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探索18日目 基本行動の宣言を確認しました。
「生産行動」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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半熟双子恒例の休憩時間。 砂地に敷いたシートに座り、いつになく真剣な目をしたえるが、情報誌に目を通していた。 えるにしては昼食をてきぱきと食べ終え(いつもより半分だけ噛む回数を減らしただけ) 早々に荷物から紙とペンと本を用意し、不動の構えで情報誌を睨んでいる。 「ねえ、えるー……いまからでも考え直さないー?」 「うー」 なにやらしみじみと切実げな声で尋ねためるに、えるは生返事で応じるのみだった。 時折ぺらぺらとページを捲り、ページに貼り付けた付箋と、手元のメモ用紙を見比べる。 眉間に寄ったシワと、きりりと引き結ばれた口元が、いつもの五割増の真剣さの表れだった。 「せめて、投擲を鍛えるとかどうなのよ。ほったらかしじゃない」 「……うー。それも考えるには考えたのです」 今度はまだまともに返答し、めるに向かって情報誌の『投擲』の欄を広げた。 そこには確かに、医学のページ同様、大量の付箋が貼ってある。 だが、付箋に但し書きされたメモには、とある一文が多く含まれていた。 「『消費が多すぎる』って書いてあるのこれ?」 「なのです。いいワザは多いのですが、今のえるでは使いこなしきれないのです」 言われてみて、えるの指差したところに目を通す。 かなりの詳細ページな上、えるの付箋効果もあって、数字と文字の羅列にいきなり面倒に なったのをぐっと堪え、付箋のついている技に使用するSPを確かめていく。 「確かに、どれもこれも体力使いそうよね。 のろいの魔球なんて、えるにぴったりなのに。呪いっていうよりノロいって感じで」 「呪いは鈍いのです道理なのです」 「埋められたい?」 「あう」 ぷるぷると首を横に振るえるを見てから、再びめるは情報誌に目を落とす。 正直、クラっときた。 「もうね、ぶっちゃけ、医学じゃなきゃなんでもいいのよ私は。 大体アンタ、あれほど音楽音楽言ってたのはどうしたの?」 「音楽は確かに欲しいのです。でも、いまのえるたちに必要なのは医学だと思うのです」 なにやら壮大な決意を込めた眼差しで、きりりとめるを見るえる。 いつになくシリアスなえるの表情に、めるは悟った。 ――これは長くなる。 「えるたちはこれから、遺跡を進む上での迎撃者に立ち向かうのですよ? まず何にしても火力が重要なのです。これは、める自身は問題ないのです。 えるはえるで、それなりに火力のある手札だってあるのです」 情報誌を片手に熱弁を振るうえるの眼鏡は、いつもの薀蓄モードの1.5倍輝いている。 ここは大人しく聞く方がいいだろう。思考係のえるが、先行きを真剣に考えているのだ。 それに、ちょうどやかんのお湯が沸くのを待っているところでもあったし。 「そして、えるのもう一つの役割である回復も重要になるのです。 えるがいま使える技は、めるにさんざっぱら指摘されたように、回復量が足りないのです」 「あーうん、ホントにささやかよね。ボロウライフってのしか知らないけど」 「そうなのです。ボロウライフは、火力としても回復量もささやかなのです。 ボロウライフの上位にあたる技も、消耗する割に回復量がささやかだったりするのですよ」 「いつものことじゃない。なんかまずいの?」 「まずいのです!」 ぐっと拳を握り、いつになく強い調子でえるは言った。 めるがいちおう最後まで聞く姿勢を見せている為か、相槌を待たずに再び喋り始める。 「情報誌にある迎撃者の体力は、恐ろしいものがあるのです。 火力だけではダメなのです。火力を維持し続けるためには、相手の攻撃をある程度上回る回復量が 必要なのです。ですが、えるのいま使える技では、非常に心もとなくてコストが多いのです。 ですが、そこに医学の理論を組み合わせれば、攻撃力・回復力ともに、いまよりも豊富な めぇぇぇるぅぅぅ!」 途中で情報誌に目を落として馬耳東風モードに入っためるに、えるが泣きそうな声を出した。 具体的には、『迎撃者の体力』あたりで既に、めるの耳は馬の耳だった。 悲鳴交じりのえるの声に、めるはようやく顔を上げる。 「あーごめんちょっとよそみしてたわ。で、結局なんなの?」 「あうあうあうあう。とにかく、めるが何と言おうと、医学はこれから先必要なのです! わかったですかめる!」 「……ほんとーは激しくわかりたくないんだけど、まあいいわ。私、魔法はよくわかんないし。 …………ただ、ただね、える?」 「なんなのですかめる受けて立つのですよめる」 「いや、あんたが勉強用に広げてる医学書なんだけどね。 どうしてそんな、なんかアヤシイ絵が表紙なわけ?」 めるが指差したのは、えるがとっちらかしていた本のうちの一冊、『医学入門』だった。 指摘通り、その表紙の絵は、なんとも言えない怪しさがあった。 筆で描いたような白黒のごく普通の絵なのだが、寝台に寝た人間とその横に立つドクターの顔が、 なんだかこう人間味のないデスマスク風味。ぶっちゃけコワイ。 しかも、顔のシワまで丁寧に描かれているため、中途半端なリアルさがかなりコワイ。 そんなコワイ顔が、何故かふたつともカメラ目線の笑顔で並んでいる。 筆舌に尽くしがたい。 「どうしてかはえるも知らないのですが、きっとこれが医学なのです」 「……それが健康と安全を約束してくれるのかちょっぴり心配になってくるんだけど」 「大丈夫なのです! えるがついてるのです!」 「それが一番心配なのよ!」 それからしばらく双方一歩も譲らぬ半熟喧嘩が勃発したのだが、実に十五分にも及ぶ激闘の末、 とうとうめるが先に折れた。 「あーもーわかった。でもね、お願いだから、メスだけは使わないでねメスだけは」 「あうあう、信用がないのです。でもだいじょぶなのです、おおむね薬と魔法なのです」 「……それはそれで怖いわね」 頭痛をこらえるようにこめかみをおさえ、ふとめるは『医学書』を手に取った。 茶色の革の本は、どうも四隅が汚れている。 めるは本に縁がないのだが、縁のない側から言わせてもらえば、この汚れ方はなんとなく。 「……ねえ、える。これの、赤黒いシミって何かしら赤黒いシミ」 「……シミは文字にするとこう書くのですよめる」 「ごまかした! 何コレ! 四隅だけ赤黒いってどう考えても人殴ってる!」 放り投げるように医学書を手放しためるに、慌ててえるが手を差し伸べる。 とりあえず医学書をキャッチし、ぽんぽんとめるの肩を叩いた。 「えるはその本で殴ったことないのです、だから安心するのですよめる」 「あんたこれ遺跡外の露店で見つけたのよね?」 「タダでいいと言ってもらえたのですよ」 「その本1メートル以内に寄せないで」 「あう」 * * * * * * * * * * 「ところで、さっき情報誌読み直して気づいたんだけどね。 案外なんとかなりそうな気がしてきたの、迎撃者ってやつ」 「あうあう、何に気がついたのですか?」 「あのね、サバスのHPってね、私のたった2倍なのよ」 「…………ほんとなのです。えると足し算したら、1.5倍とかなのです」 「ね、なんとかなりそうじゃない?」 「なのです!」 いきなり気楽になった二人は、うんうんと仲良く頷き合う。 えるが情報誌をしまいこみ、めるの先導で再び元気に歩き出す。 迎撃者の住む森は、確実に一歩ずつ近づいている。それでも、二人の歩みは止まらない。 道ある限り前に進むのが、たまおとめの流儀なのだ。 その後、はりきって勉強していたえるが、うっかり包帯に絡まってミイラ化したのは、また別のお話。
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Message |
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【パーティメッセージ】
える(768)「……あうあうあう、めるー、めるー! 包帯がからまったのですー!」
める(769)「あ、えるの手持ちのゴハンはコレで最後なのね」
Jack「…Jackには難しくてわかんな〜い! (かんしゃく起こした」
Jack「エル兄は考えるの大好きなんだね! 」
Jack「…メル姉は爬虫類が嫌だっていうけど爬虫類でもドラゴンとか格好いくて強そうだと思うんだけどなぁ…」
道化のゼファ(999)が、ぼんやりと目の前に浮かび上がり告げた:
道化のゼファ「(ハレハレだ〜♪とつんつんぐりぐり)」
グラスレイ(1137)からのメッセージ:
グラスレイ「えぇ!? マントによっては敵が寄ってきたりするのか!?
グラスレイ「そんなわけで、ホワイトデー用にクッキーを拾ってきたぞ。
グラスレイ「そうだなぁ。丁度遺跡の外に出れたし、俺は装備を調えておこう。
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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こんな身体じゃダメだ! |
クラゲ0053(105)からのメッセージ: クラゲ0053「来たなィ……合成獣だィ。 こんな身体じゃダメだと思えばィ、誰しもが一度は志す針路の一つだろィ」
クラゲ0053「まあ身体を直接改造する方向性で話がまとまっても一向に構わんがィ。 私はィ」
ヤミ(239)からのメッセージ:
ヤミ「毒ペット、習得しタのは良いテすが…… ……ぎ、技能を上げる暇が……(汗)」
シャラザ(242)からのメッセージ:
カナ(420)からのメッセージ:
みぃ(1297)からのメッセージ:
いーた(1453)からのメッセージ:
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眼鏡は顔の一部ですか |
氷雨(560)からのメッセージ: 氷雨「…ガクリ_| ̄|○ お察しの通り…特殊タグ打ち間違えたぜ…(涙)。 しかも、途中で切れちまってるし…(汗)。」
氷雨「(やり直し)
える(768)からのメッセージ:
える「…………白衣で歌いなおしたほうが良いのですか?(まだ白衣に埋まってる)<言い直した」
える「たぶん、めるは今度えるがハレハレに「ハレハレ坊主Σ」とかつけたら、冷たい目で見ると思うのです。むしろ、こちらでのほうが暖かく受け入れられそうな気がするのですよ……。」
桐兎(852)からのメッセージ:
桐兎「…こんな事言ってるから通報されたです(ほろり」
桐兎「そして2人で改行タグミス。小文字じゃダメなのですか(微震」
桐兎「着るのですよかぶるのですよ、白衣コミュの一員になるのですよー(白衣追加」
桐兎「それとも、タマコートを漂白すれば白衣っぽいのです。無理して白衣をに変えなくてもコートをいろんな薬品に漬ければ(誤字)、綺麗に真っ白になるですよ(わきわき(いろんな色の液体が入った試験管持って」
桐兎「華麗にスルーされると思ってました<10年後とか
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とりあえず、お絵描きが好きじゃけん |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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のんびり休憩しました! HPが 119 回復! SPが 27 回復!
干飯にお湯をかけた簡易おかゆ を食べました。
武具に ハレハレ坊主・改 を装備!
【大乱戦参加メンバー】
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通常戦開始!
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える「ふたこぶだったらおそろいなのですが、こっからではよくわからないのです。」 める「久々に砕きがいのある大きさねっ」
ビッグキャメル「お前がぁ?俺にぃ?・・・正気?」
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非接触フェイズ
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えるは祝福されている! えるの攻撃! える「ハレハレ、出会い頭にいっぱつお見舞いするのですよー」 マジックミサイル!! ビッグキャメルに331のダメージ! |
戦闘フェイズ TURN 1
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めるは祝福されている! めるの攻撃! める「実戦で使うのは初めてなのよね(ゴクリ)」 ワイヤースライス!! ビッグキャメルは攻撃を回避! ビッグキャメルは攻撃を回避! ビッグキャメルに56のダメージ! ビッグキャメルに50のダメージ! えるの治癒LV1 えるのHPが37増加! えるの治癒LV1 えるのHPが37増加! えるは祝福されている! えるの攻撃! ビッグキャメルに240のダメージ! ビッグキャメルの攻撃! める「うわ、あああっと。はーびっくりした」 めるは攻撃を回避! |
戦闘フェイズ TURN 2
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めるは祝福されている! めるの攻撃! ビッグキャメルに226のダメージ! めるの追加行動! ビッグキャメルに245のダメージ! えるの治癒LV1 えるのHPが37増加! えるの治癒LV1 えるのHPが37増加! えるは祝福されている! えるの攻撃! 必殺技が発動! える「ハレハレ、溜めてチャージなのですよ!」 おもいっきりごっつん クリティカル! ビッグキャメルに378のダメージ! ビッグキャメルの攻撃! ビッグキャメル「焦んなよざっこが。」 ストライキング!!3 ビッグキャメルのMHPが58上昇! ビッグキャメルのHPが32増加! ビッグキャメルのATが上昇! ビッグキャメルのDFが上昇! |
戦闘フェイズ TURN 3
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めるは祝福されている! めるの攻撃! ビッグキャメルに228のダメージ! えるの治癒LV1 えるのHPが37増加! えるの治癒LV1 えるのHPが37増加! えるは祝福されている! えるの攻撃! ビッグキャメルに251のダメージ! えるの追加行動! ビッグキャメルに253のダメージ! (えるの祝福の効果が消失) ビッグキャメルの攻撃! めるは攻撃を回避! ビッグキャメルの追加行動! ビッグキャメル「これチャンスじゃねぇ?」 タックル!!2 めるは攻撃を回避! |
戦闘フェイズ TURN 4
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めるは祝福されている! めるの攻撃! クリティカル! クリティカル! ビッグキャメルに280のダメージ! める「コナゴナ、完了?」 めるの追加行動! ビッグキャメルに235のダメージ! (めるの祝福の効果が消失) えるの治癒LV1 えるのHPが37増加! えるの治癒LV1 えるのHPが37増加! えるの攻撃! クリティカル! ビッグキャメルに222のダメージ! ビッグキャメルの攻撃! めるは攻撃を回避! ビッグキャメル「なに本気になってんの?」 ビッグキャメルが倒れた! |
える「今日もなんとなく快調だったのです。」 める「体調で随分違うわね〜」
戦闘に勝利した!
PSを 65 獲得! エリア内を探索・・・
える(768)の 魔術 の熟練LVが増加!( 9 → 10 ) |
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訓練により 天恵 が 11 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 気象 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 17 ) 訓練により 医学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 1 ) 訓練により 医学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 2 ) 訓練により 医学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 17 )
技 ウーンズ を修得しました!
める(769)に、 質素な保存食 を料理してもらい、 干し芋を重ねて叩いた塊 を受け取りました。
める(769)の所持する 白砂 を消費して やかんのふた に効果付加し、 回避LV2 の付加に成功しました。
T-21 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
巨大芋虫料理人ルクィ(282)の声が届いた: 巨大芋虫料理人ルクィ「スラッシュを幾ら撃っても熟練度が上昇しません。本当に以下略。」
みる(1608)の声が届いた:
ミリナ(1526)の声が届いた:
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Next Battle |
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通常戦が発生!
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Data (第17回 第19回) |
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ENo.768 エルンスト=シュトレーゼマン |
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ENo.769 メルセデス=シュトレーゼマン |
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[PL] 松子 |
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