「はい。試合ですので、公正にゃジャッジが入る、という事…そして、試合が終わった後に大会のほうでの治癒師がいらっしゃいますので、大事に至らにゃい、という点でも、この島の大会は水準よりは上かと存じます」
小さくため息をついた騎士にうなずき。そのため息の意味がわかったかどうかは定かではないが…小さくこぼした。
「…私はまだ、見習いの域を脱しませんからね…」

「…私は転々と移動しておりますが…しばらくは、砂地を進む事ににゃりそうです…暑さは体力だけでにゃく、集中力も奪いますからね…」
青髪の騎士にうなずく。少し思い出したのか、小さく息を吐き…

「…確かに、高々、と言われればそうにゃのかもしれませんが…天候や気候は、時に大きな影響を及ぼします。特に、接近戦においては、体力の消耗、移動速度、隙が出来るや否や…それらに関与するでしょうから」
頬をかくと、少し言葉がつまり、
「…最も、元々の体力や技術の面で、私は劣っているのですけれども」

「…今回から、組み合わせが発表されますね…もし、合間見えるときがあれば、そのときは全力でお相手いたします」
不意に気を引き締め、姿勢を正す。そして、小さくもらし、紅茶をすする…その声は誰かに聞こえたであろうか？
「…しかし…大会本部は一体何を考えて…」

Barbaross(410)からのメッセージ：
バルバロッサ「ふ、騎士の風格というモノは、後から自然についてくるモノさ。そう焦らんでも、な。」

バルバロッサ「それにしても、女性の騎士も随分とおるのだな、と、この島に来て感じさせられたよ。」

バルバロッサ「特例などではなく、普通に許可されているのだろうかね？」

フォル(603)からのメッセージ：
フォル「…姫君役って誰なんだろう…（闘技大会の参加者名簿の項をめくりつつ）」

リコ(1227)は馬から下りてこう言いましたとさ：
リコ「あ、ありがとうございます！
騎士の中にも馬は道具だなどと馬鹿を言う輩もいるというのに……流石です！」

リコ「……今のは、前回に返すべき返事だったのですが、気がついたら砂地で独り言を。
――忠告を受けていたにもかかわらず、熱にやられるなんて情けないことです」