場所 | 遺跡外
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HP |
879 / 879
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SP |
117 / 117
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持久 |
12 / 12
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体調 | いい感じ!
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宝玉 | ○○○○○○○
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CP |
25 15 10 0 (50)
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GIFT | 0
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PS | 0 |
NP | 0
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業 | 0 |
前科 | 0
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撃退 | 0 |
連勝 | 0
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体格 | 80 |
魔力 | 50
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敏捷 | 50 |
魅力 | 50
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器用 | 80 |
天恵 | 65
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[ 修 得 技 能 ] |
1 | 弓矢 | LV5 | (熟練LV5)
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2 | 軽業 | LV3 |
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3 | --- | |
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4 | --- | |
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5 | --- | |
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6 | --- | |
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7 | 料理 | LV1 |
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8 | --- | |
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9 | --- | |
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10 | --- | |
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11 | --- | |
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12 | --- | |
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13 | --- | |
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14 | --- | |
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15 | --- | |
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16 | --- | |
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* 単独行動中 *
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![](../p/season2/firesult1/hs.gif)
愛称 | あやめ
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種族 | 絡新婦
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性別 | 女
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年齢 | 歳350年程度
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守護 | 魔王エリエスヴィエラ
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「やったー!やっと成功したー!!」
初夏、そこは人里から遠く離れた、木々の鬱蒼と茂る森の奥の奥、アヤメの咲く広場の中心で一人の女が飛び跳ねるかのように喜んでいた。 「はぁ・・かれこれ50年はかかったわ。でもこれでこの森から出れるってものよ!・・・って、あれ?」 喜びが引いて少し冷静になった女は視界の端にあってはならないものを見つけてしまう。・・・それは背中から長々と出た蜘蛛の足だった。 「えええええーー!完璧じゃなかった???!?」
そう、女は絡新婦。絡新婦は齢400歳で人姿になれるという。この絡新婦は300歳を越えた辺りから、といっても絡新婦としては若いのだが、人姿になる練習をしてきたのだ。 それはひとえにこの森を出たいがため。幼き頃から外界というもの、この森を出て行ったら何があるのだろうとそのことばかりを考え続けていたのだ。 仲間内に訊いてみると、皆口を揃えて言うには「人間というものがたくさんいる。外に出るにはその姿になれないと話にならない。」ということだった。 その当時の女には人間というものもわからなかったが、それは人里に行ったことのあるものに化けて貰って知ることが出来た。 そして女はその頃から必死に練習をし、つい先ほどようやく念願叶ったと喜んでいたのだ。だがそれは完璧ではなく、まだ夢は叶わない、はずなのだが・・・。
「うーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・よしっ。まぁそのうちなんとかなるということで!ようやくそれらしくなったんだからね。少しぐらいおまけしてくれたっていいよね。・・・・・・ここから脚が引っ込むまであと何年かかるかわからないし。」 ・・・よくわからないことを言う。背中から脚が、それも8本も出ていてはどう贔屓目に見たとしても人姿とは言えないだろう。これまで50年頑張ったんだから後少し頑張ればよさそうなものなのだが、もう一度高ぶってしまった心は抑えられないようだ。
初夏の微風吹く中、女は迷うことなくこの森を出て行く。最早背中の悩みなどない。女は胸を期待でいっぱいにしながら、傍らに咲く花を見てこれから「あやめ」とでも名乗ろうかしらと考えていた。
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