セリュー(814)からのメッセージ:
セリュー「え〜と、司祭様の孫娘に邪教徒がかけた呪いを解くために、解呪の神器が眠る古代神殿跡に潜ったときの話だ。」
セリュー「大昔の英雄が使ったという宝剣とそれを守るように骸骨が立っていた。事前の調査によると、宝剣を守るガーディアンはただのスケルトンではなく竜の牙から生まれたという恐るべき骸骨剣士だ。英雄譚に名を残す憧れの英雄の剣は、財宝としての価値もかなりの物だ。」
セリュー「しかし、先に神器を手に入れた際に何かの装置が働いてしまったのか神殿は刻一刻と崩れていくのがわかる。宝剣を手に入れるチャンスは今しかないだろう。」
セリュー「血気盛んな武人としての俺は骸骨と決着を付けるべきだと命じる。危機管理に長けた冒険者としての俺は退くべきだと判断する。決め手となったのは、俺の帰りを待つ少女がいた事。ここで俺が倒れたら彼女の呪いを解く神器も共に失われてしまうだろう。」
セリュー「そして、俺は剣を捨てて逃げ出した。」
セリュー「みすみす宝剣を逃した臆病者、言い訳を盾に逃げ出した卑怯者と思ってくれても構わない。でもこれだけは言える。俺は後悔していない、と。」
セリュー「勇敢さの取り違えが死を招く。一番大切な事は何か?大事なのは目先の勝利ではなく目的達成を忘れない心なのだと思う。」
キル子(1178)からのメッセージ:
キル子「セリューさんいってらっしゃい、気をつけてねー! しかし思うんだけど、ダンジョン作る人ってすごいよねえ。地下に向かってこんな工事するって大変だよねきっと(しみじみと)」
キル子「せっかくの形見だし、いちいち武器新しく買うのも物入りだし、使える所までは今のこれ研ぎ直したりでなんとかしたいんだけどねえ……。」
キル子「とりあえず、もっとキル子にぴったりなステキグレートソードに出会っちゃうまではこれで行こうかなと!(剣なでながら)」
ヴィルヘルム(1514)からのメッセージ:
ヴィルヘルム「より奥の階層ほど危険の度合いと尊き宝に巡り合う可能性が高い。 探索の基本でありながら、これほどまでに奥深いことはないな……」
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