偽者(10)からのメッセージ:
偽者「何この、何? 鴉くんの溢れる才能が本当に怖くて困るんだけどぅー!!」
カイエ(52)からのメッセージ:
カイエ「ふ・・・此度はホワイトデイでござんすね。」
カイエ「【榊様とホワイトデイ】」
カイエ「(携帯電波の着信音がなる)・・・あい。カイエでござんすが?――っ榊様!?」
カイエ「(声色)――今、お暇ですかなっ?宜しければ、出てきませんかねェ?…今、貴方の家の前にいるんですよッ・・・ククク」
カイエ「え、や、予定なんて・・・勿論、ござんせんよ・・・(語尾が小さくなる)」
カイエ「(声色)そうですかッ!ちょうどいい…待っていますから、おめかしして出てきて下さいますかねェ?」
カイエ「え・・・榊様をこんな寒い中お待たせするなんて…ん・・・ぁう・・・えーと、5分お待ちくだしゃんせ、えーと、その。準備している間、わっちの家の中で待っててくだしゃんせ(動揺しているのか、声が震え、何か物を落としたようなガシャーンという音が聞こえる)・・あぁ、や、どうしよ・・・」
カイエ「(声色)…っ!慌てないで下さいッ!…怪我などされておりませんかなッ?」
カイエ「あ、榊様に心配をおかけして・・・(羞恥にくれたような艶のにじんだ声をかえす)」
カイエ「(声色)・・・わかりましたッ!宜しいでしょう・・・5分後ですねッ!?伺いましょう・・・怪我だけは注意してくださいねェ?貴方の綺麗な肌に傷がつくなんて、耐えられない・・・貴方に傷を付けていいのは・・・私だけですからッ!・・・ククク」
カイエ「(5分後――呼び鈴がなる)あーい、今あけなんすー!(がちゃり)」
カイエ「(声色)御邪魔しに参りましたよッ!…ご機嫌麗しゅう、私の姫君ッ!・・・ククク」
カイエ「わ、私の姫君だなんて、そんな・・・は、はずかし・・・・あ!と、とにかく上がってくだしゃんせ(慌てて榊を部屋に案内し)き、汚いところでござんすけど・・・あ、今、お茶でも・・・・(暗い影が覆いかぶさるように)さかっ・・・」
カイエ「(声色)ごちそうさま・・・お茶より、貴方のほうが頂きたくなりましてねェ。・・・ククク、いきなりで驚きましたかなッ!?」
カイエ「さ、榊様が望むならいつでも、どんな風にでも・・・よ、よろこんで・・・ああ、わっちったらはしたない・・・・・はしたないわっちは、お嫌いでござんすか?」
カイエ「(声色)いいえ、貴方の全てを愛してますよッ・・・ああ、おめかしした貴方とどこかでかけようと思いましたが、気が変わりそうですよッ!・・・すぐにでも、食べてしまいたい・・・ククク」
カイエ「榊様っ・・・・!」
カイエ「(声色)しっ、黙ってくださいますかなッ!?・・・でないと、貴方の唇からまた食べてしまいますよッ・・・ククク」
カイエ「やぁん・・・じゃ、じゃあ黙って用意してまいりなんす。そこにあるものは勝手にのんでようござんすから・・・っ!(羞恥に染まった顔を隠すように走り去る)」
カイエ「(15分後)・・・な、なんとか用意が整いなんした!・・・さ、榊様、お待たせいたしなんした!(軽く化粧をして、可愛らしい衣装をまとったカイエが姿を見せる)」
カイエ「(声色)これはこれは素晴らしいですねェ!・・・いつも綺麗ですが、今日は特に美しいッ!・・・ああ、困りましたねェ、今度は貴方を連れ出したくなくなりましたよッ!・・・そんな貴方を他の者に見せたくありませんなっ!・・・我侭もいいところだ・・・こんな私はお嫌いですかなッ!?」
カイエ「榊様がそんな可愛らしいわがままをおっしゃるなんて・・・構わないのでござんすよ・・・?」
カイエ「(声色)そんな可愛らしいことをいう唇はここですかなっ?・・・予定は変更しましょうかねェ・・・出かけるのは明日にしましょうかっ!今日は、貴方をここで・・・」
カイエ「さ、さかきさま、あ、そんな・・・・っ(暗転)や・・・ぁぁん・・・・・ なんてことをついつい妄想してしまいなんしたよ!(髪は既に桃色にそまりまくっている)・・・ふぅ、鼻血をふきそうでござんした。鴉様の妄想、先日鼻血拭きそうでござんしたが、輪っちもまけていられないのでござんすよ・・・ふふふ」
鴉(440)からのメッセージ:
鴉「いみてたんハァハァ」
鴉「いみてたんハァハァ」
鴉「いみてたんハァハァ」
鴉「ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア」
鴉「何か変身してるッ・・・ちょ、ちょっくらお兄さんと其処の薄暗い路地まで行こうかッ!!」
鴉「ああッ!ごめんなさい榊様ッ!!」
鴉「鴉はいみてたんにハァハァする、オシオキを受けるべき悪い子です☆」
鴉「一寸なら兎も角、小一時間くらいハァハァしてるのは秘密」
鴉「超秘密」
鴉「カイエさん良い事言ったッッ!そうですそのとぉーり!鼻血如き障害にはなりません!!」
鴉「ですが障害が全く無いのもいけません……障害多き恋路こそ燃えあがる!萌えあがるッ!!」
鴉「アルセナさん、女雛役は誰?など愚問ッッ!!」
鴉「榊様ほどの男なら、生きとし生ける者全てに愛を注いで下さいますからッ……(悦」
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