各種宣言を行なう >> |
探索8日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 「地霊装飾」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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最近の私は、腕もそこそこ上がったと思うのです。 この間は、初めての依頼を貰うことも出来ました。 と、いうことで、かねてからの計画を実行しようと思うのです。 そう、この島で、自分のお店を出すという、計画を。 でも、私には一つだけ心配なことがありました。 私は他人と接するのが苦手なのです。 話すのは二体のハンドパペット、コウ(右手のパンダ型)とリト(左手の黒猫型)が代わりにやってくれるとは思うのですが、 だからといって私はただ立っているだけというのは、駄目な気がするのです。 いろいろ接客のハウツー本なども読んだのですが、書いてあるのは抽象的なことばかり。 具体的にどうやればいいのかは分かりません。 ……メイド喫茶のお話とかもあって、少し気にはなったのですが、 それは喫茶店で、装飾店ではありませんし。 でも、なんだかそういうインパクトが強いお店は、人気が出るのでしょう。 そのためにどうすればいいのかは、結局分からなかったのですけれど。 やっぱり机上のことだけでは駄目なのでは、とのコウの言葉に頷いて、 私は他の人たちがどうやっているのか、勉強するために町へ出ることにしたのでした。 たくさんの人が、広場には集まっていました。 路地の影から様子を覗いていた私は、一人の少女に注目していました。 紫色の髪を頭の両脇で二つ結びにした、可愛い女の子です。 彼女は弾けるような笑顔を浮かべていて、その周りにはひっきりなしに人が寄ってきています。 あれだけの人を寄せ付けるには、何か人と接するコツが隠されているのでしょう。 そう考えた私が、思わず身を乗り出した、その時です。 「あんた、何やってるんだい?」 後ろから投げかけられた冷たい言葉に、私は思わずびくりと身体をすくませます。 おそるおそる振り返ると、そこには青い髪の女性が立っていました。 背が高く、戦い慣れしていそうな、鋭い印象の人です。 彼女は、あの紫髪の少女の姉だと言いました。 ……そりゃあ自分の妹が、変な人に物陰から見られていたら、誰だって怒りますよね。 「こっち来なよ。何やってたか教えて貰おうじゃないか」 私はそんな彼女に、なすすべもなく連行されていったのでした。 「ふぅん、なるほど」 近くの中華料理店で、テーブルを挟んで向かい合う私と青髪の女性。 どうにか理由を説明した私たちに、その人(雅さんという名前なのだそうです)は頷いて見せました。 私たちはほっと息をつきます。 どうやら、不審人物のレッテルは剥がすことが出来そうです。 「けど、それならセスナを見ても仕方ないと思うよ。なにせあいつは……」 「ふっふっふ、そうでもないと思うよー? 雅ちゃん」 難しい顔をして言う雅さんを遮るように、高い声と、ぴょこんと飛び出す紫のツインテール。 テーブルの影から顔を出したのは、あの時広場にいた女の子でした。 「話は全部聴かせてもらったんだよー。えーと……」 「琴莉、だってさ」 「そうそう琴莉ちゃん」 指をびしっと私に突きつけて、得意満面で言う紫髪の少女(恐らくセスナという名前なのでしょう)。 彼女は近くに椅子を持ってきて、それに腰掛けました。 「で、そうでもない、っていうのはどういうことだい?」 「うーん、セスナの真似は確かに無理かも知れないけど、アドバイスならあげられるかなーって」 たとえばー、と彼女は雅さんの耳元に何か囁きます。 「……そんなので、うまくいくもんかね?」 「何もやらないよりはマシだと思うんだよー」 「まあ、そりゃそうだが…… 分かった。なんとかする」 話について行けずに、ぼんやりしていた私に、セスナさんはくすくすと笑いかけます。 「ね、明日来て欲しいところがあるんだよー。場所はね……」 何をされるのか少し不安でしたが、ヒントは何だって欲しいのが今の私です。 そんなわけで、私には頷く以外の選択肢はなかったのでした。 「えっとー、これを着てみて欲しいんだよー」 次の日、言われた場所を訪れた私にセスナさんが差し出したのは、一揃いの服でした。 意図が分からず服と彼女の顔を交互に見る私に、彼女はぴっぴっと指を振って説明を始めます。 「人と接するときは見た目が大切なんだよー。でも琴莉ちゃん、黒一色の服でしょ? それはどうかと思ったんだよ」 私は自分の服を見下ろします。彼女の言うとおり、黒一色の服。 ハンドパペットのせいで異様さが増幅されている気もします。 この格好では、そもそも話しかけてくれる人がいないのかもしれません。 私は渡された服を広げます。 紺色の上下に、フリルの付いた白いエプロン。 ……白いエプロン? 「……これって」 コウの微妙そうな声に、セスナさんが満面の笑顔で答えます。 「雅ちゃんが作ったんだよー。凄いでしょ」 「戦闘用じゃないから、縫製は少し甘いんだけどね」 「あー…… そういうことじゃないんですけれど……」 リトもさすがに返答に困ったような声。 ……確かに昨日、本で見て、気に入ってはいましたけれど。 セスナさんは、コウでもリトでもなく、私の顔を覗き込んで笑います。 「ね、じゃあ着てみてよー……って、雅ちゃん何するのー!?」 「着替えるときにあたしたちがいたら邪魔だろ。外に出るよ」 「えー、大丈夫だってばー。はーなーしーてー」 抵抗するセスナさんの声を残して閉じられた扉を見ながら、私は服に目を落とします。 ……やっぱり手元にあるのは、誰がどう見てもメイド服なのでした。 「おー、結構イメージ変わるねー」 「……へぇ」 私が着替えてから、入ってきた二人は少し驚いたようにそう言います。 私はというと、着慣れない服のせいで居心地が悪いような、そんな気持ち。 どこか変になっていないか、裾がまくれていないか、全然落ち着きません。 「ちょっとそのパペットが浮いてるけど……これは仕方ないのかなー」 「そりゃあ、ボクたちがいないと琴莉は話せないからね」 えっへんと胸を張るコウに、でも、セスナさんは少し考えるように俯きます。 「ホントはね、それもどうかなって思うんだよ」 うん? と首をかしげるコウに、セスナさんは続けます。 「琴莉ちゃんは装飾屋さんなんだよね。売り物の装飾を作ったのは、琴莉ちゃん。 だったら、それを買ってもらおうと呼びかけたり、買ってくれた人にお礼を言うのも、 琴莉ちゃんの方がいいんじゃないかな、って思うんだよ」 セスナとしては、だけどねー。と笑う彼女。 けれど私は、なんとなくその考えも頷けるような気がしていました。 私は人と向き合うことを避けていました。 だから尚更、痛いところをつかれたような気がしたのかも知れません。 「……じゃあ、練習してみる?」 コウが私に、呟くように言います。 少しの逡巡。そして、私はこくんと頷きました。 やっぱり、私も、少しは変わらなければいけないと思うのです。 「じゃあ私たちがお客さん役だねー。雅ちゃん、ちょっとー」 部屋の隅で様子を見ていた雅さんが、セスナさんと並びます。 「はーい、じゃあお店に来ましたー。スタート!」 セスナさんのかけ声。 その瞬間、私の頭の中にあった決意やその他いろんなことが、 綺麗さっぱり吹き飛んでしまいました。 今まで綺麗だった机の上が突然乱雑に散らかされてしまったように、 何を見つければいいのか分からなくなってしまいます。 お客さんがお店に来てくれました。 最初の挨拶は何と言えばいいのでしょう? 来てくれた人に感謝を込めて。 成功するのはインパクトのある接客。 今着ているのはメイド服。 そんな情報が一緒になって脳に流れ込んできます。 そこで、私の口から出た言葉は、 ……ええと、予想通りというか何というか。 「……お帰りなさいませ、ご主人様」 直後、空気が絶対零度の温度に固まったのは、言うまでもありません。 「……ほんとにもう、琴莉は喋らせるとロクなこと言わないよね」 「だからこそ、少しずつ慣れていかなければいけないのでしょうけれど」 自分の宿に戻ってきてから、コウとリトはずうっとこの調子でぶつくさ言っています。 ちなみにあの服は、記念にと無理矢理のように押しつけられてしまっていました。 ……あの時のことが恥ずかしくて、当分人前で着る気にはならないのですけれど。 「とか言いながら、ちゃっかり着て鏡の前でくるくる回ってるのは誰なのかな」 ……うるさいなあ。 人前じゃないから良いんですよ。ばか。 ------------------------------ 「文章が好きなんです、下手だけど」コミュのイベントに参加させていただいています。 お題:「18.お帰りなさいご主人様」 槍碧 雅 さま(ENo.766) セスナ・アルゼス さま(ENo.1160) のお二方をお借りしました。 どうもありがとうございました。
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Message |
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メッセージはありません。
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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大地の民(地霊コミュ) |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
なんでも許可! |
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文章が好きなんです、下手だけど |
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遺跡外の住人 |
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Main |
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のんびり休憩しました! HPが 410 回復! SPが 70 回復!
現在の体調は いい感じ!
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通常戦開始!
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リト「できるなら、逃げたいところなのですけれど。」 コウ「そう簡単には逃がしてくれないよ。リトも覚悟決めなっ!」」 歩行石壁「ただの壁じゃないよ!信じてッ!」 琴莉の集中LV0 琴莉のCRIが上昇! 琴莉のMCRIが上昇! |
非接触フェイズ
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琴莉の攻撃! コウ「痛い目に遭うのはこりごりだからね」 リト「少し、封じさせていただきます……」 パワーアブソーブ!! 歩行石壁のATが低下! 歩行石壁のMATが低下! |
戦闘フェイズ TURN 1
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琴莉の攻撃! コウ「もーちょっと、何か違う技名はなかったのかな。まあいいけどさ……」 イーッヒッヒッヒッ!! 歩行石壁は攻撃を回避! 歩行石壁に58のダメージ! 歩行石壁は凍結に抵抗! 歩行石壁「どうして壊そうとするの・・・?」 歩行石壁は攻撃を回避! 歩行石壁に58のダメージ! 歩行石壁に凍結を追加! 琴莉「……っ!」 クリティカル! 歩行石壁に66のダメージ! 歩行石壁に凍結を追加! 歩行石壁は凍結している! 歩行石壁の攻撃! 琴莉は攻撃を回避! |
戦闘フェイズ TURN 2
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琴莉「……?」 琴莉は歩行石壁を魅了した! 琴莉の攻撃! 歩行石壁に151のダメージ! 歩行石壁は凍結している! 歩行石壁は魅了に耐えている! 歩行石壁の攻撃! 琴莉は攻撃を回避! (歩行石壁の凍結の効果が消失) (歩行石壁の魅了の効果が消失) |
戦闘フェイズ TURN 3
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琴莉の攻撃! 歩行石壁に156のダメージ! コウ「ふぅ、黙ってくれたかな?」 琴莉の追加行動! クリティカル! 歩行石壁に185のダメージ! 歩行石壁の攻撃! 琴莉は攻撃を回避! 歩行石壁「ひどいよ!ひどいよぉッ!」 歩行石壁が倒れた! |
コウ「やった、勝てたね!」 リト「運が良かっただけです。思い上がらないようにしなくては……」 戦闘に勝利した! PSを 30 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! 琴莉(1982)は ただの石 を入手! エリア内を探索・・・ 琴莉(1982)は ただの石 を見つけました! 琴莉(1982)の 魔術 の熟練LVが増加!( 10 → 12 ) |
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訓練により 魅力 が 26 上昇しました!(能力CP - 28 ) 訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 8 ) 訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 9 ) 訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 10 ) 訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 11 ) 訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 12 ) 訓練により 地霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 13 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 15 ) 闇霊 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
技 アースクエイク を修得しました!
技No.18 お帰りなさいご主人様 を訓練しました。
おいしい草 を おいしい草 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました! おいしい草 を おいしい草 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました!
どうしようもない物体 から 練習用装飾その8 という 装飾 を作製しました。(- 10 PS) どうしようもない物体 から 練習用装飾その9 という 装飾 を作製しました。(- 10 PS) どうしようもない物体 から 練習用装飾その10 という 装飾 を作製しました。(- 10 PS)
どうしようもない物体 から 地霊装飾実験作2 という 地飾 を作製しました。(- 10 PS)
遺跡外に戻りました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
Data (第12回 第14回) |
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ENo.1982 琴莉 奏 |
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* 単独行動中 * |
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[PL] み。 |
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