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探索6日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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「7月7日……」 灼は、焦の携帯電話の画面を見て久々に日程を確認した。 月日の流れ方についてはいわゆる中の人がいるほうと外の人がいるほうで 約7倍ほどの差があるのだがとりあえずその事は置いておいて 今日が七夕だったのだと夜も更けてからようやく気付いた。 「おいジャック!人のものを勝手に触らないでくれないか」 「お前喋り方うざいよ……」 ぼそりと辛辣に呟きながらも、相手の言っていることはもっともだったので 灼は素直に携帯を畳んで焦に放り投げた。 「ちゃんと電源切ってくれよ。それねーと時間も何も分からんし」 「お前、僕の携帯を高性能な時計付きカレンダー程度にしか認識しとらんな…… 日にちくらい星と太陽の高さを見れば分かるだろうが!」 「お前は羊飼いの一族か何かか!?」 わけのわからない反論をしてくる相手を怒鳴りつけ、灼は空を見上げる。 ここの島の空はどうやら空気が読めていないようで、 七夕にも関わらず空は半分近くが暗い雲で覆われていた。 星の名前など小学校の理科の授業で少しかじった程度だったが、それでも 織女星と牽牛星が雲に呑まれていることは見てとれる。 「夢見る恋人は残念無念だな……今時七夕もはやらねーか」 「お前は相変わらずロマンというものが分かっていないな。 何光年もの距離を隔てて光が届いているのに、今更十数キロ程度の位置に遮蔽物が あろうとなかろうと何も変わることはないだろう?」 「どっちかっつーとそっちのがぶっ壊しじゃねーか……」 今日は風も弱く、雲は流れてはいるが泥のようにのろのろとしか進まない。 首を反らすのに疲れて、灼は砂地の上に寝転んだ。 考えてみれば、都会で18年間のアパート暮らしをしてきた生涯で これはなかなか珍しい体験かもしれない。 (一部、学園で少しの間過ごした頃に似たような事をしたような気がしないでもないが) 「ジョーさぁ、星とかって分かる?」 「もちろんだ。僕に分からない事は少ししかない。 星とはあれだ、光って燃えて浮かんでいるやつだ」 「何光年も離れてるものを地球の重力主体で考えられるお前を尊敬するよ……」 街明かりの無いこの島では、星は点というよりも霞のように滲んで光っている。 月はどこかの雲の裏に隠れているようで、一層星が明るく見えた。 「………」 「……………」 「………」 「うっわぁこの子18にもなってお星様にお願いしてるよはっずかしい……」 「してねーよ!」 灼が寝転んだまま黙り込んでいると、焦が茶化すような声をかけてきた。 反射的に返してしまった灼は、そのせいで自分でも気付いていなかった自分の感情に気付いた。 確かにある意味、自分は星に願いをかけていたのだ。 早く家に帰りたいと。 「……本当の本当にさー、もっと進んでくわけ?ジョー」 「なんだ、今更怖じ気づいたのか?」 「そもそも最初っから乗り気じゃなかったんだけど… 暇つぶし程度のノリで始めたなら、このへんでやめとかね?」 灼の声は真剣だった。少なくとも、冗談を話している調子ではなかった。 膝に星座早見板を乗せて空を眺めていた焦は、寝転んだままの弟を見下ろし その足首を軽く掴んで半回転させた。 「いたたたたいてぇいてぇ!」 「ジャック、いい加減にしろ。この話題をもう5回は引きずっているだろう。 いつまでも同じことをぐだぐだと言っているな、女々しいにもほどがある。 僕の作った飯に文句を言うのは……まぁ許すが、来ると決めたものを今更なんだ」 「ほとんど半強制的に連れてこられたんスけど……」 その言葉を黙殺し、焦は紙皿のような形をした星座早見板を フリスビーのように放り投げて灼の顔面にぶつけた。 立ち上がり、更に高低差を付けて灼を見下す。 「いいか、僕は進むと言ったら進むぞ。 お前は自分がめんどくさいとか辛いとかいうだけで、僕の邪魔をするというわけか?」 「いや、そりゃ俺にもちぃーーさな親切心くらいあるさ。でもぶっちゃけて言っちまえば、 この遺跡探検に何の意味があるんだ?財宝はあるとして、俺達程度が手に入れられるモンかよ? 島に来た他の奴ら見ると、とてもそんなレベルとは思えないぞ」 「あらゆる困難が科学で解決するこの時代において、ここまで堂々と刃物を振り回せる場所はなかなかないぞ。 お前もここに来て少しは短剣の腕が磨けただろう。このまま向上心を持って鍛えれば 最終的には世界に名だたる暗殺者とかそのへんの職業につけるかもしれんぞ!」 「名だたってる時点で暗殺者として終ってるよ………」 提案を一蹴して灼は横になったまま投げつけられた星座早見板を投げ返した。 低い位置から投げられたそれは、焦の脛の真ん中に硬質の音を立ててぶち当たる。 焦はほんの少しの声も上げなかったが、絶望的に痛かっただろうことは 弁慶の泣き所という慣用句から考えてもバレバレだった。 「……この事はマジで聞いておきたいんだがよ。 お前、なんでこんな事にこだわるの?そこまで金が欲しいなら働けよ」 「別に僕は金が欲しいわけではない、財宝が欲しいんだ。 三千万円の札束と三千万円相当の宝石の眠る洞窟の所有権だったら、お前も後者を選ぶだろう?」 「ヤラセくせぇなその洞窟………じゃあ、おまえが戦ってくれよ。それなら俺も文句は言わねーさ。 俺がヤだっつってんのは、お前が連れてきたくせにお前が料理以外の何もしないって事だっつの」 「………………」 急に、焦は真面目くさった顔つきで灼を睨みつけた。 食って掛かった灼のほうが逆に戸惑わされて、口を噤む事になる。 「…………本当は、僕は……」 「……………」 「…僕は、死んだと伝えられてきた父さんがこの島にいると」 「はいボツ」 空気が崩れるまで6分の1秒程度しかかからなかった。 「説得力に欠けるにもほどがあるわ。 もっとマシなネタ考えろよ」 「くっ……住んでた村が敵に襲撃されて……」 「ねーよ!」 「……………お姫様が魔王に攫われて……」 「目的変わってるじゃねーか!」 「………空から女の子が降ってきて……」 「お前の目指すべきは違う遺跡だ!」 いつの間にかいつもの話の展開に切り替わってしまっていた。 どこまでも真面目になりきれない兄と、ついツッコミを入れてしまう自身を悔やんで 灼は気を落とした様子で額を抑えた。 「……まぁ、目的の事は取りあえず保留でもいい。 次に遺跡外に出て武器を見繕ったら、お前がメインに出て戦えよ!」 「だからそれに関しては分かったと言っているだろう。 相変わらず脳味噌がスポンジ並みにスカスカな男だな……」 「俺がスポンジ焼きだったらお前はカルメ焼きレベルだよ………」 ますます気が滅入ってきた灼は、密かに星への願いを付け足した。 「(ジョーがせめて小学生高学年レベルの大人しさでも身につけてくれますよーに……)」 ________________ *探索5日目 (黒い革の日記帳より) 本日はお日柄も悪く絶不調だった。 先日川に飛び込まされたことが災いしたらしく、朝からやや風邪気味で 焦にうつらないかとも期待したがダメだったようだ。 いつになればあいつの体力は底をついてくれるのだろうか。 今回の練習試合では、 結果はまたもや引き分け。俺ってもしかして弱いのか? やけに自己主張の強い壁が向かってきたので、倒した。 蠍や蛇はぎりぎり解ってやらないでもなかったが、 あの壁はいったいどういう器官を用いて見て聞いてそして喋っているのだろうか。 焦が解剖を試みたらしいが、その後珍しく何も喋ろうとはしなかった。一体何を見たのだろう。 明後日には魔法陣にたどり着くころだとう思う。 外に出たら食料と、あともう少しまともな防具の調達をしたい所だ。 これから進む先ではより強い敵の出てくるエリアに差し掛かることもあるらしいので、 慎重に進んでいかなければいけない。 夕食後にまた焦と言い合いになったが、改めて日記を見返してみると この俺も意外とノリノリである。なんだか複雑な気分になった。 今日の日記はこれで終える。
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Message |
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赤毛のスグリ(1173)からのメッセージ: 赤毛のスグリ「はじめまして!スグリっていうのよ(*´ω`*)(しっぽをぴーんと立て)」
赤毛のスグリ「とうぎ大会、いっしょに出るのだわ!(ふかふかの猫の手で握手しようと2人の足元でぴょんぴょん跳ねている)」
今日はメッセージを送っていません。
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Main |
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のんびり休憩しました! HPが 133 回復! SPが 12 回復!
はやい を食べました。
【第10回更新からの闘技大会参加メンバー】 このチームで 闘 技 大 会 に参加しました!
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通常戦開始!
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ジャック「が、がんばりまーす。」 毒百足「そんな変な目で見ないでよ、私ピュアなんだから。」 ジャックの加速LV0 ジャックのSPDが上昇! ジャックの回避LV0 ジャックのEVAが上昇! ジャックのMEVAが上昇! |
非接触フェイズ
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行動者なし! |
戦闘フェイズ TURN 1
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ジャックの攻撃! ジャック「当たり所悪くても恨まないでください」 ハッシュ!! 毒百足に131のダメージ! クリティカル! 毒百足に155のダメージ! 毒百足の攻撃! ジャックは攻撃を回避! |
戦闘フェイズ TURN 2
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ジャック「え、何?何ですか?」 ジャックは毒百足を魅了した! 毒百足「あぁん!惚れちゃいそう!」 ジャックの攻撃! 毒百足に169のダメージ! ジャックの追加行動! クリティカル! 毒百足に191のダメージ! ジャック「よっしゃ!」 毒百足は魅了に耐えている! 毒百足の攻撃! ジャックに105のダメージ! (毒百足の魅了の効果が消失) 毒百足「いいわ!あなたいいわねっ!」 毒百足が倒れた! |
ジャック「あー怖かった。死ぬかと思った……」 戦闘に勝利した! PSを 60 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! エリア内を探索・・・ ジャック(803)は 巻貝 を見つけました! ジャック(803)の 短剣 の熟練LVが増加!( 7 → 8 ) |
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訓練により 体格 が 15 上昇しました!(能力CP - 15 ) 訓練により 体格 が 16 上昇しました!(能力CP - 16 ) 訓練により 敏捷 が 15 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 10 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 11 ) 訓練により 短剣 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 短剣 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 6 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 12 )
技 微塵切り を修得しました!
おいしい草 を料理し、 やさいいため をつくりました。 おいしい草 を料理し、 やさいに をつくりました。 おいしい草 を料理し、 やさいじごく をつくりました。
E-13 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】 |
Special Event! |
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隠者マルクスバレッジ が願いを叶える・・・
( 156 )力が欲しい【全能力+5】 |
【成長】 能力CP が 23 増加! 戦闘CP が 21 増加! 生産CP が 13 増加! 上位CP が 10 増加! NP が 1 増加!
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声が聞こえる・・・ |
ガル(14)の声が届いた: ガル「夏と言えばすいか割りだー!」
お子様(1295)の声が届いた:
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Next Duel |
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B1F G-12 / 砂地
【パーティのデュエル行動】* ジャック(803) : 誰かに練習試合を申し込む ジャック(803)の行動が選択されました!
ランダム選別による練習試合が発生!
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Next Battle |
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B1F G-12 / 砂地
通常戦が発生!
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Data (第9回 第11回) |
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ENo.803 キリサキ兄弟 |
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* 単独行動中 * |
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[PL] 木霊 |
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