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探索12日目 基本行動の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 |
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《…チッ》 《いきなり舌打ちかよ。ガラ悪いぞー、そういうの》 《…お前、わざとだろう》 《ん、なんの事かな》 《とぼけるな》 《俺が、ああいう手合いの人間が一番気に食わないのは知っているはずだな?》 《本当に、あんたって“意味なく死んでいく”ってのが嫌いだよな》 《でもあれも、過程の一つだ》 《意味がなかったわけじゃないだろう》 《不確かなものに望みをかけて、そのまま息絶えることに何の意味がある》 《確かに血は続くだろうが、“個”は既に死を迎えている》 《終わっているんだよ。目的を達する前に、全てがな》 《そうかねえ…》 《…じゃあ、あんたの言う“意味のある終わり”って何だよ?》 《結局、全ての命はいつか消える。そこは同じはずだぜ》 《…ふん》 《随分と切りがいのあるカードを出したもんだ》 《容赦はしない。ばらばらに切り刻まれると思え》 ◆或る暗殺者の夢◆ 空を見上げると、そこに広がるのは月夜だった。 星の輝きはなく、ただ月明かりだけが広がる夜。 街に並んでいるランプの灯りが、この視界を助けてくれる。灯りは、足先に広がっている道を淡く照らしていた。 ふと、思うところがあって右手を真っ直ぐに伸ばす。横に。触れたのは石の壁。触れた手はそのままで足を進めた。壁はそのまま。どれだけ進んでも、壁は途切れない。随分大きな建物を囲っている壁らしい。 ……と。 「きゃああぁあっ!!」 何の前触れもなく、高い叫び声がした。壁の向こう側からだ。足を止め、壁を見上げる。 それまで、街灯のみが灯りだったはずのそこに、目まぐるしい色が灯された。白、黄色、橙、赤。 「殿下! 殿下、しっかりして下さいませ!!」 「賊だ! 賊が侵入した!!」 「近衛兵は何をしていた! 侍女達は早く殿下を医務室へ!!」 様々な声が、光の中に織り交ざっている。何か大変な事があっている、というのが聞いていればすぐ分かることだったが、何故かそこに“焦り”という感情は芽生えない。 …やがて、派手に窓ガラスを割る音がして、そこから誰かが降って来た。いや、飛び降りてきたというのが正しいか。 一般的に、暗殺者が愛用すると言われているカタールを両手に構えたそいつは、窓から易々と壁を乗り越え、そのまま優雅とも言える動作で着地した。自分の目の前に。 「……!」 そいつは、すぐにこっちに気付いたらしい。闇の中でも尚、紅く燃えている瞳に殺気を宿らせ、こちらを睨んだが…すぐにそれは解かれた。 「…お前…?」 そう一人ごちる。言葉の意味が分からない自分は、とりあえず顔をしかめるしかなかったのだが。 そうこうするうちに、壁の向こう側は随分と騒がしくなってきた。このままじゃ、いずれ捕まる。向こうもそう思ったらしく、小さく舌を打った。 「来い!」 手を伸ばされ、腕を掴まれ、そのまま走る。抵抗する、という選択肢はなかった。 そいつは黒い髪をなびかせて凄い勢いで壁から離れる。付いて行くのが精一杯だ。 そしてあっという間に、壁が夜景の一部になる丘までやって来ると……やっと、そいつは自分の腕から手を離した。離されて気付いたが、随分強い力で握り締められていたようだ。ずきずきと痛むのは、気のせいじゃない。 「はあ…。…ったく、何だって言うんだ、今夜は」 ひどくぶっきらぼうな口調で、こちらを睨む。 あの紅い目は健在。声を聞けば分かる、こいつは男。年は……少なくとも、自分よりは上。 「…あの」 とりあえず、声を発してみた。向こうは睨みなようなそうでないような、微妙な視線を返してくれる。 「とりあえず、ありがとうございました」 「はあ?」 「あなたがあそこから連れ出してくれなかったら、僕が賊扱いされていただろうから」 「…その、賊扱いされる原因に、言う台詞か? それは」 「あ、それもそうですね」 「変な奴だな」 そう言って、相手は呆れる。 が、その表情がすぐに解かれ…その代わり、これ以上ないほど真剣な目をしてこちらを見る。視線が交錯した。自分の目と、彼の目が。 「…お前」 「何でしょう」 「…いや、会ったことはないよな。俺と、お前」 「はい?」 いきなり投げられた言葉を理解するのに、若干の空白。…どういう意味だろう? 記憶を揺り起こしてみるが、間違いなく彼と自分は会ったことはない。これが初対面のはずだ。 「…ない、と思いますよ?」 曖昧な表現をしてみるものの、実際は断言したっていい事柄だ。 自分と彼は、初対面。今日初めて出会った、互いの名も知らない間柄。 「そうか。…そうだよな。すまない、変な事を言った」 「いえ」 短く切り返し、そこで会話は終了する。 月明かりのみが照らす夜。そんな中、黒い髪を持つ自分と彼。若干、居心地の悪い時間。 「…少し、お尋ねしていいですか?」 気付けば、そんな言葉が口を付いて出ていた。 何故そんな事を言ったのか、正直なところまるで分かってもいなかったにも関わらず、だ。 「ん?」 「尋ねるまでもないと思うんですが、さっきの賊っていうのはあなたのことですよね?」 「あぁ、まあな」 あっさりと肯定。 肯定されたことよりも、間を置かずに即答された事に若干驚く。もう少し躊躇うものと思ったが。 「どうしてそんな事を? あなたは、とてもそんな人には見えないのに」 「“そんな人”?」 「人を、簡単に蔑ろにするような人には見えないって事です」 「なるほど」 「自分で言う台詞じゃありませんが、これでも人を見る目はそれなりに鍛えられているもので。それに、あなたは特に分かりやすい。…その目」 その、紅の目は。 濁れば瞬く間にどす黒い血の色に染まるだろうその紅。 けれど、賊と貶められているはずの目の前の青年が持つそれは、一点の曇りさえ見せずそこに在る。まるで炎のように。 賊とは、他者を踏み台にしてのし上がる者。他人の血で染まり、その目が血の色になるのが当然で、むしろそのような鮮やかな輝きのままでいる事の方がおかしいのだ。 「目? これがどうかしたか?」 「赤は、最も人柄を表し易い色の一つですよ。僕もその色だから、よく分かります」 「…ふむ。確かに、その言葉に同意出来る部分がある」 そう言って、彼は腕を組んだ。感心さえしているように見える。 「しかし…見ず知らずの子どもにそんな事を言われるのも不思議だが、そんなことを言われて納得している俺自身も、それ以上に不思議だな。本当に、お前と俺は初対面だよな?」 「そのはずです。…まあ、僕もわりとそのあたり、自信がなかったりするんですが」 「うん?」 「…初対面のはずなのに、他人のような気がしないもので」 それは紛れもない事実であり、本音。だが、それによって生じる微妙な違和感の正体は、こうして会話を続けていても見えてくる様子さえない。 ただ、違和感をこのままにすると何となく落ち着かないから、こうやって会話を続けているのだけど。…多分、彼も似たようなものだろう。 ふう、と息を落とした音が聞こえる。 「…ならついでだ。少し、俺の愚痴に付き合え」 「はい?」 「目の色繋がりだ。初対面でありながら他人のような気がしない。愚痴をこぼすには丁度いい」 「随分と薄っぺらい繋がりですね。でも、構いませんよ。僕でいいのなら」 「ああ。何せ、ここ最近弱音らしい弱音を零した覚えがない」 そう言って、彼は早速とばかりにその場に腰を下ろす。 それに習って、隣に座った。柔らかな灯りが降り注ぐのを、全身で感じる。 「巷じゃ、暗殺者って呼ばれてる」 「あなたが?」 「いや、俺達だ」 「複数形ですか」 「ああ。実際、名前も知らない他人を殺したこともある。逆に、名前も知らない誰かに殺された事も」 「…仲間を?」 「家族を」 「辛いんですね」 「そうも言ってられない」 「何のために、戦ってるんですか。人を殺してまで、守る価値があるものですか?」 「そこで『いいえ』と答えたら、俺達が生きる意味はなくなる」 「そりゃそうですね」 「少なくとも、俺達にとってそれは価値があるものだ。他人を虐げても、自らを貶めても。…この命、全てを犠牲にしてでも、守ろうと思えるものだ」 「…でも、時折それがすごく重く感じることがあるんですね」 「…」 「守りたいものって、少し間違ったらただの鎖にしかならないから。その重さを大事に思えるか、それとも煩わしく思ってしまうか。人の信念なんて絶対じゃなくて……だからこそ、揺らいでしまう」 「参った。そこまで読まれてるか」 「そりゃあ。僕達、なんだか似てるみたいですし」 「目の色も髪の色も同じだしな」 「ええ」 頷いて、そっと盗み見ると彼は穏やかに笑っている。 そんな風に笑えるような話をしているつもりはないのだけど…こんな淡々とした会話で、彼は満たされているのだろうか? 「…うん、少し楽になった。荷物も軽くなった気がする」 「これだけで?」 「充分さ。…これが終わったら、少し遠出をするつもりだった。正直、あの重さを抱えたまま行くのは少ししんどかったんだが……これなら、行けそうだ」 「……どこに?」 何気なしに尋ねた言葉。 彼は目を数度瞬かせ、そして唇の両端をゆっくりと持ち上げる。 「死地へ」 ああ。 本当を言うと、その後に『帰って来たならまた、弱音に付き合いますから』と続けようと思っていたけど。 どうやら、それは無理なようだ。 たった三文字。その三文字で分かった。彼は帰って来るつもりなどない。 「…そう、ですか」 「ああ」 「じゃあ、ここでお別れですね」 「そうだな。弱音に付き合ってくれてありがとう」 「いえ」 「最後に一つ。お前、名前は?」 「え?」 「似た者同士なのに、名前も知らないのは少し寂しい」 「あぁ………」 そう言えば、名前を言い合ってすらいなかったのか。 ただ見た目が似ているというだけで、こんなところで会話をしていた。人を殺めた手を持つ者と。 ……それもいい。こんな、夢が現実か分からない月夜なら。 「アレン」 「アレン?」 「はい。僕の名前です」 「……そうか。俺はルシフェル。最後の最後で、俺の弱音を聞いた奴の名前がその名前ってのも、何の皮肉かな。確かに、ありきたりな名前じゃあるんだろうが」 「え?」 「…どうせ最後だ。なあ、アレン。俺達が今、賢明に守ろうとしているものを、最初に守ると決めた者の名前を。お前に、教えておくよ」 そして、投げかけられた名前。 ……月は輝く。 残されたのは自分ひとり。彼はもう行ってしまった。もう会うことはない。彼は戻ってこないだろう。 残っている自分。けれど、自分も、もう行かなくては。 受け継いだ道を紡ぐために。先に待つ者達へ紡ぐために。
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![]() | Message |
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プラム&わん太(998)からのメッセージ:![]()
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | 壁役でも良いじゃないか! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 突撃依頼受付中 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 文章が好きなんです、下手だけど |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | Main |
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のんびり休憩しました! HPが 895 回復! SPが 79 回復!
焼きそばパン を食べました。
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通常戦開始!
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![]() ![]() ![]() ![]() アレンの攻撃LV0 アレンのATが上昇! アレンのMATが上昇! アレンの回避LV0 アレンのEVAが上昇! アレンのMEVAが上昇! リュウの魔攻LV2 リュウのMATが上昇! リュウの集中LV1 リュウのCRIが上昇! リュウのMCRIが上昇! リュウの防御LV0 リュウのDFが上昇! リュウのMDFが上昇! リュウの回避LV0 リュウのEVAが上昇! リュウのMEVAが上昇! リュウの防御LV0 リュウのDFが上昇! リュウのMDFが上昇! リュウの加速LV0 リュウのSPDが上昇! リュウの体力LV0 リュウのMSPが15上昇! リュウのSPが15増加! リュウの命中LV0 リュウのHITが上昇! リュウのMHITが上昇! インプの体力LV0 インプのMSPが3上昇! インプのSPが3増加! ゾンビの活力LV1 ゾンビのMHPが128上昇! ゾンビのHPが128増加! |
非接触フェイズ
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リュウの攻撃! ![]() ディム!! ゾンビに307のダメージ! ゾンビは攻撃を回避! |
戦闘フェイズ TURN 1
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![]() リュウはゾンビを魅了した! リュウの攻撃! ![]() ウィンドシンパシィ!! アレンの風特性が上昇! アレンの風耐性が上昇! リュウの風特性が上昇! リュウの風耐性が上昇! アレンの攻撃! ![]() プロテクション!! アレンが次に受ける物理攻撃のダメージが軽減されます! アレンが次に受ける魔法攻撃のダメージが軽減されます! インプの攻撃! ![]() カース!!1 ![]() リュウは攻撃を回避! ゾンビは魅了に耐えている! ゾンビの攻撃! ![]() つぼ押し!!3 アレンは攻撃を回避! (ゾンビの魅了の効果が消失) |
戦闘フェイズ TURN 2
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![]() リュウはゾンビを魅了した! リュウの攻撃! クリティカル! ゾンビに308のダメージ! アレンの攻撃! ![]() ハッシュ!! ゾンビに147のダメージ! ゾンビに152のダメージ! ![]() インプの攻撃! ![]() ディム!!2 リュウは攻撃を回避! ゾンビは魅了に耐えている! ゾンビの攻撃! アレンは攻撃を回避! (ゾンビの魅了の効果が消失) ![]() ゾンビが倒れた! |
戦闘フェイズ TURN 3
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リュウの攻撃! クリティカル! インプに337のダメージ! リュウの追加行動! インプに297のダメージ! ![]() アレンの攻撃! インプに245のダメージ! インプの攻撃! ![]() カース!!1 ![]() アレンは攻撃を回避! インプが倒れた! |
![]() ![]() 戦闘に勝利した! PSを 45 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! リュウ(264)は 腐肉 を入手! エリア内を探索・・・ リュウ(264)は 魔法樹の欠片 を見つけました! アレン(385)は マイケルの欠片 を見つけました! リュウ(264)の 幻術 の熟練LVが増加!( 16 → 17 ) アレン(385)の 短剣 の熟練LVが増加!( 12 → 14 ) アレン(385)の 命術 の熟練LVが増加!( 7 → 8 ) |
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訓練により 魔力 が 10 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 魔力 が 10 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 魔力 が 11 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 天恵 が 10 上昇しました!(能力CP - 6 ) 訓練により 天恵 が 11 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 防具 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 7 )
リュウ(264)から 山査子 を受け取りました。
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
サキ(670)の声が届いた:![]()
狐憑きの少女つづら(896)の声が届いた:
メル(1916)の声が届いた:
新人探偵レイ(204)の声が届いた:
ハル(324)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B1F J-22 / 魔法陣
通常戦が発生!
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![]() | Data (第11回 第13回) |
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ENo.385 アレン=リングフォード |
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ENo.264 リュウ=G=レーゲン ![]() ![]() |
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[PL] ☆のひと |
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