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探索17日目 基本行動の宣言を確認しました。
「取引行動」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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あらすじ: 今日は日曜。居候ことツンデレ嬢、エルフリーデを相手に陽動作戦だ! 囮は似非侍こと遠見の利範君。 彼は待ち合わせ場所のバス停で、危うく待ちぼうけを食らうところだったが、持ち前の悪運の強さで何とか回避。 作戦の開始前から作戦失敗になるなどと言う最悪の結果になることだけは何とか避けたのであった。 ――が、待ち合わせ場所に現れた彼女の姿は、普段の彼女からは考えられないほどの厚着。 コート、手袋、マフラーをそれぞれ二枚ずつは着ているのではないのだろうか? そうして見える彼女のがたいは、何だか普段よりも一回りほど大きく見えて、正直異常だった。(by利範談) 「えぇと……エルフィ。どうしたんですか、その格好」 「え――?」 ――と、束の間の安息感に浸っていた利範であったが、ふと冷静さを取り戻すと自らの後ろに立っていた エルフリーデの格好のそれが、常日頃には見慣れない、防寒性を極度に重視した、過剰とも言えるであろう厚着の姿になっている事に、疑念の声を上げた。 「……ああ。何か、朝から熱っぽくて」 利範の問いに対する、エルフリーデの答えは、苦笑いがてらのものだった。 「熱、ですか?」 利範の、更なる疑問の声。 彼の言葉こそ少なかったが、その表情たるや不安一色とも言えるような有様であった。 そんな様子に、エルフリーデは慌てて言葉を継ぎ足した。 「あ、でも、咳とかは無いし、喉も痛くないし。 少し、体調崩しただけだと思うから……大丈夫、大丈夫」 口元がマフラーで覆われてしまっている所為か、耳まで届く声は細々としたものだったが、 確かに、さしてその服装以外には彼女に常日頃と変わる所は見当たらなかった。 だが、尚も利範は、まるで嘘を吐いているのか子供に問い掛ける様子さながらに 多少は凄みを利かせようとして僅かに眉宇に皺を寄せ、その顔を以ってエルフリーデに問うた。 「……本当ですか?」 「本当よ」 即答するエルフリーデに、利範は暫しの思慮を余儀なくされる。 ――が。 やがて、利範の両手が何の前触れも無くエルフリーデの双肩に添えられたかと思うと、 突如、曰くの熱っぽさ故か、若干の紅潮が見受けられる顔へ、利範の顔がずいと寄せられた。 一瞬の事で、反応のひとつすら打ち出すことがままならないでいるエルフリーデを余所に 利範が自らの額を彼女のそれに触れさせ、そして膠着。その間凡そ三秒ほどと言ったところだろうか。 利範は、再び前触れも無く顔を離すと、なにやら一人画点がいったと言わんばかりに意味深の様子で一つ頷き、喉を鳴らした。 そんな彼に対し、エルフリーデの方はと言うと唯でさえ紅潮していた頬を羞恥からか真っ赤に染め、頭のてっぺんからつま先までを石にでもなったかのごとく、微動だにしないまま固まる事、凡そ丁度利範が思慮から意識を戻すに至るまでの間に等しく、 その後は突拍子も無く首をぶるぶると横に振ると、宇宙人でも見るような目で利範を凝視した。 「……確かに、少し熱がありますね」 そんな彼女を尻目に、全く以ってマイペースなまま、ポツリとそう呟きをもらす利範。 その独り言の端々には不安がありありと見て取れた。 そんな利範に、エルフリーデは溜息を一つ。 彼女の紅潮した顔は冬の外気によって、すっかり冷めてしまったようだった。 ――こう言う事なら、平気でするくせに そんな彼女の内心の呟きを知る由も無く、利範はエルフリーデに眉尻を下げた表情で切り出した。 「……やっぱり、今日は止めておきましょうか、映画」 「――え?」 俄かに戸惑いの声を上げるエルフリーデ。 今更ではないか――そう、訴えたいのをぐっと堪え――何より、自らが原因なのだし。 エルフリーデは極力、体の不調を表に出さないように務めた。 「……大丈夫だった。ほら、元気元気」 そう良い、ぴょんぴょんと軽く飛び跳ねて見せるエルフリーデ。 ……よもや、そんな事で健康の証の足しになるとも思えないが―― 内心では、二人ともその見解で一致していたのは、空しい限りであろう。 「……だからですよ。風邪は万病の元って言いますし」 エルフリーデが今更と思うのに同じく、利範も正直を言えばそれに同調したい本心はあった。 ――が、それ以上に危ない橋を渡りたくないのは、彼の信条ゆえか。 こと、その対象が\x87\x80彼女\x87≠ノ限って言えば、一入なのだろうと自ら自覚もしていた。 「だから、大丈夫だって」 「いや、しかし――」 尤も、エルフリーデも理解できない訳ではない。 利範の持って産まれた慎重な気性もそうであるし、他人への献身的な精神も。 だが、それでも乗りかかった船ではないか――と、思わざるを得なかった。 慎重は評価できるが、臆病は正さねばならない。そんな心地なのだろう。 そんな彼女の態度に、利範は渋い顔で答えを出しかねる。 そんな時、丁度二人の待つ停留所に、バスがやって来た。 待っていた周りの人間達が、バスに次々に乗り込んでいく。 自然、利範の関心も一瞬そちらに移り――その隙を付かれた形となった。 「ほら、バスも来たし。早く早く」 「え、あ――え、エルフィ――?!」 ぐい――と、つかまれた腕を思い切り引っ張られ、一気にバスの車内へと、引き擦り込むように荒っぽく連行した。 利範は、戸惑いと――それとどこか苛立ちを含んだような苦情を上げる。 そうして、崩れた体勢を整えた後に、諌めるような目でエルフリーデを軽く睨んだ。 「何よ……」 すねたように頬を膨らませるエルフリーデ。 そんな彼女に、利範は溜息を一つ吐いた後、諭すような調子での言葉を続けた。 「もしも風邪が酷くなったら、どうするんですか」 「だから、大丈夫だってば」 「……だから、もしもの話です」 利範の声のトーンが落とされる。車内で、他の乗客に気を使っていると言うのもあるのだろうが、 何よりも、それは彼が真剣である証拠だった。 だが――エルフリーデは、余りに杓子定規な利範の態度が、僅かに気に障った。 「……その時は、倒れたとしても、多分トシが助けてくれるでしょ?」 利範の顔が、強張った。 「……エルフィ」 今までに無い、どこか悲しげな利範の声にエルフリーデは自らの発言を後悔した。 首を垂れて、溜息を吐く。 「――ごめん」 その言葉が、利範の声に届いたのか―― 仮に、届いたとしてもはっきりとは聞こえなかったのだろう。 それ程までに小さい声で、エルフリーデは謝った。 それを聴いてか、それとも聞こえなかったのか 利範が、指でこめかみを掻きつつ口を開く。 「……解かりました、今日はエルフィを信じます」 「……解かればいいのよ」 利範は、苦笑した。 それは穏やかな表情だったが、しかし、すぐに顔を引き締めると、言葉を継ぎ足す。 「……でも、これで風邪が悪化したら、二度目は絶対、阻止しますので。覚えて於いてください」 ――何を言い出すのかと思えば…… 利範らしい考えではあるだろうが――好い加減、頑固過ぎやしないか。 エルフリーデは僅かに頬を膨らませると、窓の外に目をやり、返事の代わりにそのまま押し黙った。 そうして、バスに乗っている間、利範とエルフリーデは一切口を利くことは無かったが 丁度、降りる間際になってエルフリーデは ――ああ、思えばこれじゃ、親と子供みたいな会話じゃないか―― 密かにそう思い、苦々しくもどこか歯がゆい感情に、表情をくしゃりと彩らせたのだった。 ※前頭部装着型自滅突撃用すぱいらるほーん 奇形鉢金。 装着すると、額から物凄く長い巻貝が生えたような感じになる。 額から突進を行い、敵に突き刺すことで攻撃にも使えるかもしれない。非推奨である。
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Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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Main |
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ヒートブレイド に技回数を 4 振り分けました! スパイラルエッジ に技回数を 2 振り分けました! ファイアボール に技回数を 3 振り分けました! スラッシュ に技回数を 3 振り分けました! カントレリィエッジ に技回数を 2 振り分けました! クリムゾンファング に技回数を 2 振り分けました! ブレィヴェリス に技回数を 2 振り分けました!
素朴なプディング を食べました。
武具に ChAG−ATS09FV/KAEN を装備!
【大乱戦参加メンバー】
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訓練により 体格 が 22 上昇しました!(能力CP - 28 ) 訓練により 剣 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 19 ) 訓練により 火霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 17 ) 防具 を新たに修得しました!(生産CP - 10 )
技 ドグマティックパニッシュ を修得しました!
源五郎(724)に パンくず を渡しました。
パンくず を買いました。(- 0 PS)
アルグ(83)の所持する 質素な保存食 を 質素な保存食 に合成し、 黒い宝石 に変化させました!
巻貝 から 前頭部着装型自滅突撃用すぱいらるほーん という 防具 を作製しました。 B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました!
B-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
ハル(942)の声が届いた: ハル「肉くいてえ!」
リッツ(1064)の声が届いた:
hydrangeaヒトハ(1324)の声が届いた:
生首ジーナ(1578)の声が届いた:
ルカ(1706)の声が届いた:
ノア(1718)の声が届いた:
さや(1721)の声が届いた:
ナツ(1726)の声が届いた:
シャリフ(422)の声が届いた:
くりゅ(754)の声が届いた:
アイキナ(856)の声が届いた:
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Next Battle |
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通常戦が発生!
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Data (第16回 第18回) |
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ENo.976 遠見 利範 |
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ENo.83 アルグ・アスティル ENo.724 新発田 源五郎 |
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[PL] ともとも |
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