のHPが65増加! 源五郎の治癒LV1 源五郎のHPが65増加! 源五郎は混乱によりSPに27のダメージ! 源五郎の攻撃! 毒蛾に209のダメージ! 源五郎「安心しろ、峰打ちだ」 (源五郎の混乱の効果が消失) アルグの平穏LV1 アルグのSPが9増加! アルグは麻痺している! アルグは混乱によりSPに15のダメージ! アルグの攻撃! 毒蛾は攻撃を回避! (アルグの混乱の効果が消失) 利範の治癒LV1 利範のHPが65増加! 利範は混乱によりSPに14のダメージ! 利範の攻撃! 毒蛾に212のダメージ! 利範の追加行動! 毒蛾に207のダメージ! (利範の混乱の効果が消失) 毒蛾が倒れた! |
アルグ「先に進むか。」 源五郎「勝った勝った」 利範「曰く勝ちを拾う際には七分勝ちが宜しいとか……この一戦も、教授の一に後生の財――そう、覚え仕りますれば……。」
戦闘に勝利した!
PSを 120 獲得! エリア内を探索・・・
アルグ(83)の 弓矢 の熟練LVが増加!( 20 → 21 ) |
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訓練により 防具 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 防具 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 訓練により 防具 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 3 ) 訓練により 防具 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 4 ) 訓練により 防具 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 5 ) 訓練により 防具 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 6 )
源五郎(724)の所持する パンくず を パンくず に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました!
針 から ざびーぜ○たー という 防具 を作製しました。
源五郎(724)に、 パンくず を料理してもらい、 プレーンドーナツ を受け取りました。
C-18 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
アルビレオ(1727)の声が届いた: アルビレオ「またたびはにゃいのかにゃ?」
ナツ(1726)の声が届いた:
生首ジーナ(1578)の声が届いた:
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Next Battle |
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通常戦が発生!
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Data (第17回 第19回) |
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ENo.976 遠見 利範 |
各種宣言を行なう >> |
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ENo.83 アルグ・アスティル ENo.724 新発田 源五郎 |
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[PL] ともとも |
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